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難解なハンデ戦だが、過去10年の連対20頭中16頭がハンデ55キロ以上で、ある程度の実績が求められるレース。長距離重賞で実績のある馬か、条件戦勝ちから参戦する勢いのある馬が中心になる。
本命は(8)ムスカテール。右回りだとモタれる面があるが、左回りは【3・1・0・2】で掲示板外なし。特に東京の芝2400メートル以上は3戦して2勝2着1回で、いずれもメンバー最速の上がりをマークしており、最も力を発揮できる舞台だ。
昨年は準オープンのオクトーバーSを勝った直後にこのレースに挑み、勝ったルルーシュから0秒2差の2着と好走。それ以来の東京参戦となった今年5月の目黒記念では、逆にルルーシュに1馬身半差をつけてレコード勝ちした。昨年より力をつけており、ハンデも57・5キロなら問題ない。
前走の産経賞オールカマーは9着だったが、4カ月ぶりだった上、不得手な右回り。目黒記念Vも天皇賞・春16着からの巻き返しだっただけに、得意の舞台に替われば劇的な変わり身が見込める。
○(15)エックスマークは条件戦を連勝中で、勢いは一番。芝2200メートル以上では競走中止の一戦を除けば【3・1・2・0】と崩れておらず、追って味のあるタイプで広く直線の長い東京は向く。スタミナ豊富でコース実績もある▲(16)アドマイヤラクティ、ハンデ54キロが魅力の●(=二重△)(18)ホッコーブレーヴも侮れない。
馬単(8)⇔(15)(16)(18)を本線に、(8)→(3)(7)(13)。
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