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◆「状態はいい感じ」〔17〕ローブティサージュ
ローブティサージュは、栗東で軽めの運動を消化した。「もう少し内枠が欲しかったけど、外枠で揉まれない方が引っ掛からないかも。昨日も乗って(坂路で)折り合いはついていたし、状態はいい感じです」と北村調教助手。阪神JF以来勝ち星から遠ざかっているが、GI馬の巻き返しに期待している。
◆「申し分ない状態」〔14〕デニムアンドルビー
デニムアンドルビーは栗東坂路をキャンターで軽快に駆け上がった。「動きはよかった。春先に比べてしっかりカイバを食べられているのがいい。申し分ない状態で臨めると思う」と角居調教師はうなずく。今年登録した凱旋門賞(不出走)について「(来年も)可能性はあるでしょう」と期待を寄せるほどの素質馬。GIタイトルを獲って、弾みをつける。
◆「気分良く走れば」〔6〕ウリウリ
ローズS3着で出走権を得たウリウリは、栗東で角馬場から坂路。ゆったりとしたキャンターで駆け上がった。「(2走前の)中京あたりから体に実が入ってきている。落ち着きの中にほどよく気合が乗っているね。スタートセンスはいいし、どの位置からでも競馬ができる。気分よく走れれば」と、田代調教助手は好勝負を期待する。
◆最内枠心配なし〔1〕スマートレイアー
重賞初挑戦がGIとなるスマートレイアーは、栗東の角馬場で調整した。「今日は柔軟運動。ガス抜きですね。動きに柔らかみがあって、とにかく順調にきています」と大久保龍調教師。最内枠からの競馬になるが、「特に心配することもないですよ」とうなずいた。4月デビューながら、ラスト1冠まで駒を進めてきた愛馬を自信を持って送り出す。
◆ムーズに輸送〔12〕エバーブロッサム
ローズSで14着と完敗したオークス2着馬エバーブロッサムは、セキショウと同じ午後1時9分、京都競馬場に到着。「前走の阪神のときは、輸送が普段より3時間以上も多くかかった。それで馬体が減り、走る気もなくなったようだ。それに比べて今回はスムーズ。厩舎周りを歩いたが、落ち着いていて雰囲気はいい。力はある」と池田調教助手は変身に期待する。
◆2冠制覇へ好感触〔16〕メイショウマンボ
オークス馬メイショウマンボは、栗東CWコースを1周してから坂路で調整と2日連続同じメニューをこなした。休み明けの前走のローズS(4着)を使って、体調は上昇カーブを描いている。「1度叩いて良くなっている。落ち着いていますね。(前走後は)疲れもなさそうなので調教量を増やしていますが、大丈夫ですよ」。2冠制覇へ、塩見調教助手は好感触を伝えた。
◆順調…一発勝負〔10〕サクラプレジール
11日に栗東トレセン入りして当日輸送で臨むサクラプレジールは、運動で調整した。秋の始動戦は紫苑Sを予定していたが、体調が整わず回避。一発勝負になるが、前田調教厩務員は「無理して使わなかったのが良かった。順調に来ている」と期待を込めた。
◆生涯最高のデキ〔5〕セキショウ
紫苑Sを勝って優先出走権を獲得したセキショウは、エバーブロッサムと同時刻に京都競馬場に到着した。12月に定年となる長島厩務員は「3連休の初日と事故渋滞もあって、1時間半ぐらい予定をオーバーしたが、オトコ馬みたいに落ち着いている。デキは生涯最高。2番手から4コーナーでハナに立ち、一発ないかと思っている。勝って定年なら最高」と笑顔をみせた。
◆枠真ん中楽しみ〔9〕ノボリディアーナ
ノボリディアーナは、栗東坂路を2本上がって入念な調整。「体が増えている(10日計量で16キロ増)から2本上がれるよ。状態は変わりなくきている」と松永昌調教師は、前走後の順調な過程に笑顔。「枠も真ん中で競馬がしやすいし、いい枠があたったと思う。良馬場でやれそうだし、楽しみだね」と期待していた。
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