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上半期を締めくくるビッグステージ「第57回宝塚記念」(26日、阪神、GI、芝2200メートル)へ向け22日朝、ファン投票1位のキタサンブラックが栗東トレーニングセンター(滋賀県)のCWコースで、長めから手応え十分の動きを見せた。“完成”に近づいたアクションに、調教チェッカーズも迷いなくA評価。北島三郎オーナーの“まつり”V演が、’15菊花賞、’16天皇賞・春の淀に続いて、仁川でも響くか。
大阪夏まつりへ、準備は万端だ。菊花賞、天皇賞・春に続くGI3勝目へ、ファン投票断トツ1位のキタサンブラックが、見事な“省エネデモ”で態勢を整えた。
曇り空の栗東。西の主役は、CWコースでクールヤシャマル(3歳未勝利)を2馬身追いかけ加速した。その背中には常に追い切りを担当している黒岩騎手(レースは武豊騎手)。コンビネーションは抜群で、完璧な折り合いをつけて進んだ。
“らしさ”が前面に出たのは直線だ。ラスト1F手前でクールに馬なりのまま並びかけると、いつでも突き放せる手応えながら、自然と相手に歩調を合わせる。ゴール地点でも同様。格下に胸を貸すだけのような、闘志を内に包み隠した併走状態のままスムーズにフィニッシュした。
同期の2冠馬ドゥラメンテをはじめ、強豪GI馬がひしめく頂上決戦を前に、超格下と併入仕上げとは一見するとかなり地味。しかし実はこれが“キタサンのすごさ”だと、黒岩騎手が明かす。
「本当に頭がいい馬。けいこはけいこと割り切って走っている。もしこれがOP馬相手なら、それにくっついて走ってくると思う。ゴール板を過ぎると自分から止めちゃうのもいつもと同じ。それでも、産経大阪杯から緩やかに体調は上昇している。古馬になって落ち着きが出て、骨格に見合う体になっているし、今回も注文をつけるところはありません」
恐るべき、実戦至上主義。“リハはリハ、本番は本番”とは北島三郎オーナーもビックリ(?)のエンターテイナーぶりだが、身のこなしは昨年の有馬記念(3着)前後よりはるかに素軽く、長め7Fから時計を出すなど、激戦前の負荷も十分すぎるほど。評価は“A”で揺るぎない。
「時計もしっかり出ているし、馬なりで手応えも良かった。いい状態で臨めると思ってもらって結構です」と、清水久調教師もご機嫌。そのトレーナーも絶大な信頼を寄せるのが、89年イナリワン、93年メジロマックイーン、97年マーベラスサンデー、06年ディープインパクトに続く、前人未踏の宝塚記念5勝目を目指す武豊騎手だ。
キタサンと組んだ春天では驚愕の差し返しV、エイシンヒカリで挑んだ仏GIイスパーン賞での10馬身差圧勝など、この春も刺激的な話題を振りまく競馬界のイチロー。けさは栗東に姿を見せなかったが、「2200メートルになるのはいい。“まつり”の練習をしとかなきゃだね」と、ステージ独占へ気合十分だという。
阪神内回り2200メートルといえば、春天が行われる京都外回り3200メートル以上に、先行力が生きることで知られる。名手の手綱さばきでレースを支配したとき、名演再演のシーンが訪れる。(夕刊フジ)
★宝塚記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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