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勝つのはシップだ! 皐月賞馬ゴールドシップが17日早朝、「第73回菊花賞」(21日、京都、GI、芝3000メートル)での2冠奪取に向け、栗東TC(滋賀県)の坂路で追い切った。風格を感じさせながら、ラスト1Fは坂路の最終追いでは自己最速となる12秒2をマーク。これで、勝利へ必要となる条件はすべて整った。
皐月賞馬ゴールドシップのラス冠デモは完璧。穴党ファンの夢を打ち砕くパーフェクトな動きで、2冠奪取を間違いないものにした。
秋の気配に染まった栗東TC。朝一番に坂路に現れた主役は、外クリーンエコロジー(4歳1000万下)とマイペースで併せた。レースでは時折ズブさを見せることもあるが、夏を越しての“完成”を見せつけるかのように、鞍上の指示にしっかり呼応。パートナーに1馬身差をつけたラスト1F12秒2は、坂路最終追いのタイムとしてはこれまでで最も速いものだ。
「先週までで仕上がっていたので少し様子見の内容だけど、しまいの脚はしっかりしていた。本当にすごくいい状態で送り出せる」。文句なしのリハに、須貝尚介調教師が笑顔を見せた。
これで、勝つための条件がすべてそろった。
何より圧倒的だったのが、調整不足が囁かれ、トレーナー自身も「一番緊張した」と言っていた前走・神戸新聞杯。
「夏場に休養で函館にも札幌にも連れていった分時間がなかったし、3日間開催の影響で直前の調整に気を使わされた」厳しい状況のなか、4コーナー6番手からケタ違いの伸びを見せ圧勝。2着に2馬身半差は前年のオルフェーヴルと同じで、勝ちタイム2分25秒2は前年を3秒1も上回った。内田博幸騎手が「あれだけの強い競馬で勝てば心配は何もない。しまいは確実。自分が信じて乗ればいい」と自信たっぷりなのも、成長を感じ取ったからこそだ。
無論、そのオルフェと同じ父ステイゴールド×母の父メジロマックイーンの黄金配合も、3000メートルに臨むうえでの大きなセールスポイントだ。
メンバー的にも優位は動かない。5着だったダービーの2~4着馬は出走せず、宿敵のダービー馬ディープブリランテは3歳には過酷な欧州遠征を経ての帰国初戦。その他の陣営はといえば、「今週も1頭強い馬がいるから大変」(スカイディグニティの友道調教師)、「あの白い馬の脚は抜けている」(ユウキソルジャーの秋山騎手)など、早くも白旗ムードが漂っている。
菊花賞の過去の歴史も、ダービー馬より皐月賞馬が優位に立つことを示唆。これだけの条件がそろえば、2冠奪取にもう隙はない。
「スタミナはもう十分証明してきたし、内田ジョッキーもこの馬のことはすべてわかってくれている。今の落ち着いた状態で競馬に送り出すことができれば、それで十分」とトレーナー。淀の坂越え3000メートル、トップでゴールを突き抜けるのはゴールドシップだ。
(夕刊フジ)
★皐月賞馬が大きくリード
ゴールドシップは前哨戦の神戸新聞杯を快勝したが、これまでに神戸新聞杯馬は昨年のオルフェーヴルなど9頭が本番でも勝ち馬になっている。
今回はディープブリランテとの対決に注目が集まるが、3冠馬も含めて皐月賞馬はこれまでに菊花賞で14勝をあげており、ダービー馬の9勝を大きく上回っている。また、菊花賞での皐月賞馬vsダービー馬は過去に16回あり、対戦成績は皐月賞馬が12勝4敗と大きくリードしている。
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