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【阪神大賞典】“長距離ランナー”タンタ勝って盾へ

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【阪神大賞典】“長距離ランナー”タンタ勝って盾へ

 日曜阪神メーンの阪神大賞典は、天皇賞・春(5月1日、京都、GI、芝3200メートル)の前哨戦。1着馬は同レースの切符を得る。有力馬の1頭、タンタアレグリアは舞台は違うとはいえ、同じ芝3000メートルの昨年の菊花賞で4着に入った実績の持ち主。ステイヤーとしての資質は高く、重賞初制覇のチャンスだ。

 昨年まで3連覇したゴールドシップをはじめ数多くの一流ステイヤーが駆け抜けた仁川のGIIに、関東の4歳馬タンタアレグリアが挑戦する。

 「(翌週の)日経賞という選択肢もあったが、3000メートル以上の距離に適性があるのでここを目標にしてきた。中間も順調で体の感じもいいよ」

 2009年春の天皇賞馬マイネルキッツを育てた国枝調教師が認める長距離砲だ。初勝利を挙げた3戦目から2000メートル以上の距離を使われ続け、菊花賞では勝ったキタサンブラックから0秒3差の4着と健闘した。

 東京芝3400メートルが舞台のダイヤモンドSでは1番人気に支持されたが、勝ち馬から1秒7差の4着。「乗り役(蛯名騎手)が言うには『馬場が悪くて追い出してから反応がなかった』ようだ」。決して力を出し切ったわけではない。

 4歳を迎えて着実に成長をしている。「古馬になって全体的に体がしっかりしてきた。前走は美浦にいたときの体つきより競馬場に着いてスッキリしていたが、もともとがスリムな体形。ステイヤーらしいステイヤー」とトレーナーはいう。

 「栗東滞在で臨んだ菊花賞と違い、今回は関西への直前輸送がポイント」と課題を挙げる一方、「わざわざ遠征するのだから、天皇賞・春に向けていいレースをしてもらわないとな」とも。試金石の一戦で重賞初制覇を飾り、堂々とGIへ向かう。 (板津雄志)

阪神大賞典の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら

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