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1週間の徹底取材で勝ち馬を探し出すGI企画『東西現場記者走る』。阪神ジュベナイルフィリーズ(13日、阪神、芝1600メートル)を担当する東京サンスポの藤沢三毅記者(29)は連載2日目、ウインミレーユに狙いを定めた。2012年の天皇賞・春で大波乱を演出したビートブラックを兄に持つ良血馬で、りんどう賞の勝ちっぷりも優秀。妹も波乱のヒロインになれるのか。その可能性を探った。
阪神JFは荒れるGIとして知られる。コースが紛れの少ない外回りに替わってからも、2012年に3連単で300万馬券が出ており、波乱の要素は多分にある。
ウインミレーユは6つ上の兄が、12年の天皇賞・春を14番人気(単勝1万5960円)で制したビートブラック(父ミスキャスト)。妹は大舞台に強いステイゴールドの血を引いているだけに、兄に劣らぬ意外性を秘めているに違いない。人気はあまりなさそうだが穴の匂いを感じ、今年の桜花賞馬レッツゴードンキも管理する梅田厩舎で田中助手を直撃した。
8月の新潟で4馬身差Vの鮮烈なデビューを飾ったが、引っ掛かって折り合いを欠いた新潟2歳Sは17着と大敗。前走のりんどう賞は好位で脚をためると、直線で際立つ伸び脚を見せて快勝した。着差はハナだったが、2着に下したメジェルダは続くファンタジーSでもアタマ差の2着に逃げ粘っただけに価値がある。
この馬もステイゴールド産駒特有の気性の激しさを内包。機嫌を損ねると新潟2歳Sのようなことになるが、折り合って力をうまく制御できれば、前走のような決め手と勝負強さを発揮する。
今年の2歳女王決定戦は絶対的な主役が不在。力が拮抗したメンバー構成だけに“自分の形”でレースを運べた馬に、勝利の女神がほほ笑む可能性は高い。ミレーユのように好走と凡走が紙一重のタイプでも、歯車がかみ合えば、チャンスは十分にあるのだ。
りんどう賞後はファンタジーSを予定していたが、当週の追い切りで転倒し、出走を見送った。その影響を心配したが、「大事を取っただけ。影響はありません。その後も順調にきています」ときっぱり。前走から2カ月以上間隔があいた点も、「気性が勝っているタイプなので、詰めて使うよりは間隔があいた方がいいと思いますよ」と前向きにとらえている。
「デビューした頃と比べて、中身が詰まって見栄えが良くなりました」と成長を実感。「前に壁を作って(直線まで)インでじっとできれば、おもしろいと思いますよ」。終始控えめだった田中助手がつぶやいたひと言に、大駆けの気配を感じた。(藤沢三毅)
★ステイゴールド産駒は阪神が得意
ステイゴールド産駒の重賞成績は京都芝が【6・2・4・68】(勝率7.5%、連対率10.0%)に対し、阪神芝は【20・6・5・60】(勝率22.0%、連対率28.6%)。直線が平坦の京都より、直線に急坂がある阪神を得意とするタイプが多く、阪神JFも2013年にレッドリヴェールが勝っている。
★阪神ジュベナイルフィリーズの特別登録馬(想定騎手入り)はこちら
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