2月11日の東京11Rで行われた第52回クイーンカップ(3歳オープン、牝馬、GIII、芝1600メートル、別定、16頭立て、1着賞金=3500万円)は、クリストフ・ルメール騎手騎乗の1番人気
アドマイヤミヤビ(栗東・
友道康夫厩舎)が中団追走から、直線は馬場の外めを力強く伸びてV。2歳9月の未勝利戦(阪神芝1600メートル)→11月の百日草特別(2歳500万下、東京芝1800メートル)に続いて3連勝での重賞初勝利となった。タイムは1分33秒2(良)。
◆クリストフ・ルメール騎手(1着
アドマイヤミヤビ)「休み明けだったけど、すごくいい状態だったし、とてもいいレースができた。リードホース(
レーヌミノル)もチャンスがある馬だったのでラスト200メートルまでどうなるかわからなかったが、そこからいい瞬発力を使ってくれた。3歳を迎えて馬は良くなっていたし、パワーもあるのでマイルもいける。
桜花賞もチャンスがあると思う」
半馬身差の2着には好位追走から、直線は勝ち馬の内から伸びた
アエロリット(5番人気)、さらに2馬身遅れた3着に中団から脚を伸ばした
フローレスマジック(2番人気)。
クイーンカップを勝った
アドマイヤミヤビは、父
ハーツクライ、母レディスキッパー、母の父
クロフネという血統の芦毛の牝3歳。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は近藤利一氏。通算成績は4戦3勝。重賞初勝利。
クイーンCは、
友道康夫調教師が2012年
ヴィルシーナに次いで2勝目、クリストフ・ルメール騎手は2016年
メジャーエンブレムに次いで2勝目。
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