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京都2歳S G3

日程:2017年11月25日()15:40 京都/芝2000m

京都2歳Sデータ分析

コース図京都芝2000m

オープン特別時代から、前走1着馬が強く、重賞化以降も傾向は概ね変わっていない。なかでも、新馬や未勝利を勝ち上がったばかりの馬が好成績を残している。特に目立つのは3着以下の経験のない、「底を見せていない馬」の活躍だ。好走馬のなかで、最も馬柱の見栄えが悪かったのは2014年の優勝馬ベルラップ(6番人気)。同馬にしても2勝かつ連対率50%、掲示板率100%と決して悪くはない戦績だったので、このあたりが取捨のボーダーラインとなりそうだ。レースが施行される京都2000mは、正面スタンド前から発走して最初のコーナーまでの距離は約300mと短め、かつ4つのコーナーを回るトリッキーなコース。ゆえに、道中のポジション取り、立ち回りが勝敗の大きなカギを握る。(各種データ、原稿は本年のレース発走前のものとなります)

【人気】
2007年以降(オープン特別時代を含め)、1番人気の馬券圏外は2014年の1度のみ。その年にしても、2番人気が連対しており、基本的に上位人気を信頼できるレースである。一方で、1~2番人気のワンツー決着は皆無。3番人気まで拡げても2016年の1度にすぎない。馬券検討の際には「上位人気馬×中位人気馬」の組み合わせを強く意識したほうがいい。

◆人気別成績(過去20年)

人気着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1番人気 9-6-3-2 45.0% 75.0% 90.0% 71.5% 106.5%
2番人気 4-2-4-10 20.0% 30.0% 50.0% 80.0% 69.5%
3番人気 3-1-3-13 15.0% 20.0% 35.0% 73.0% 41.5%
4番人気 1-3-3-13 5.0% 20.0% 35.0% 65.0% 87.5%
5番人気 0-5-1-14 0.0% 25.0% 30.0% 0.0% 98.5%
6~9番人気 3-3-6-56 4.4% 8.8% 17.6% 162.2% 93.4%
10番人気以下 0-0-0-13 0.0% 0.0% 0.0% 0.0% 0.0%

◆単勝オッズ別成績(過去20年)

単勝オッズ着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1.9倍以下 7-2-2-1 58.3% 75.0% 91.7% 82.5% 100.0%
2.0~2.9倍 2-1-2-0 40.0% 60.0% 100.0% 88.0% 126.0%
3.0~4.9倍 5-5-2-10 22.7% 45.5% 54.5% 87.7% 75.0%
5.0~7.9倍 2-2-3-14 9.5% 19.0% 33.3% 53.8% 52.9%
8.0~14.9倍 1-5-4-22 3.1% 18.8% 31.3% 40.6% 70.0%
15.0~19.9倍 1-2-4-11 5.6% 16.7% 38.9% 108.3% 153.9%
20.0~49.9倍 1-2-3-29 2.9% 8.6% 17.1% 82.0% 81.1%
50.0倍以上 1-1-0-34 2.8% 5.6% 5.6% 172.5% 55.0%

◆配当(過去10年)

馬券種最高配当最低配当平均配当
単勝 6,210円 120円 1,155円
複勝 1,080円 110円 322円
枠連 18,190円 490円 4,146円
馬連 23,440円 670円 4,309円
ワイド 8,910円 220円 1,258円
馬単 46,360円 1,200円 8,201円
3連複 23,940円 1,000円 6,781円
3連単 212,390円 4,150円 46,662円

【脚質】
どのタイプでもまんべんなく来ている印象。脚質の定まっていない馬がほとんどなので、過度に意識しないほうがいいだろう。それよりも重視したいのは、速い上がりへの対応力である。重賞化以降、馬券に絡んだ馬の大半は、前走の上がり3ハロン順位が3位以内。とりわけ、1位馬の成績がズバ抜けており、3着以内馬の6割強を占めている。瞬発力の有無が勝敗を決めるポイントだ。

◆脚質別成績(過去20年)

脚質着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
逃げ 1-3-2-15 4.8% 19.0% 28.6% 136.7% 84.3%
先行 12-10-10-46 15.4% 28.2% 41.0% 145.0% 95.1%
差し 5-2-4-16 18.5% 25.9% 40.7% 79.6% 54.8%
追込 2-5-4-44 3.6% 12.7% 20.0% 8.9% 68.2%

【枠順】
オープン特別時代も含め、出走頭数が10頭前後に落ち着くことが多く、枠順はそれほど意識する必要はない。強いて挙げるとすれば「やや1~2枠不利」。2007年以降、1~2枠のワンツー決着はゼロ。勝ち馬も2012年のエピファネイア(1枠・1番人気)1頭のみと苦戦している。極端な内枠有利のバイアスでも発生しない限りは、少し割り引いたほうがいいだろう。

◆枠順別成績(過去20年)

枠順着別度数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1枠 1-5-1-13 5.0% 30.0% 35.0% 6.0% 66.0%
2枠 2-1-3-14 10.0% 15.0% 30.0% 35.5% 80.5%
3枠 3-2-3-12 15.0% 25.0% 40.0% 178.0% 96.0%
4枠 5-5-1-9 25.0% 50.0% 55.0% 71.0% 106.0%
5枠 2-2-3-14 9.5% 19.0% 33.3% 301.9% 121.9%
6枠 3-2-2-14 14.3% 23.8% 33.3% 118.1% 76.7%
7枠 1-0-4-22 3.7% 3.7% 18.5% 7.8% 59.3%
8枠 3-3-3-23 9.4% 18.8% 28.1% 61.9% 52.5%

【血統】
重賞化以降、父もしくは母父にサンデーサイレンスの血を持つ馬が毎年1~2着を独占。オープン特別時代もほぼ同様の傾向であり、サンデーサイレンスの血は勝ち切るための最低条件と言っても決して大げさではない。なかでも、ハーツクライ産駒の活躍が顕著。2014~2015年の間、3着以内に3頭が入り、2016年は馬券にこそ絡めなかったものの、8番人気のワンダープチュックが4着に食い込む健闘を見せている。ちなみに、馬券に絡んだ3頭はいずれもノーザンファーム生産馬。ハーツクライ産駒に限らず、ノーザンファーム生産馬は2010年以降、毎年連対馬を輩出している。覚えておきたい傾向だ。

◆同コース種牡馬別成績(京都競馬場/芝/2000m/過去5年)集計期間:2012/11/19~2017/11/19

種牡馬着別度数勝率連対率複勝率単勝
回収率
複勝
回収率
1 ディープインパクト 43-33-34-140 17.2% 30.4% 44.0% 55.2% 71.6%
2 ハーツクライ 18-11-21-93 12.6% 20.3% 35.0% 124.3% 91.4%
3 キングカメハメハ 16-18-13-114 9.9% 21.1% 29.2% 49.6% 67.7%
4 ハービンジャー 16-6-9-75 15.1% 20.8% 29.2% 124.3% 73.7%
5 ステイゴールド 13-7-8-116 9.0% 13.9% 19.4% 59.6% 53.2%
6 マンハッタンカフェ 8-14-14-84 6.7% 18.3% 30.0% 94.9% 71.5%
7 ジャングルポケット 6-6-4-74 6.7% 13.3% 17.8% 47.8% 70.0%
8 メイショウサムソン 6-2-3-44 10.9% 14.5% 20.0% 101.1% 56.5%
9 クロフネ 5-4-3-38 10.0% 18.0% 24.0% 114.8% 75.8%
10 アドマイヤムーン 5-3-3-29 12.5% 20.0% 27.5% 52.0% 89.5%
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