第346話 「桜花賞」
11年 34.6-23.9-35.4 =1.33.9 ▼ 5△ 7△ 1 瞬発戦
12年 34.9-24.4-35.3 =1.34.6 ▼ 1▼11△12 瞬発戦
13年 34.8-24.1-36.1 =1.35.0 ▼ 1▼ 4△12 平坦戦
14年 33.8-23.2-35.3 =1.33.3 ▼ 3△ 6▼ 7 瞬発戦
15年 37.1-25.4-33.5 =1.36.0 ▼12▼ 6△ 8 瞬発戦
テンより上りの方が時計が掛かる前傾ラップに加えて阪神開催終盤戦ということで外枠の差し追い込み馬が非常に有利なのが近年の
桜花賞…でした一昨年までは。
ところが昨年はテン37.1秒で▼12という非常に大きな加速が生じた超スローペースの瞬発戦でした。
昨年がレアケースと考えるかどうかがまず一つのポイントなりますが今年の場合は簡単です。
昨年の様な展開にはほぼならないはず。
圧倒的人気が予想されるルメールJ@
メジャーエンブレムはスローの瞬発力勝負では分が悪いので大きく出遅れたりしない限りは速い流れを作っていくはず。
前走の
クイーンCは圧巻で
34.4-23.4-34.7=1.32.5 ▼5△4△3 瞬発戦
で2着馬に5馬身離して勝利しています。
瞬発戦になってはいますがテンの方が速い前傾ラップ、テンの1F以外は12秒台のラップに落とさないレース運びになっています。
おそらくは
桜花賞でもこのレースのイメージで騎乗してくるはず。
となるとどうなるか?
今年の
桜花賞はっきりいえば瞬発力はそれほど問われず底力が重要になってくるでしょう。
なので近年のデータはあまり参考にならないと個人的には思っています。
メジャーエンブレムの取捨選択が予想の入り口。
全兄の2頭がダート実績があるようにパワーも兼備してるので多少馬場が荒れても問題はないと思われます。
内外の馬場差がかなり生じるようですと問題かもしれませんが、その時はルメールJが直線で外に進路を取ることでしょう。
不利を受けるような位置取りの馬ではないのでここは頭鉄板と予想します。
となると他で有利になりそうなのは
・1600m以上のスタミナ
・前走からの距離短縮組
・良血という底力的要素
相手筆頭に挙げたいのは
カイザーバル。
唯一の距離短縮組で母は
ダンスインザムード。
同舞台の
チューリップ賞は完敗でしたが
桜花賞ではレースの流れ的に全く別のものになるはずで巻き返し可能。
いい意味で相手を見ないで追い込みに賭ける
ジュエラーも有力。
の3頭を候補とします。
次点では
阪神JF2着の
ウインファビラス、良血
レッドアヴァンセ、3戦全勝
シンハライト。
この3頭は小柄なのが不安ですね。
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
メジャーエンブレム→カイザーバル→ジュエラー
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は
岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
(
8)
ナイス!(
8)
このコラムへのコメント
コメントはありません。
関連競馬コラム
新着競馬コラム
人気競馬コラム