第268話 「シルクロードS」
09年 33.6-34.9 =1.08.5 △1△7△5 消耗戦
10年 34.4-33.7 =1.08.1 △1▼2△5 平坦戦
11年 34.8-33.4 =1.08.2 ▼2▼2△5 平坦戦
12年 34.1-34.2 =1.08.3 ▼1△3△6 平坦戦
13年 35.0-33.6 =1.08.6 ▼1▼2△7 平坦戦
09年こそテン33.6秒で流れた消耗戦になりましたが近4年はスローの平坦戦といった傾向となっています。
11年13年は連続加速が発生する平坦戦でスプリント重賞ではあまりないケースだと思われます。
どういうことかといえば、スプリント戦にしてはスピードよりも瞬発力とか加速力が問われやすいレースということになるでしょう。
過去5年でサンデー系の馬の成績が2-2-1-11(勝率12.5%、連対率25.0%、複勝率31.3%)となっています。
これはスプリント重賞で見るとかなり高い数字です。
昨年のスプリント重賞のサンデー系の馬の成績は2-2-6-42(勝率3.8%、連対率16.1%、複勝率19.2%)なので比較すればその高さが分かるでしょう。
では過去の連対馬のラップギアを見てみましょう。
ラップギアを見ても瞬発力や加速力が問われるというのがよく分かる傾向です。
消耗戦実績がそれほど重要ではないといえるでしょう。
あと、偏りがみられたのは前走からの斤量
【前走からの斤量別成績】
今回減 1-2-4-32 勝率 2.6% 連対率 7.7% 複勝率17.9%
同斤量 0-1-1-16 勝率 0.0% 連対率 5.6% 複勝率11.1%
今回増 4-2-0-17 勝率17.4% 連対率26.1% 複勝率26.1%
ハンデ戦で斤量が増えた馬の成績が良かったというのはつまり実績馬が活躍しやすいレースということが言えると思います。
斤量が増えた馬の中でも差があるのが年齢です。
【斤量増の馬での年齢別成績】
4歳 1-0-0-7 勝率12.5% 連対率12.5% 複勝率12.5%
5歳 1-1-0-3 勝率20.0% 連対率40.0% 複勝率40.0%
6歳 2-1-0-3 勝率33.3% 連対率50.0% 複勝率50.0%
7歳以上 0-0-0-4 勝率 0.0% 連対率 0.0% 複勝率 0.0%
ある程度瞬発力が問われるので7歳以上の高齢馬には厳しい傾向となっています。
その一方で4歳馬は不振傾向にあります。
馬券になったのはあの
ロードカナロアのみで以外の馬はさっぱりでした。
3番人気だった馬もことごとく惨敗しています。
若ければいいというものではなくある程度の経験も必要なのでしょう。
なので狙い目は5~6歳馬ということになります。
今年の注目馬は
レディオブオペラでしょう。
4着以下は一度もなしで現在スプリント戦4連勝中の最も勢いのある馬です。
今回初重賞挑戦となるので過去の傾向からすれば危険な人気馬といえますが4連勝はどのレースも圧勝でレベルが1枚上と思えばここは通過点かもしれません。
今年の登録馬で斤量増の馬は
マジンプロスパー、
レディオブオペラ、
ローガンサファイアの3頭のみ。
マジンプロスパーは7歳馬で
ローガンサファイアは重賞未勝利の4歳馬となれば
レディオブオペラがやはり中心か。
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
レディオブオペラ→テイエムオオタカ→ストレイトガール
※お知らせ
プライベートが現状より多忙になるので2月は本コラムをお休みさせて頂きます。
3月のトライアルが始まる頃に再開出来ればと思っています。
申し訳ございませんがよろしくお願いします。
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は
岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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