美浦所属リーディングジョッキー上位3名の10月20日(日)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
【戸崎圭太騎手】
10月20日(日)京都競馬場
4R 2歳新馬(芝1,600m) エルモドンナ
5R 2歳新馬(芝1,800m) ペールノエル
7R 3歳上2勝クラス(ダ1,800m) モントブレッチア
8R なでしこ賞(ダ1,400m) サニーサルサ
10R キセキC(芝1,600m) モカフラワー
11R 菊花賞・G1(芝3,000m) ヘデントール
メインレースのG1菊花賞ではヘデントールに騎乗。条件戦を連勝しこの舞台に間に合った。前走、日本海S勝利は昨年の覇者ドゥレッツァと一緒のローテーション。戸崎圭太騎手は初騎乗となるが、近走の内容から楽しみな存在となる。7Rの3歳上2勝クラスではモントブレッチアに4度目の騎乗。これまでに【2-0-1-0】と好相性だ。近走では掲示板までで勝ち切れない競馬が続いていただけに2年超ぶりのコンビ復活は多いに追い風となるだろう。
【横山武史騎手】
10月20日(日)東京競馬場
3R 2歳未勝利(芝,1800m) プレシャスデイ
5R 2歳新馬(芝1,800m) ナヴァラトゥナ
6R 2歳1勝クラス(芝1,400m) チギリ
7R 3歳上1勝クラス(ダ1,300m) レイニングキャット
9R 山中湖特別(芝2,000m) ビターグラッセ
10R 甲斐路S(芝2,000m) コスモブッドレア
11R ブラジルC(ダ2,100m) ルクスフロンティア
注目は10Rの甲斐路Sで騎乗するコスモブッドレア。春はクラシックのトライアルで敗れ本番出走はならなかったが、休みを経て横山武史騎手とコンビを組むと3、1、1着と成績を残してきた。昇級初戦となるが近走の様な先行が出来れば好勝負できる存在だろう。そして3Rの2歳未勝利ではプレシャスデイに騎乗。デビュー2戦ともに馬券圏内で、鋭い脚を見せてくれている。全姉アンジュグルーヴは3戦目で勝ち上がり。本馬も続きたい。
【佐々木大輔騎手】
10月20日(日)新潟競馬場
1R 2歳未勝利(芝2,000m) リアライズハロック
3R 3歳上1勝クラス(ダ1,800m) メイショウソムリエ
5R 2歳新馬(芝1,200m) プレイアブルゲーム
6R 3歳上1勝クラス(ダ1,800m) イデアユウシン
7R 3歳上1勝クラス(芝2,000m) イージーブリージー
8R 3歳上1勝クラス(芝1,000m) ラクサパーナ
9R 十日町特別(芝1,400m) レッドエヴァンス
10R 妙高特別(ダ1,200m) スペキオサレジーナ
11R 新潟牝馬S(芝2,200m) グランスラムアスク
12R 3歳上1勝クラス(ダ1,200m) アメリカンマーチ
3Rの3歳上1勝クラスではメイショウソムリエに騎乗。未勝利時代には惜しい競馬が続き歯がゆい思いをしたが10戦目で初勝利。昇級初戦の前走も2着と好走した。今回は斤量が1キロ増え56キロとなるが、57キロを何度も経験している本馬にとって心配は無用だろう。9Rの十日町特別ではレッドエヴァンスと初コンビ。こちらは11戦目で嬉しい初勝利を飾った馬。とはいえ母は2016年の牝馬三冠皆勤賞で重賞戦線でも活躍したレッドアヴァンセ。父はロードカナロアという良血馬。軌道にさえ乗れば、昇級初戦から好勝負できる土台は十分なのではないだろうか。