5月29日の中京11Rで行われた白百合ステークス(リステッド、3歳オープン、芝2000メートル、別定、7頭立て、1着賞金=2000万円)は、
松若風馬騎手の5番人気
フェーングロッテン(牡、栗東・
宮本博厩舎)が逃げ切って2勝目を挙げた。タイムは1分59秒8(良)。
フェーングロッテンが先手を奪うと、道中は後続を5~6馬身引き離して一人旅。勝負どころでムチを入れられながら進出してきた1番人気
ヴェローナシチーの追撃を1馬身1/4振り切ってゴールに飛び込んだ。さらに2馬身半遅れた3着に
アーティット(3番人気)が続いた。
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松若風馬騎手「ブリンカーが効いているようで、イメージしていた以上に行きっぷりが良かったです。前半は少しハミをかみましたが、向こう正面でうまく抜けました。離して逃げていましたが、ペースはそんなに速くないと思っていました。手応え良く直線を向いて、しっかり反応してくれました。少し気難しさは感じましたが、力はありますね」
フェーングロッテンは、父
ブラックタイド、母ピクシーホロウ、母の父
キングヘイローという血統。半兄は昨年の
スプリンターズS覇者
ピクシーナイト。戦績は7戦2勝。