栗東所属リーディングジョッキー上位3名の11月17日(日)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
【C.ルメール騎手】
11月17日(日)京都競馬場
3R 2歳未勝利(芝1,600m) ベルヴィヴァン
4R 2歳新馬(ダ1,200m) キアニーナ
5R 2歳新馬(芝1,800m) キングメーカー
9R 比叡S(芝2,400m) リンフレスカンテ
10R グランアレグリアC(ダ1,400m) インビンシブルパパ
11R マイルCS・G1(芝1,600m) ブレイディヴェーグ
12R 壬生特別(芝1,600m) テラメリタ
メインレースのマイルCSには昨年のエリザベス女王杯を制したブレイディヴェーグに騎乗する。これまでに【4-2-0-0】で連対率100%を誇る本馬。うちC.ルメール騎手とのコンビでは【3-1-0-0】の成績を残している。初のマイル戦への挑戦となるが、これまでに1,800m戦は4戦経験しており過度な心配は無用だろう。前走の府中牝馬Sの様な競馬が出来れば上位争いは必至なのではないだろうか。10RのグランアレグリアCではインビンシブルパパに騎乗。今までは逃げる競馬を選択し続けてきたが、前走で初めて前に馬を置く競馬を披露し勝ち切ったのは大きな収穫であった。過去のレースを見ても潜在能力は光るものがあり、昇級初戦のここでももちろん主役候補だ。
【川田将雅騎手】
11月17日(日)京都競馬場
5R 2歳新馬(芝1,800m) インザスカイ
7R 3歳上1勝クラス(ダ1,800m) オペラプラージュ
9R 比叡S(芝2,400m) インザモーメント
11R マイルCS・G1(芝1,600m) セリフォス
12R 壬生特別(芝1,600m) ムーンリットナイト
11RのマイルCSではセリフォスへ7度目の騎乗となる。コンビではこれまでに【2-1-0-3】と複勝率50%をマークしている。一昨年のこのレースを制して以来、勝ち星があげられていないが、常に国内ではG1、G2に出走し前と0.4秒差以内の接戦を演じてきている。叩き2走目の今回、久々の勝利を目指したい。12Rの壬生特別ではムーンリットナイトの前走から継続騎乗となる。今年に入ってからは5走して2着が4回。2着はすべてマイル戦で記録している。スタートさえ決められれば安定したレースが出来ているだけに、なんとか2勝クラス突破を果たしたい。
【坂井瑠星騎手】
11月17日(日)京都競馬場
1R 2歳未勝利(芝1,200m) ゲッティヴィラ
3R 2歳未勝利(芝1,600m) ブーディガ
4R 2歳新馬(ダ1,200m) ディザーヴユー
5R 2歳新馬(芝1,800m) ワンオールショット
6R 3歳上1勝クラス(ダ1,400m) レーヴドレフォン
7R 3歳上1勝クラス(ダ1,800m) ケロシンドリームズ
9R 比叡S(芝2,400m) オールセインツ
10R グランアレグリアC(ダ1,400m) パーティーベル
12R 壬生特別(芝1,600m) エポックヴィーナス
注目は9Rの比叡Sで騎乗するオールセインツ。前走の神戸新聞杯では鋭い末脚を披露するも菊花賞への切符は掴めなかった。しかし、2走前の3歳上2勝クラス月岡温泉特別での勝ち方を見ると、古馬の条件戦に入っても十分に勝負できることを示してくれている。坂井瑠星騎手も過去に2回騎乗し脚の使い所は分かっているかと思うので、初の3勝クラス挑戦となるがいきなり好勝負を期待したい。3Rの2歳未勝利ではブーディガに騎乗。前走では一気に400mの距離短縮となったが、しっかりと走れておりあと一歩のレースを披露していた。同条件の今回は勝ち上がりを狙いたい。