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nigeプロの競馬予想｜天皇賞（秋） G1 - 2019年10月27日東京11R｜競馬予想のウマニティ
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| 着 順 | 枠 番 |
馬 番 |
予想印 | 馬名 | オッズ |
性齢 | 重量 | 騎手 | 一言コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 1 | 2 | ◎ | アーモンドアイ | 1.6 | 牝4 | 56.0 | C.ルメー | 走りやすい距離に戻って普通に走れば |
| 2 | 5 | 9 | ダノンプレミアム | 9.5 | 牡4 | 58.0 | 川田将雅 | ||
| 3 | 3 | 5 | アエロリット | 20.0 | 牝5 | 56.0 | 戸崎圭太 | ||
| 4 | 3 | 6 | △ | ユーキャンスマイル | 40.6 | 牡4 | 58.0 | 岩田康誠 | 出走したかった左回りのGⅠで |
| 5 | 7 | 14 | ワグネリアン | 18.7 | 牡4 | 58.0 | 福永祐一 | ||
| 6 | 5 | 10 | ▲ | サートゥルナーリア | 3.4 | 牡3 | 56.0 | C.スミヨ | 持続力の面でやや不安ある |
| 7 | 2 | 4 | ○ | スワーヴリチャード | 19.1 | 牡5 | 58.0 | 横山典弘 | 左回りならさらにいい走り |
| 8 | 8 | 15 | ウインブライト | 148.9 | 牡5 | 58.0 | 松岡正海 | ||
| 9 | 2 | 3 | ケイアイノーテック | 257.8 | 牡4 | 58.0 | 幸英明 | ||
| 10 | 4 | 8 | マカヒキ | 53.0 | 牡6 | 58.0 | 武豊 | ||
| 11 | 6 | 11 | ゴーフォザサミット | 406.1 | 牡4 | 58.0 | 北村宏司 | ||
| 12 | 4 | 7 | スティッフェリオ | 145.1 | 牡5 | 58.0 | 丸山元気 | ||
| 13 | 1 | 1 | カデナ | 126.0 | 牡5 | 58.0 | 藤岡佑介 | ||
| 14 | 8 | 16 | アルアイン | 67.9 | 牡5 | 58.0 | 北村友一 | ||
| 15 | 7 | 13 | ランフォザローゼス | 150.9 | 牡3 | 56.0 | M.デムー | ||
| 16 | 6 | 12 | ドレッドノータス | 296.2 | セ6 | 58.0 | 坂井瑠星 |
| 式別 | 買い方 | 組み合わせ | 1点あたりの金額 |
|---|---|---|---|
| 馬連 | 通常 | 2 - 4 | 3,400円 |
| ３連単 | 通常 | 2 - 4 - 6 | 1,000円 |
| 2 - 4 - 10 | 1,500円 | ||
| 2 - 6 - 4 | 500円 | ||
| 2 - 6 - 10 | 500円 | ||
| 2 - 10 - 4 | 1,500円 | ||
| 2 - 10 - 6 | 1,000円 | ||
| 1着ながし | 4 - 2610 | 各100円 | |
| 合計 | 13通り | 10,000円 | |
| 購入額 | 払戻額 | 収支 | 回収率 |
|---|---|---|---|
| 10,000円 | 0円 | -10,000円 | 0% |
nigeのコメント
全馬評価あり:狙いは4頭のみ！競馬がしやすくなる条件で勝負度もある！
＜展開＞
逃げたいのは、アエロリットだけなので、出して行って楽にハナ。
それに続いて、スティッフェリオ、ダノンプレミアム、ドレッドノータス、アルアインあたりが好位へ。
距離は気になるが、スローにしていい馬ではないので、平均ペースを想定。
＜予想＞
◎：アーモンドアイ
走りやすい距離に戻って普通に走れば
○：スワーヴリチャード
左回りならさらにいい走り
▲：サートゥルナーリア
持続力の面でやや不安ある
△：ユーキャンスマイル
出走したかった左回りのGⅠで
＜詳細予想＞
本命は、アーモンドアイ（想定1番人気）
前走の安田記念は、スタートで不利があって後方から追走。
そのままじっとして追走して、4コーナーで少し仕掛けながら直線へ。直線で前がばらけて外に出すといい脚で伸びてきたが、前が止まらずに3着。
12.2 - 10.9 - 11.4 - 11.3 - 11.2 - 11.1 - 11.2 - 11.6
ペースは流れていたが、高速馬場で前・内の馬が止まらなかったので、最速上がりでも届かなかった。不利は痛かったが、1000m57.0秒の流れを前に行っていたらあの脚が使えていたかというのは疑問。結果的に差す競馬がこの馬にはよかったと感じる。それでも負けて強しの好内容と言える走りだった。
今回は、追走が楽になる2000mで、結果を出している東京。
総合力の高い馬だが、距離的には1800～2000mくらいが一番競馬がしやすい。対サートゥルナーリアでの適性は、瞬発力はサートゥルナーリアがやや速いかもしれないが、トップスピードの速さ、持続力の面では上と考えている。
位置取り的には、ルメール騎手が強さを理解しているサートゥルナーリアを射程圏内に見ながらの好位～中団やや前の位置になるはず。
サートゥルナーリアは、直線の前半はいい脚で差がなかなか縮まらないと思うが、直線の後半で脚が鈍る。持続力では確実に上なので、直線の後半で差し切れるはず。
金曜日の雨の影響が日曜日まで残ったとしても、かなり時計のかかる馬場だったシンザン記念を勝っているので苦にしない。
※土・日に雨が降らないので、東京の馬場の回復スピードから大きな影響はないと考えている。
勝負度的にも、ここは買いだと考えている。
次走がJCか香港と発表されているが、使ってのダメージが大きい馬なので中3週でJCを使ってくる可能性は低い。次走が香港なら、今年はあと2戦のみ。それに加えて、前走で負けているということもあり、勝ちたい理由がある。
ノーザンファーム的には、種牡馬としての価値を考えるとサートゥルナーリアに勝ってほしいと思うが、出遅れて位置取りが内でさばくのに苦労したりしなければアーモンドアイが勝てると考えて本命に。
対抗は、スワーヴリチャード（想定5番人気）
前走の宝塚記念は、ペースの落ち着きが早かったので、外からじわっと出して好位外の4番手から追走。
4コーナーから仕掛けていたが、逆にリスグラシューとキセキに差を広げられて、ラスト1Fの坂に入ってからじわじわ盛り返しての3着。
12.6 - 11.4 - 11.5 - 12.4 - 12.1 - 11.9 - 12.0 - 11.6 - 11.5 - 11.4 - 12.4
4コーナーから直線に入るところでトップスピードの速さがそこまでないところが出てしまったが、直線後半にこの馬の良さが見えたレース。3着だが、内容は悪くなかった。
この馬は、トップスピードの速さがそこまでないが、トップスピードの乗ってから長く脚が使える持続力が長所。
この長所なので、33秒台前半になるような上がり勝負より、少し上がりのかかる34～35秒台の上がりで持続力もしっかり問われる条件が得意。
今回は、アエロリットがいて、2，3番手で走りたい馬も多いのでスローの上がり勝負にはなりそうにないのは歓迎。
去年は、スタートの不利が全て。安田記念を0.1秒差で走れるスピードがあり、JCでも3着になれる馬なので、東京2000mは大歓迎。何より左回りなのが、大きなプラス。
右回りだと不安材料になる右手前が中心の走りが、左回りだと手前をスムーズに切り替えられるか気にしないでいい。馬が気分良く走れ、騎手も気にしないで乗れる。
休み明けになるが、左回りの天皇賞・秋とJCが勝負とハッキリしている馬なので、いきなり期待できる。
単穴は、サートゥルナーリア（想定2番人気）
前走の神戸新聞杯は、少し抑えながら外の馬を先に行かせて2番手から追走。
その位置でじっとして、残り800mから前に並びかけて、4コーナーで先頭に立ち、直線で仕掛けると一気に差を広げて完勝。
12.9 - 11.3 - 12.9 - 13.1 - 13.2 - 13.5 - 13.3 - 12.5 - 11.8 - 10.8 - 10.2 - 11.3
強く見えるレースなのだが、超スローペースからの上がりだけの勝負で時計は平凡。
このペースは、この馬の長所である瞬発力とトップスピードの速さが最大限に生きるので、勝って当然の流れ。ヴェロックスは、菊花賞を考えて内で折り合う練習。ワールドプレミアは、権利取りに徹したレースで、勝ったことで価値が上がるレースではない。
この馬は、瞬発力（トップスピードに入るまでの速さ）とトップスピードの速さで勝ってきた馬なので、古馬GⅠのペースになって東京の長い直線でトップスピードの速さを維持する持続力の面で不安を感じる。
これまでのGⅠを見て分かるように、追い出してからの瞬発力とトップスピードの速さは同世代で一番。仕掛けてから前を交わす速さは、見て分かるレベルに速い。
ただ、皐月賞やダービーでヴェロックスに直線後半に盛り返されていて、持続力は不安が残る。
前走は、その不安が見えない超スローペースなので、長所しか見えないレース。皐月賞の内容から、2000mなら気にしないでいいレベルなのかもしれないが、相手はアーモンドアイ。東京の直線でアーモンドアイの差し脚を我慢できるイメージが浮かばない。
勝負度的には、菊花賞を狙わずに使ってきたので勝ちには来ていると思うが、現状の走りだと持続力の面で不安があり、この評価。
※ノーザンファーム的には、アーモンドアイに勝てば種牡馬としての価値が上がるし、もし負けてもアーモンドアイなら仕方ないないとなるので実績に傷はつかない。惨敗なら別だが、多少の負けならまだ3歳だからと言い訳できる。
4番手は、ユーキャンスマイル（想定8番人気）
馬券的に面白いのが、この馬。
前走の新潟記念は、出たなりで中団やや後ろから追走。直線に入って前がばらけて、内から伸びてきて残り300mくらいで仕掛けると一気に先頭。そのまま粘り切って勝利。
12.7 - 10.9 - 11.3 - 11.7 - 12.0 - 12.5 - 12.0 - 11.3 - 11.1 - 12.0
左回りが得意なので、東京のGⅠで走らせたくて試した2000mで結果を出した。
中盤少し緩んでの上がり勝負ではあったが、11秒台前半のラップを楽な感じで前に迫ったトップスピードの速さは魅力。
距離があった方がいいのでJCを使いたいと思うが、現状の収得賞金的だと外国馬が多く来ると出れない可能性が高い。それを考えると、まずここが勝負。休み明けでもなく勝負度は高いはず。
このメンバーの2000mだと追走で脚を使う不安はある。それでも、GⅠ(菊花賞)3着実績はあるし、前走2000mで新味を見せた。4歳馬で、まだ成長も期待できると考えて相手に。
※以下は、買わない馬の評価。
ダノンプレミアム（想定3番人気）
前走の安田記念は、スタートでの不利はあったが、4コーナーから仕掛けて直線中盤で騎手が諦める手応え。歩様が乱れていたようなので、スタートでの不利は痛かった。
ただ、普通にスタートを出ても未経験の前半1000m57.0秒の流れでは、いい脚は使えなかったと思っている。
この馬は、遅めのペースを好位から追走して、そのまま前で押し切る競馬で勝ってきた馬。
東京ではトップスピードのの速さが劣るので、上位の上がりが使えず、前にいるレースの上手さでは勝ち切るのは難しい。
ペースが落ち着いたら、前にいる有利さが生きるが、今回のメンバーではそれも期待しにくい。
あと勝負度的にも、低いと考えている。
今年の休み明けで金鯱賞を勝ったが、あっさりマイル路線を選択している。大阪杯から安田記念のローテで走れるのに、読売マイラーズCから安田記念のローテを選択。
マイルの方がいいと考えていて、休み明けで強敵のいる2000mでいきなり仕上げて来る可能性は低い。普通なら、ここを使って読売マイラーズCで勝っている京都のマイルCSで勝負する。
ここは、買いたい条件がないので消し。
ワグネリアン（想定4番人気）
札幌記念の予想でも書いたのだが、個人的にそんなに強いと思っていない。
大阪杯3着は、前有利の流れを内差しがハマってのもの。
東京スポーツ杯2歳Sの走りから完成度が高く、大きく成長してきた走りは見せていない。ダービー・神戸新聞杯が、広いコースのスローペースで、あのメンバーだから勝てていたと感じる内容。
今回のメンバーの中距離だと、道中の追走がきつくなるし、上がりの速さも劣る。強調する材料がなく消し。
アエロリット（想定6番人気）
東京の1600mがベストとハッキリしていて、1800mなら相手次第で楽に逃げられたら守備範囲という実績。
使うところがないから、2000mだけど東京のここへというローテなのは明らか。
雨の影響が残らない良馬場なら、平均ペースで逃げて掲示板くらいならあってもいいが。
アルアイン（想定7番人気）
この馬は、先行して持続力を生かして長くいい脚を使うタイプ。
東京だと加速に遅れてトップスピードの速さも劣るので、去年のように前有利の流れでも4着が精一杯（今年は、去年のような流れにならないと考えている）。
それに今年は、オールカマーを使わずにぶっつけで使ってきて、香港の登録もないく、目標を去年3着のマイルCSに置いていると感じる。勝負度は低い。
大阪杯で「古馬中距離G1の中で、ここが一番条件が合う適性の馬」と本命で狙って的中した馬なので、ここは条件合わない。
ウインブライト（想定9番人気）
前走のオールカマーは、逃げてなスローペースの上がり勝負と言ってもサッパリの走り。
前走の予想時点で気になっていた「調整過程」がやはり影響していたようで、今になって夏に帰厩してうまく調整ができなかったとコメントしている。
これまでは牧場で調整されて、4週ウッドで時計を出してレースに使うのがこの馬のパターン。それを前走時は、2か月前に帰厩して、厩舎に任せて仕上げられていた。それも、前半はウッドが使えずに坂路調整。
正直、結果が出ていた使い方をわざわざ変えるリスクが謎だったが、完全に悪い方に出た。
そもそもが、目標はここより香港のはず。適性的にも、小回りで器用さと長くいい脚を使う持続力を生かしたい馬。東京は合わないので消し。
マカヒキ（想定10番人気）
若いころの軽い馬場で速い上がりが使えていた頃とは全く違う走りで、上がりのかかる条件でGⅡレベルなら対応できるという走り。
GⅠの東京では、トップスピードの速さで劣るので追いかけるだけで終わる可能性が高い。
スティッフェリオ（想定11番人気）
前走は、有力馬が牽制し合って、完全に展開がハマったレース。
大阪杯・宝塚記念の内容から、普通の流れなら上がりの速さの対応できない。阪神でもあの負け方なのに、東京で馬券圏内争いに残れる脚は使えない。想定と違って超スローペースでも、掲示板に残れれば上出来と感じる。
カデナ（想定12番人気）
前走は、得意とは言えない上がりの速いレースで、最速上がりタイの脚で3着。
新潟2000mは、直線が長い分ラスト1Fの減速が大きいことで、持続力が行かせたレース。
ベストは、小回りでペースが流れる上がりのかかる展開なので、東京2000mでGⅠレベルの相手に戦える走りは見せていない。
ランフォザローゼス（想定13番人気）
毎日王冠で上がり3位の脚で5着は、この馬としては頑張っている。
そこから2㎏斤量増で、相手は強化され、強調材料がない。3歳の成長力に期待するくらいか。
ドレッドノータス（想定14番人気）
京都大賞典では、好位3番手から抜け出して押し切り勝ち。
ややゆったりした流れを、好位から抜け出して押し切ったという内容で、強いというレースではなく、上手くレースをしたなという印象。
少し上がりがかかった方がいいタイプで、東京替わりはマイナス。
相手も強化され、行き脚の速い好位勢も多く、前走のような競馬もできるか疑問。
ケイアイノーテック（想定15番人気）
前走でも距離が長いけど東京ならという使い方で、展開が向いたのに9着。
さらに距離が伸びて、相手も強化され、好走するのは厳しい。
ゴーフォザサミット（想定16番人気）
青葉賞勝ち以降、成長した走りを見せていない。
前に行って差され、控えて届かずで、力負けの内容が続いている状態でGⅠは厳しい。
＜展開＞
逃げたいのは、アエロリットだけなので、出して行って楽にハナ。
それに続いて、スティッフェリオ、ダノンプレミアム、ドレッドノータス、アルアインあたりが好位へ。
距離は気になるが、スローにしていい馬ではないので、平均ペースを想定。
＜予想＞
◎：アーモンドアイ
走りやすい距離に戻って普通に走れば
○：スワーヴリチャード
左回りならさらにいい走り
▲：サートゥルナーリア
持続力の面でやや不安ある
△：ユーキャンスマイル
出走したかった左回りのGⅠで
＜詳細予想＞
本命は、アーモンドアイ（想定1番人気）
前走の安田記念は、スタートで不利があって後方から追走。
そのままじっとして追走して、4コーナーで少し仕掛けながら直線へ。直線で前がばらけて外に出すといい脚で伸びてきたが、前が止まらずに3着。
12.2 - 10.9 - 11.4 - 11.3 - 11.2 - 11.1 - 11.2 - 11.6
ペースは流れていたが、高速馬場で前・内の馬が止まらなかったので、最速上がりでも届かなかった。不利は痛かったが、1000m57.0秒の流れを前に行っていたらあの脚が使えていたかというのは疑問。結果的に差す競馬がこの馬にはよかったと感じる。それでも負けて強しの好内容と言える走りだった。
今回は、追走が楽になる2000mで、結果を出している東京。
総合力の高い馬だが、距離的には1800～2000mくらいが一番競馬がしやすい。対サートゥルナーリアでの適性は、瞬発力はサートゥルナーリアがやや速いかもしれないが、トップスピードの速さ、持続力の面では上と考えている。
位置取り的には、ルメール騎手が強さを理解しているサートゥルナーリアを射程圏内に見ながらの好位～中団やや前の位置になるはず。
サートゥルナーリアは、直線の前半はいい脚で差がなかなか縮まらないと思うが、直線の後半で脚が鈍る。持続力では確実に上なので、直線の後半で差し切れるはず。
金曜日の雨の影響が日曜日まで残ったとしても、かなり時計のかかる馬場だったシンザン記念を勝っているので苦にしない。
※土・日に雨が降らないので、東京の馬場の回復スピードから大きな影響はないと考えている。
勝負度的にも、ここは買いだと考えている。
次走がJCか香港と発表されているが、使ってのダメージが大きい馬なので中3週でJCを使ってくる可能性は低い。次走が香港なら、今年はあと2戦のみ。それに加えて、前走で負けているということもあり、勝ちたい理由がある。
ノーザンファーム的には、種牡馬としての価値を考えるとサートゥルナーリアに勝ってほしいと思うが、出遅れて位置取りが内でさばくのに苦労したりしなければアーモンドアイが勝てると考えて本命に。
対抗は、スワーヴリチャード（想定5番人気）
前走の宝塚記念は、ペースの落ち着きが早かったので、外からじわっと出して好位外の4番手から追走。
4コーナーから仕掛けていたが、逆にリスグラシューとキセキに差を広げられて、ラスト1Fの坂に入ってからじわじわ盛り返しての3着。
12.6 - 11.4 - 11.5 - 12.4 - 12.1 - 11.9 - 12.0 - 11.6 - 11.5 - 11.4 - 12.4
4コーナーから直線に入るところでトップスピードの速さがそこまでないところが出てしまったが、直線後半にこの馬の良さが見えたレース。3着だが、内容は悪くなかった。
この馬は、トップスピードの速さがそこまでないが、トップスピードの乗ってから長く脚が使える持続力が長所。
この長所なので、33秒台前半になるような上がり勝負より、少し上がりのかかる34～35秒台の上がりで持続力もしっかり問われる条件が得意。
今回は、アエロリットがいて、2，3番手で走りたい馬も多いのでスローの上がり勝負にはなりそうにないのは歓迎。
去年は、スタートの不利が全て。安田記念を0.1秒差で走れるスピードがあり、JCでも3着になれる馬なので、東京2000mは大歓迎。何より左回りなのが、大きなプラス。
右回りだと不安材料になる右手前が中心の走りが、左回りだと手前をスムーズに切り替えられるか気にしないでいい。馬が気分良く走れ、騎手も気にしないで乗れる。
休み明けになるが、左回りの天皇賞・秋とJCが勝負とハッキリしている馬なので、いきなり期待できる。
単穴は、サートゥルナーリア（想定2番人気）
前走の神戸新聞杯は、少し抑えながら外の馬を先に行かせて2番手から追走。
その位置でじっとして、残り800mから前に並びかけて、4コーナーで先頭に立ち、直線で仕掛けると一気に差を広げて完勝。
12.9 - 11.3 - 12.9 - 13.1 - 13.2 - 13.5 - 13.3 - 12.5 - 11.8 - 10.8 - 10.2 - 11.3
強く見えるレースなのだが、超スローペースからの上がりだけの勝負で時計は平凡。
このペースは、この馬の長所である瞬発力とトップスピードの速さが最大限に生きるので、勝って当然の流れ。ヴェロックスは、菊花賞を考えて内で折り合う練習。ワールドプレミアは、権利取りに徹したレースで、勝ったことで価値が上がるレースではない。
この馬は、瞬発力（トップスピードに入るまでの速さ）とトップスピードの速さで勝ってきた馬なので、古馬GⅠのペースになって東京の長い直線でトップスピードの速さを維持する持続力の面で不安を感じる。
これまでのGⅠを見て分かるように、追い出してからの瞬発力とトップスピードの速さは同世代で一番。仕掛けてから前を交わす速さは、見て分かるレベルに速い。
ただ、皐月賞やダービーでヴェロックスに直線後半に盛り返されていて、持続力は不安が残る。
前走は、その不安が見えない超スローペースなので、長所しか見えないレース。皐月賞の内容から、2000mなら気にしないでいいレベルなのかもしれないが、相手はアーモンドアイ。東京の直線でアーモンドアイの差し脚を我慢できるイメージが浮かばない。
勝負度的には、菊花賞を狙わずに使ってきたので勝ちには来ていると思うが、現状の走りだと持続力の面で不安があり、この評価。
※ノーザンファーム的には、アーモンドアイに勝てば種牡馬としての価値が上がるし、もし負けてもアーモンドアイなら仕方ないないとなるので実績に傷はつかない。惨敗なら別だが、多少の負けならまだ3歳だからと言い訳できる。
4番手は、ユーキャンスマイル（想定8番人気）
馬券的に面白いのが、この馬。
前走の新潟記念は、出たなりで中団やや後ろから追走。直線に入って前がばらけて、内から伸びてきて残り300mくらいで仕掛けると一気に先頭。そのまま粘り切って勝利。
12.7 - 10.9 - 11.3 - 11.7 - 12.0 - 12.5 - 12.0 - 11.3 - 11.1 - 12.0
左回りが得意なので、東京のGⅠで走らせたくて試した2000mで結果を出した。
中盤少し緩んでの上がり勝負ではあったが、11秒台前半のラップを楽な感じで前に迫ったトップスピードの速さは魅力。
距離があった方がいいのでJCを使いたいと思うが、現状の収得賞金的だと外国馬が多く来ると出れない可能性が高い。それを考えると、まずここが勝負。休み明けでもなく勝負度は高いはず。
このメンバーの2000mだと追走で脚を使う不安はある。それでも、GⅠ(菊花賞)3着実績はあるし、前走2000mで新味を見せた。4歳馬で、まだ成長も期待できると考えて相手に。
※以下は、買わない馬の評価。
ダノンプレミアム（想定3番人気）
前走の安田記念は、スタートでの不利はあったが、4コーナーから仕掛けて直線中盤で騎手が諦める手応え。歩様が乱れていたようなので、スタートでの不利は痛かった。
ただ、普通にスタートを出ても未経験の前半1000m57.0秒の流れでは、いい脚は使えなかったと思っている。
この馬は、遅めのペースを好位から追走して、そのまま前で押し切る競馬で勝ってきた馬。
東京ではトップスピードのの速さが劣るので、上位の上がりが使えず、前にいるレースの上手さでは勝ち切るのは難しい。
ペースが落ち着いたら、前にいる有利さが生きるが、今回のメンバーではそれも期待しにくい。
あと勝負度的にも、低いと考えている。
今年の休み明けで金鯱賞を勝ったが、あっさりマイル路線を選択している。大阪杯から安田記念のローテで走れるのに、読売マイラーズCから安田記念のローテを選択。
マイルの方がいいと考えていて、休み明けで強敵のいる2000mでいきなり仕上げて来る可能性は低い。普通なら、ここを使って読売マイラーズCで勝っている京都のマイルCSで勝負する。
ここは、買いたい条件がないので消し。
ワグネリアン（想定4番人気）
札幌記念の予想でも書いたのだが、個人的にそんなに強いと思っていない。
大阪杯3着は、前有利の流れを内差しがハマってのもの。
東京スポーツ杯2歳Sの走りから完成度が高く、大きく成長してきた走りは見せていない。ダービー・神戸新聞杯が、広いコースのスローペースで、あのメンバーだから勝てていたと感じる内容。
今回のメンバーの中距離だと、道中の追走がきつくなるし、上がりの速さも劣る。強調する材料がなく消し。
アエロリット（想定6番人気）
東京の1600mがベストとハッキリしていて、1800mなら相手次第で楽に逃げられたら守備範囲という実績。
使うところがないから、2000mだけど東京のここへというローテなのは明らか。
雨の影響が残らない良馬場なら、平均ペースで逃げて掲示板くらいならあってもいいが。
アルアイン（想定7番人気）
この馬は、先行して持続力を生かして長くいい脚を使うタイプ。
東京だと加速に遅れてトップスピードの速さも劣るので、去年のように前有利の流れでも4着が精一杯（今年は、去年のような流れにならないと考えている）。
それに今年は、オールカマーを使わずにぶっつけで使ってきて、香港の登録もないく、目標を去年3着のマイルCSに置いていると感じる。勝負度は低い。
大阪杯で「古馬中距離G1の中で、ここが一番条件が合う適性の馬」と本命で狙って的中した馬なので、ここは条件合わない。
ウインブライト（想定9番人気）
前走のオールカマーは、逃げてなスローペースの上がり勝負と言ってもサッパリの走り。
前走の予想時点で気になっていた「調整過程」がやはり影響していたようで、今になって夏に帰厩してうまく調整ができなかったとコメントしている。
これまでは牧場で調整されて、4週ウッドで時計を出してレースに使うのがこの馬のパターン。それを前走時は、2か月前に帰厩して、厩舎に任せて仕上げられていた。それも、前半はウッドが使えずに坂路調整。
正直、結果が出ていた使い方をわざわざ変えるリスクが謎だったが、完全に悪い方に出た。
そもそもが、目標はここより香港のはず。適性的にも、小回りで器用さと長くいい脚を使う持続力を生かしたい馬。東京は合わないので消し。
マカヒキ（想定10番人気）
若いころの軽い馬場で速い上がりが使えていた頃とは全く違う走りで、上がりのかかる条件でGⅡレベルなら対応できるという走り。
GⅠの東京では、トップスピードの速さで劣るので追いかけるだけで終わる可能性が高い。
スティッフェリオ（想定11番人気）
前走は、有力馬が牽制し合って、完全に展開がハマったレース。
大阪杯・宝塚記念の内容から、普通の流れなら上がりの速さの対応できない。阪神でもあの負け方なのに、東京で馬券圏内争いに残れる脚は使えない。想定と違って超スローペースでも、掲示板に残れれば上出来と感じる。
カデナ（想定12番人気）
前走は、得意とは言えない上がりの速いレースで、最速上がりタイの脚で3着。
新潟2000mは、直線が長い分ラスト1Fの減速が大きいことで、持続力が行かせたレース。
ベストは、小回りでペースが流れる上がりのかかる展開なので、東京2000mでGⅠレベルの相手に戦える走りは見せていない。
ランフォザローゼス（想定13番人気）
毎日王冠で上がり3位の脚で5着は、この馬としては頑張っている。
そこから2㎏斤量増で、相手は強化され、強調材料がない。3歳の成長力に期待するくらいか。
ドレッドノータス（想定14番人気）
京都大賞典では、好位3番手から抜け出して押し切り勝ち。
ややゆったりした流れを、好位から抜け出して押し切ったという内容で、強いというレースではなく、上手くレースをしたなという印象。
少し上がりがかかった方がいいタイプで、東京替わりはマイナス。
相手も強化され、行き脚の速い好位勢も多く、前走のような競馬もできるか疑問。
ケイアイノーテック（想定15番人気）
前走でも距離が長いけど東京ならという使い方で、展開が向いたのに9着。
さらに距離が伸びて、相手も強化され、好走するのは厳しい。
ゴーフォザサミット（想定16番人気）
青葉賞勝ち以降、成長した走りを見せていない。
前に行って差され、控えて届かずで、力負けの内容が続いている状態でGⅠは厳しい。
払戻金
| 単勝 | 2 | 160円 | 1番人気 |
|---|---|---|---|
| 複勝 | 2 | 110円 | 1番人気 |
| 9 | 260円 | 4番人気 | |
| 5 | 270円 | 5番人気 | |
| 枠連 | 1 - 5 | 220円 | 1番人気 |
| 馬連 | 2 - 9 | 920円 | 2番人気 |
| ワイド | 2 - 9 | 400円 | 3番人気 |
|---|---|---|---|
| 2 - 5 | 400円 | 4番人気 | |
| 5 - 9 | 1,740円 | 17番人気 | |
| 馬単 | 2 - 9 | 1,170円 | 4番人気 |
| ３連複 | 2 - 5 - 9 | 3,210円 | 10番人気 |
| ３連単 | 2 - 9 - 5 | 8,860円 | 26番人気 |
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