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第60回安田記念(6日、東京11R、GI、3歳上オープン国際、定量、芝1600メートル、1着本賞金1億円=出走18頭)混戦模様だった春のマイル王決定戦を制したのは、8番人気ショウワモダン。3連勝でGI初制覇を飾った。タイム1分31秒7(良)は、03年アグネスデジタルの1分32秒1を更新するレースレコード。重馬場巧者と呼ばれてきたモダンが、6歳を迎えて高速決着に対応できるようになり、ついに頂点へ。99年の覇者エアジハードの血が花開き、安田記念父子制覇を成し遂げた。
激戦のゴール前。後藤の右ムチがパートナーの気力を奮い立たせた。勝っても勝っても信用されない8番人気のショウワモダンが、最後の最後で1/2馬身抜け出し、3連勝でGI初制覇を決めた。
「馬も僕も体力を使い切っていた。最後は気力だけでした」。全力を出し尽くした後藤浩輝騎手は、初のGI勝利となった8年前の安田記念(アドマイヤコジーン)と同じようにウイニングラン。スタンド前で観衆に深々と頭を下げると、感極まって涙があふれた。
(17)番枠から中団の外めを追走。直線では追い出しをギリギリまで待った。「先週のダービーで2着(ローズキングダム)に負けたことが頭に浮かびました。『まだだぞ』と自分に言い聞かせて追い出しました」。内からエイシンフラッシュにかわされた教訓を生かした我慢が、最後のひと伸びにつながった。
3歳1月の若竹賞を勝ってから、4歳11月のノベンバーSまで1年10カ月も芝の良馬場では勝てず、重馬場巧者と言われてきた。しかしこの3連勝はすべて良馬場。後藤は「なんで強くなったかわからない」と首を傾げる。杉浦宏昭調教師も「何をしたわけでもない。ただ今回は勝負をかけて、トゥアウターという蹄鉄を初めて使ってみた」。蹄鉄の前部に鉄唇という突起がついたものを使用。グリップをよくしたことも、高速決着に対応できた理由にある。
父エアジハードは、99年の安田記念でグラスワンダーをハナ差し切りV。その父の血が同じ舞台で騒いだか。ジハードの母アイシーゴーグルは、杉浦師が騎手時代に騎乗していた馬で「つながりがあるのかな」と感慨深げだ。
「夏場が強くないからひとまず放牧。暮れの香港は行ってみたい。テレグノシス(03年香港マイル7着、04年同14着)よりも合っていると思う」と杉浦師。5月10日に麻利絵さんと入籍したばかりの後藤はこの夏、福島2週目終了から英国遠征へ。遅咲きのショウワモダンが、世界を夢見る2人のホースマンとともに、さらなる飛躍を誓う。(柴田章利)
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