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【ズバリ!調教診断】シリウスS 好勝負に持ち込める状態の阪神巧者!1度叩いた効果は想像以上のアノ馬!

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シリウスSの出走馬の追い切り内容について、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。


ミキノトランペット
9月12日に初時計を出して以来、急ピッチで乗り込まれているものの、1週前までの内容は元来調教駆けする馬としては物足りない印象。栗東坂路で行われた今週の追い切りも追走先着を果たした一方で、頭の高さが目立つうえに四肢の動きも重苦しい。今回は様子見が正解ではないか。

ヨシオ
中1週ということもあってか、最終追い切りは栗東坂路で軽めの調整。とはいえ、安定感のあるフォームでテンポよく坂を駆け上った。ラストは少し脚いろが鈍ったものの、タフな馬場状態を考慮すると、許容範囲の部類。コンスタントに使われているが、デキ落ちは感じられず、上位進出のチャンスは十分にある。

オメガパフューム
栗東坂路で丹念に乗り込まれいるが、中間の内容に特筆できるような点は見られない。最終追い切りも僚馬を引き離したまでは良かったが、その後は踏ん張り切れずラチ側に体が流れてしまう心許ない内容。このひと追いでどこまで変われるか、という印象は否めず、今回はマイナス評価と厳しくジャッジしたい。


ムーンクレスト
この中間は栗東CW主体の調整。最終追い切りではレーヌミノルと併せ馬を行い、キッチリと先着を果たした。先行していたとはいえ、攻め駆けするG1馬を封じたのだから大したもの。馬場の荒れた時間帯だったことを踏まえると、走破ラップも上等の水準。一発があってもおかしくないデキにある。

ヒラボクラターシュ
最終追い切りは栗東坂路で流す程度の内容。東上後の中1週とあっては、やむを得ないところか。それでも登坂途中までは重心の低いフォームを駆使していたのだから、搭載されているエンジンはなかなかのもの。最後は止まってしまったが、馬場状態を勘案すると情状酌量の余地はある。侮れない1頭と言えよう。

クインズサターン
中1週ということもあってか、最終調整は栗東坂路で上がり重点の内容。とはいえ、キビキビとした集中力のある走りを見せた。リズミカルな脚捌きをみるに、1度叩いた効果は想像以上。上位争いに割って入れるだけの状態にある。

ナムラアラシ
調教では良い面をあまり見せない馬。栗東CWで行われた最終追い切りの動きも緩慢で僚馬にまったくついて行けない始末。こうした内容で結果を残したケースもあるにはあるが、それにしても……。少なくとも調教面におけるプラス材料は無きに等しい。

グレイトパール
栗東坂路と栗東CWを交えて、帰厩後の攻め量は十分。1週前にCWで長めから及第点の時計を記録。同じくCWで行われた最終追い切りでも、しっかりと末脚を伸ばしてきた。併走馬には後れをとったものの、珍しいことではないので過度に意識する必要はない。いきなりから動ける態勢にある。

コパノチャーリー
この中間は栗東坂路で調整。最終追い切りは軽めの内容ながら、小気味よいリズミカルな脚捌きを披露した。時計を要する馬場状態が影響したのか、最後は頭が上がり気味になったものの、我慢してキッチリと登坂したことは評価できる。活気も程よく、雰囲気は上々。見せ場以上のシーンがあってもおかしくない。

ヒロブレイブ
22日に栗東CW、最終追い切りは栗東坂路でともに緩めの調整。調教内容を検証する限り、近走と比べて良い意味での変化は見受けられない。急仕上げ気味の前走を叩いて、この馬なりに順調なのかもしれないが、大きな変わり身までどうか。今回は静観が妥当とみる。

ストライクイーグル
帰厩後は併せ馬を熱心に行っているが、特筆できるような点は見られない。栗東坂路で行われた最終追い切りも先着こそ果たしたものの、肝心の動きは今ひとつ。反応が鈍いうえに、最後は併走相手に手応えで大きく見劣る始末。良化途上の感は否めず、今回は見送りが賢明だろう。


リーゼントロック
最終追い切りは栗東CWで併せ馬を行い、マズマズの全体時計を記録した。とはいえ、この馬にしては上がりのラップがかかり過ぎ。いい時は馬場の良し悪しに関係なく、バランスのとれたラップを刻んでくるだけに、物足りない印象を受ける。上昇は感じられず、今回は苦しい戦いになるのではないか。

コスモカナディアン
1週前に北Cで上々のラップを計測。23日には坂路で軽めに流して、ラスト1F12秒台半ばの好ラップをマークした。最終追い切りも南Wにてマズマズのラップを記録しており、この馬なりに順調と言えよう。ただし、約4カ月半ぶりの割にトレセンでの調教本数は少なめ。最後まで脚が保つかどうかの不安は募る。

サンライズソア
1週前に栗東CWで長めから及第点のラップを記録。栗東坂路で行われた最終追い切りでも力強い脚捌きを披露した。ストライドを大きく伸ばしたフットワークで駆け抜けるさまは、見応え十分。動きに重苦しさはまったく見受けられない。乗り込み量の不足もなく、緒戦から力を出せるデキにある。

ラインルーフ
帰厩後は栗東坂路と栗東Pを交えての調整。派手な時計は出ていないが、順調に調教本数を重ねており、少なくとも体調面の不安はない。最終追い切りは控えめの内容ながらも、集中力にあふれた走りを披露。なにより、悩みのタネである気の悪さを出していない点は好感度が高い。好勝負に持ち込めるだけの状態にある。

ウェスタールンド
この中間は栗東坂路の2本乗りを主体に入念な調整。実質、攻めを強化したかたちではあるが、1週前までの内容に目立つところは見受けられない。最終追い切りについても、終い重点にしては伸びがイマイチ。直線急坂の阪神コースで最後まで踏ん張り切れるかどうかは疑問が残る。



ウマニティ重賞攻略チーム

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