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今週末の日曜は阪神競馬場で、阪神大賞典が行われる。京都記念で重賞初制覇を飾ったクリンチャー(栗・宮本、牡4)が登場。同世代のGI馬を撃破した前走で、地力の高さとパワーアップを証明。次走の天皇賞・春(4月29日、京都、GI、芝3200メートル)に向けて、GII連勝を狙っている。
重賞連勝で、GIに王手をかける。京都記念で初タイトルを奪取した後も、クリンチャーは順調そのもの。全休日12日は、馬房のなかでリラックス。その瞳は、上空に広がる雲ひとつない青空のように澄み切っていた。
「1回使って毛づやが良くなりましたし、体に張りも出ました。動きが軽くなって、身のこなしが柔らかい。上向いていますよ」
担当の長谷川助手が確かな口調で上昇ムードを告げた。好メンバーのそろった前走で、地力の高さを証明。力強い伸び脚で堂々と突き抜け、重賞初制覇を飾った。昨年の皐月賞4着、菊花賞2着馬は、確実にパワーアップを遂げている。
「もともと、奥手のタイプと考えていたので」と世話役。体重に大きな変動はないが「ひと回り大きくなっている感じ。グッと体に幅が出ましたし、トモの緩さも解消しつつある」と語る。7日の1週前追い切りでは、新コンビの武豊騎手を背に、CWコースで6ハロン78秒3の好時計をマーク。昨春と比べれば、格段に調教で動けるようになった。
「体がしっかりとしたことで、今は走りにメリハリが利いています。周りの人たちに『いい馬になってきた』といわれるようになりました」と充実の近況に目を細めた。
エリートではなく、努力型。「ひとつずつ積み上げてきた感じ」と長谷川助手が話すように、強い馬としのぎを削りながら力をつけてきた。同世代の皐月賞馬(アルアイン)、日本ダービー馬(レイデオロ)を退けた前走の内容から、古馬トップクラスの一角を担う存在なのは間違いない。
今回は、天皇賞・春をみすえる一戦。勝てばGI制覇へ、視界が大きく広がる。全休日を返上で様子の確認に訪れた宮本調教師も「相手関係からもいい結果を期待したいね。次のためにもね」と胸を躍らせる。
GIウイナーが不在で、前走よりもメンバーは小粒な印象。阪神コースはすみれS勝ちがあり、3000メートルも不安はない。改めて地力強化を示し、頂上へ向けて勢いを加速させる。 (宇恵英志)
★阪神大賞典の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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