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今週の東西調教ウオッチャーは京都金杯と中山金杯が対象レース。栗東トレセンの京都金杯組からは大阪サンスポの正木、斉藤記者、美浦トレセンの中山金杯組からは東京サンスポの山川、千葉記者が好調教馬をピックアップ。“いいお年玉”になるかもしれませんゾ。
正木 まずは栗東の斉藤から行ってくれ。
斉藤 坂路のクルーガーは道中から理想的な加速ラップを刻み、追われると瞬時にギアチェンジしてラスト1ハロン11秒7。抜群の動きと反応で、絶好調だったマイルCS時と遜色ないデキで臨めそうです。
正木 オレはウインガニオンの坂路調教が目についた。スピード感にあふれ、4ハロン52秒1-12秒4。冬場は実戦も攻めも動けなかった馬が、これだけ動ければ違う結果が期待できる。
斉藤 もう1頭ならCWコースのブラックムーン。4コーナーで併走馬の外を回して貫禄の2馬身先着。パワフルかつ意欲十分の攻め内容で、6ハロン82秒9-12秒2の時計も上々でした。
山川 美浦のおすすめはブラックバゴ。Wコースで実に力強い脚さばき。反応も鋭く、ゴールまでグイグイと伸びていました。時計を要する中山の馬場はいかにも合いそうです。
千葉 セダブリランテスはWコースで3週連続の併走先着。さらに中間は坂路でも速い時計をマークしており、調整過程も前走とまるで違います。ストレンジクォークの坂路4ハロン50秒8は3日の坂路一番時計で、スピードの乗りは抜群でした。
★京都金杯の出馬表はこちら 調教タイムも掲載★中山金杯の出馬表はこちら 調教タイムも掲載
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