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【東西現場記者走る】ペルシアンナイト東京で末脚全開

SANSPO.COM:2018年5月29日(火) 05:08

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 ダービーの後も走ります! 密着取材で安田記念の勝ち馬を探し出すGI企画『東西現場記者走る』は、東京サンスポ・千葉智春記者(33)が担当。栗東トレセンに乗り込んだ初日は、昨年のマイルCSに次ぐ秋春マイルGI制覇を狙うペルシアンナイトに注目した。前走の大阪杯は上がり最速で2着と決め手は最上位。陣営もデキに自信を見せている。

 先週のダービーは悔しさが残った。週初めは○だったワグネリアンを、外枠を嫌って△に。積極的な競馬で劇的Vに導いた福永騎手に感服した。記者もくじけていられない。当連載は阪神JF高松宮記念での馬券プレ連勝が、前回のNHKマイルCでストップ。しっかりと巻き返したい。

 安田記念の最大の注目馬はスワーヴリチャードだろう。ただ、今回は初めてのマイル戦。同距離の重賞勝ち馬10頭、GI馬4頭が相手でもあり、一筋縄ではいくまい。

 初日はその一頭、ペルシアンナイトに目をつけた。昨秋のマイルCSでは、17年ぶりの3歳馬Vを飾った実力馬だ。前走の大阪杯もメンバー最速の末脚で僅差2着。モーリス(2015年1着、16年2着)、ロゴタイプ(16年1着、17年2着)といった強力な先行馬が各2回連対しているが、過去5年の複勝圏15頭中10頭は差し馬だった。直線の長い東京は、本質的に末脚が生きる舞台だ。

 全休日の月曜、朝イチで池江厩舎に行くと、担当の齊藤助手が「10分くらいで終わるよ」。これは幸先がいい。しばし待って、取材を開始した。

 気になるのは関東圏で【0・2・0・3】と勝利がないこと。長距離輸送の影響? だが、同助手は意に介さず、「輸送自体は問題ない。(同舞台の)富士S(5着)も不良馬場。条件が整わなかっただけ」。中山記念5着は休み明け、ダービー7着は距離が長かった。いずれも敗因は明白で、その他はアイビーS(勝ち馬ソウルスターリング)、皐月賞とも2着に好走。「走りもしなやか。東京マイルはいいと思う」と自信ありの表情だ。

 状態も整いつつある。2週前の血液検査では中性脂肪の数値が高かったが、2週連続の3頭併せで体は締まってきた。「心拍数の数値を見ても、心臓は厩舎(の所属馬)で抜群にいい。マイルCS時と遜色ない」とデキに太鼓判を押す。

 態勢さえ万全なら、昨年のサトノアラジンに次ぐ川田騎手&池江厩舎コンビの連覇も-。好感触を抱いて宿舎に戻ると、前日に自分も健康診断の結果をもらったことを思い出した。見ると、中性脂肪の数値は300が上限のグラフを突き抜けている…。まだまだ走り続けよう、と誓った。 (千葉智春)

安田記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載

東西現場記者走る 2014年の春に始まったGI限定の連載企画。東西サンスポが誇る精鋭記者がトレセンで1週間の密着取材を行い、勝ち馬に迫る。結論を出すのはレース当日の日曜付の紙面。千葉記者は今春の高松宮記念を仕留めたほか、昨年は天皇賞・春、ダービー、阪神JFも連載担当で的中している。

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