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23日の東京5R2歳新馬(芝1400メートル)は、柴山雄一騎手騎乗の1番人気マーセラス(牡、美浦・久保田貴士厩舎)がゴール前で差し切って快勝した。タイムは1分24秒1(良)。
外からトエハタエが先手を取ってスローペース。シングンパワーとリュウノースジョイが2番手を併走して、人気のマーセラスもその直後を追走する。淡々とした流れになり、直線に向くと2番手からリュウノースジョイが抜け出しを図って、その外からマーセラスも接近。内で粘るトエハタエをかわして2頭の争いとなる。人気薄リュウノースジョイも懸命に食い下がって見せ場をつくったが、ゴール前でマーセラスが差し切って快勝した。クビ差2着が8番人気のリュウノースジョイ。さらに4馬身差の3着が2番人気のトエハタエだった。
マーセラスは、父キンシャサノキセキ、母カーリーパッション、母の父トニービンという血統。兄フラムドパシオンはGIIUAEダービーの3着馬。祖母ダイナカールはオークス馬で、おばエアグルーヴは天皇賞・秋、オークスの勝ち馬。近親にエガオヲミセテ、オレハマッテルゼ、アドマイヤグルーヴ、ルーラーシップなど多数の活躍馬が出ている。
柴山騎手は「イメージ的にはもう少しスパッと切れるかと思っていましたが、追ってからはしっかり伸びていたし、いい勝負根性で勝ち切ってくれましたね」と競り合いを制した勝負強さを称えていた。
★23日東京5R「2歳新馬」の着順&払戻金はこちら
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