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クラシックにつながる重賞「共同通信杯」の追い切りが13日、美浦トレセンで行われた。東京スポーツ杯2歳Sの覇者イスラボニータは、Wコースの3頭併せで最先着。万全の仕上がりをアピールし、サンケイスポーツ調教評価で最高の『S』をゲットした。前走から中1週のアポロスターズは軽めの内容だった。
東スポ杯2歳S1着以来となるイスラボニータが、美浦Wコースの3頭併せで堂々の最先着。栗田博調教師は笑みを浮かべた。
「反応良くスッと間を抜けていったね。3歳の初戦としては及第点を与えられる」
道中はリルバイリル(1000万下)、イスラボニータ、シャイニープリンス(OP)の順に2馬身間隔で進み、直線では3頭の真ん中に入って、ひと呼吸待ってからゴーサイン。鞍上の手が激しく動いた僚馬2頭とは対照的に、馬なりのまま5ハロン66秒1、ラスト1ハロン12秒6をマークして、それぞれに半馬身先着した。
2歳時は坂路中心の調整だったが、今回はWコースやプールでの調教も取り入れた。坂路以外の最終追い切りも初めて。「調教メニューに変化をもたせて、馬にいい刺激を与えている」とトレーナーはさらなるステップアップを図っており、「少し体に幅が出てきた」と愛馬が順調な成長曲線を描いていることを明かす。
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