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◆スプリント重賞勝ち 連対20頭中18頭が芝1200メートル以下の重賞ウイナーで、うち16頭が重賞2勝以上。重賞未勝利だった2頭は前走が芝1200メートルの重賞で3着。重賞実績はあるほどいい。
◆前走から2カ月以内 15頭が同年8月以降に出走しており、中6週以内が理想。それ以上間隔があいて連対したのは香港馬2頭と、すでにこのレースで連対実績があった2004、05年2着デュランダル、10年2着キンシャサノキセキ(3位から繰り上がり)のみ。
◆前走3着以内 全20頭の前走が芝重賞で、うち14頭が3着以内。4着以下から巻き返して連対した日本馬は5頭いるが、4頭はGI馬で、残る1頭もGI2着の実績。GI実績がある馬以外の巻き返しは厳しい。
◆同年に重賞勝ち 勝ち馬9頭を含む連対15頭が同年に芝1400メートル以下で重賞V。残る5頭中、05年デュランダルを除く4頭にも同年の重賞で3着以内があった。
◆4、5歳中心 日本馬で連対した17頭中13頭が4、5歳。6歳以上で連対したのは、前述のデュランダル、キンシャサノキセキ以外では04年1着カルストンライトオのみと苦戦。高齢馬は割り引きが必要だ。
◇結論◇
トップ評価はロードカナロア。GI4勝中、芝1200メートルで3勝の圧倒的な実績を誇り、昨年と同じセントウルS2着から参戦のローテも好ましい。そのセントウルSを制したハクサンムーンはスプリント重賞を連勝中。逆転候補の筆頭だ。昨年3着のドリームバレンチノもスプリント重賞2勝に加え、今年の高松宮記念2着と実績十分で、差はない。フォーエバーマークは前走のキーンランドCで重賞初制覇を飾った勢いが侮れない。 (データ室)
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