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6月19日の東京11Rで行われた第21回ユニコーンS(3歳オープン、GIII、ダート1600メートル、16頭立て、1着賞金=3500万円)は、川田将雅騎手騎乗の2番人気ゴールドドリーム(牡、栗東・平田修厩舎)がストロングバローズとの一騎打ちを制して優勝した。タイムは1分35秒8(良)。
好スタートを切った1番人気のストロングバローズがハナへ。しかしダートコースに入ると内からマイネルバサラが先頭に立ち、ストロングバローズは2番手に控える。直後にビービーサレンダー、スミレなどが続き、ゴールドドリームは好位を追走。グレンツェントは後方にポジションをとった。直線に入るとストロングバローズが馬なりで先頭に立ち、それを目がけて外からゴールドドリームが襲いかかる。残り200メートルでは完全に一騎打ちとなり、ゴールドドリームがストロングバローズをクビ差とらえてゴール。重賞初Vを決めた。3着にはさらに3馬身離されてグレンツェント(3番人気)が入った。
◆川田将雅騎手「4コーナーを回っても雰囲気はよかったですが、ストロングバローズも楽そうでしたし、ゴールまでに捕まえてくれればいいと、思っていました。広いコースが合っています。改めて強い競馬をしてくれましたし、自信を持ってまた臨めます」
ゴールドドリームは、父ゴールドアリュール、母モンヴェール、母の父フレンチデピュティという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、吉田勝己氏の所有馬。通算成績は5戦4勝(うち地方1戦0勝)。重賞初制覇。平田修調教師、川田将雅騎手ともにユニコーンSは初優勝。今後は馬の状態が問題なければジャパンダートダービー(7月13日、大井、GI、ダ2000メートル)へ向かう。
★19日東京11R「ユニコーンS」の着順&払戻金はこちら
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