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ダンスインザダーク、ハーツクライ、ワンアンドオンリーなどのGI馬を育てた橋口弘次郎調教師(70)=栗東=が、今週末の競馬を最後に引退する。ラストウイークは計5頭が出走予定。最後の重賞となる日曜阪神の阪急杯は、有力候補ミッキーラブソングがスタンバイしている。同じく栗東の松田博資(70)、武田博(70)両調教師も、今週末でターフに別れを告げる。
ホースマン人生にピリオドを打つときが迫ってきた。数々の名馬を育て上げた橋口弘調教師だ。
最後の重賞となる日曜阪神11R・阪急杯には、京都金杯3着のミッキーラブソングで挑む。
「1200メートルだと短いし、マイルだと詰めが甘くなる。1400メートルはベストでしょう」。この日の追い切りは坂路で4ハロン53秒3-13秒0を計時し、オールスマイル(未勝利)と併入。「先週(17日)、速い時計(同51秒6-12秒7)を出しているから、これくらいで。いい状態で出せる」と納得だ。ラストウイークはこの他にも4頭がスタンバイ。
「今年は(厩舎が)未勝利だけど、勝って締められれば最高ですね」
1980年に調教師免許を取得し、85年に完成した坂路を積極的に活用。JRA通算991勝を挙げ、うちGI10勝を含む重賞96勝は現役1位(歴代2位。1位は189勝の尾形藤吉師)だ。
「心残りは何もありません。念願のダービーまで手に入れたんですから。悔いなんてあるわけがない。振り返れば運のいい競馬人生でした」
誰よりも日本ダービー制覇に意欲を燃やした。96年ダンスインザダークは1番人気で2着と好機を逃し、定年が近づくにつれ夢を諦めかけたが、2014年にワンアンドオンリーで悲願を達成。
「ワンアンドオンリーは私にダービーを獲らせてくれるために出現した馬。橋口厩舎の最強馬はダンスインザダークで、一番幸せをもたらしてくれたのはワンアンドオンリーです」
日本競馬界をリードした名伯楽が、有終の美を飾ろうとしている。 (鈴木康之)
★阪急杯の出馬表はこちら
橋口 弘次郎(はしぐち・こうじろう) 1945(昭和20)年10月5日生まれ、70歳。宮崎県出身。71年に栗東・吉永猛厩舎で厩務員。調教助手に転身し、80年に調教師免許取得。82年に開業。90年に45勝を挙げ、JRA賞最多勝利調教師に輝く。2014年にワンアンドオンリーで日本ダービーを初制覇。25日現在、JRA通算8640戦991勝。うち重賞はGI10勝を含む96勝。
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