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史上7頭目の偉業へ--。今週の京都日曜メーンの第72回菊花賞(23日、京都、GI、芝3000メートル)に、皐月賞、ダービーに続くクラシック3冠制覇を目指すオルフェーヴル(栗東・池江泰寿厩舎、牡3歳、父ステイゴールド)が登場する。ダービー以来となった秋の始動戦、神戸新聞杯はライバルを寄せ付けない強さを見せつけた。1度使われてさらに調子を上げている2冠馬は、快挙がかかる10・23に向けて着々と態勢を整えている。
10・23京都で新たな伝説が作られる。皐月賞&ダービーを制覇したオルフェーヴルが、中央競馬史上でわずか6頭しか達成していない牡馬クラシック3冠制覇に挑む。
すでに競馬ファンだけでなく、東西トレセンの関係者の間でも「3冠は濃厚だ」という声が多い。それほど秋初戦、神戸新聞杯のオルフェーヴルは手が付けられないほど強かった。
これまでの後方待機のスタイルとは違い道中は5番手。持ったままの手応えで直線に向くと、ラスト3ハロン32秒8という桁違いの末脚で楽々と勝負を決めた。プラス16キロとビルドアップされた馬体、好位での競馬を可能にした精神面の成長。秋初戦のパフォーマンスに池添謙一騎手(32)=栗東・フリー=は、「まだ粗削りな面はあるが、反応の速さがすごい。どこまで強くなるのか…」と驚きを隠せなかった。デビューから手綱をとる主戦は、あらゆる面で進化していると感じている。
池添自身も、昨日の秋華賞こそ1番人気ホエールキャプチャで3着に敗れたものの、今年の活躍は目覚ましいものがある。
「いい馬に乗せてもらっていますし、騎手にとってはそれが一番。リズムが良くなっていきますから」。
念願のダービージョッキーに輝いた後も充実一途だ。夏場は初の札幌リーディング、秋のGI開幕となるスプリンターズSではカレンチャンをGI初勝利へと導いた。今年のJRA重賞勝利数は『11』とジョッキーでは単独トップで、自己最多の数字。オルフェーヴルを管理する池江泰寿調教師(42)=栗東=も「ケンイチが競馬を教えてきてくれたおかげ」と全幅の信頼を置く。新馬を勝ってから4連敗したが、負けた中で競馬を覚えたことが春の2冠制覇、現在の4連勝につながっている。
64年シンザンと栗田勝、83年ミスターシービーと吉永正人、84年シンボリルドルフと岡部幸雄、05年ディープインパクトと武豊。3冠馬の多くは、菊花賞まで一度もコンビが替わることなく人馬の絆を築いてきた。池添もデビューから9戦すべてで手綱を取ってきた。強固な信頼関係が、菊の舞台で大きな自信となるはずだ。
12日の1週前追い切りは、栗東坂路で4ハロン52秒2、ラスト1ハロン12秒2と抜群の動きを披露。「使って馬体が締まってきたし、順当に良くなってきている。レースでは何でも切れる刀のように切れ味を磨きたい」とトレーナー。本番が近づくにつれ、オルフェーヴルの黄金色の馬体は徐々に輝きを増し、研ぎ澄まされていく。
今月4日、史上初めて無敗でクラシック3冠を達成したシンボリルドルフが天に召された。その19日後の大一番で“皇帝”と同じ『左後一白』を持つオルフェーヴルが3冠馬として歴史に名を残す。 (板津雄志)
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