シンボリルドルフ(競走馬)

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写真一覧
抹消  鹿毛 1981年3月13日生
調教師野平祐二(美浦)
馬主シンボリ牧場
生産者シンボリ牧場
生産地門別町
戦績 1戦[0-0-0-1]
総賞金68,482万円
収得賞金16,350万円
英字表記Symboli Rudolf
血統 パーソロン
血統 ][ 産駒 ]
Milesian
Paleo
スイートルナ
血統 ][ 産駒 ]
スピードシンボリ
ダンスタイム
兄弟 シンボリフレンドマチカネアスカ
前走 1986/03/29 サンルイレイ S G1
次走予定

シンボリルドルフの競走成績

[ 競走データ ] [ 繁殖データ ]
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成績 条件別 競馬場別 距離別 重量別 騎手別 タイム別
開催日

R 競走名 コース









指数

負担
重量
(kg)
騎手調教師馬体重
(kg)




(秒)

3F
通過順 1(2)着馬
86/03/29 アメ   サンルイレイ G1 芝2400 7--------6** 牡5 57.2 岡部幸雄野平祐二---- --------

シンボリルドルフの関連ニュース

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シンボリルドルフの関連コラム

遙かなる草原の輝き

2010年9月18日() 07:24

佐藤洋一郎

閲覧 121ビュー コメント 0 ナイス 3

 遙かなる草原の輝き 

 ◇『優駿』発刊800号記念8月号が郵

便物のなかに埋もれていた。「未来に語り

継ぎたい不滅の名馬たち」が特集されてい

た。位からディープインパクト、ウオッ

カ、ナリタブライアンオグリキャップ

シンボリルドルフサイレンススズカ、エ

ルコンドルパサー、トウカイテイオー、ダ

イワスカーレット、テイエムオペラオー

(11位シンザン)と続き、ダービー8

勝、不滅の史上最強調教師・尾形藤吉翁が

「史上最強馬!」と断言したクリフジは4

0位。史上初のそして史上犧廼健畛梓

セントライトは…かろうじて77位にそ

の名をとどめている。


 ◇投票した人たちの偏見や不明をとがめ

るキモチなどさらさらない。レースも実馬

も見たこともない馬たちと、自分が肉眼で

見てきた馬たちとの優劣の比較、評価を正

当に下すことなどできるはずもない。そも

そもこの種の人気投票は、狷眼瓩とど

く範囲の身近な対象に票が集中する。投票

者が圧倒的に若年層に偏るから、知ってい

る馬と知らない馬との差は限りなく広がっ

てしまう。早い話が、これから20年後、

30年後に同じようなアンケートをとった

とき(若者が年老いたとき)、果たしてデ

ィープインパクトがシンボリルドルフ(5

位)やトウカイテイオー(8位)くらいの

位置にとどまっていられるかどうかも疑わ

しい。ディープが歯が立たなかった凱旋門

賞、ブリーダーズCなどを勝つ馬が続々出

現していたとしたら…。

 ◇20世紀最強馬とか史上最強馬という

アンケートを募ったときに、世代(年齢)

別の回答を詳しく見てみたい。たとえば1

0代〜20代、30代、40代、50代、

60代超といった、それぞれの世代の回答

(同人数)を表にして示し、投票理由をも

載せる。さらにそうした世代間で討論させ

るなどの企画があってもよい。なぜなら、

紛れもない高齢化社会のなかで、競馬(馬

券売り上げ)に貢献してきたのも、今現在

それを支えているのも、圧倒的に中〜高齢

者たちのはずだからだ。


 ◇自らの狂気のために自爆したサイレン

ススズカのような犇諺馬瓩人気を博す

のなら、エリモジョージやカブトシローに

だって同等、それ以上の評価を下す世代だ

ってあるにちがいない。

 ◇これは個人的な心情だが、はじめてサ

イレンススズカの馬房を覗いたとき、あま

りに異様な光景に衝撃を受け、しだいに言

いようのないむなしさと憐憫の情ががこみ

上げてきた。

 ◇薄暗い馬房のなかで、その馬は目をギ

ラつかせ首を下げ、ひたすら堂々巡りして

いた(人間でいえばなにやらブツブツ独り

言を言っているような、唸っているよう

な)。天井からぶら下がっているタイヤや

らビーチボールやらチャラチャラした装飾

品のような障害物をかいくぐり、押し分け

て、憑かれたように、一方向(左回り)に

旋回し続けていた。何百、何千という馬を

見てきたが、これは、さすがに、コワかっ

た。

 「いろいろ試してみたけどダメやね。こ

の通り、この癖は治らんわ。一日中回っと

る」

 サク癖(ぐいっぽ=馬栓棒などを噛む

)、熊癖(ゆうへき=前肢を開いて体を揺

する。熊の動作に類似。舟揺すりともい

う)、前掻き(馬房の土間に大きな穴を掘

った馬もいた=ダービー前のキタノカチド

キ)など、さまざまなヘキ馬を見てきた

が、サイレンススズカのそれは後天的なヘ

キ(ストレスや退屈しのぎによって発生す

るとも言われている)とは異質のもの、も

っと根源的な、生まれながらの因子ー血の

宿命ーに思えた。

 ◇イタリアの魔術師F・テシオと並び称

さられるフランスの奇才M・ブサックはイ

ンブリード(近親交配)によって名を成

し、破綻したと言われている。速い馬、強

い馬(レースに勝つ馬)を探求するための

品種改良、淘汰がサラブレッドのルーツ、

現実であることを前提にすれば、ブサック

の功罪(とくに罪)そのものが21世紀の

サラブレッドに反映されているとも言って

も過言ではない。3頭の祖(胤)をもとに

交配、改良を重ねられてきたサラブレッド

が永遠に進化するなんてことはありえな

い。インブリードの繰り返しによって肉

体、精神障害を発症する馬たちが増殖し、

勝ち進む馬の多くが心技体整った正気では

なく狂気のをはらんだ、傍若無人なタイプ

に変貌してゆく。SS系などその最たるも

ので、強烈なインパクトを与えはするが、

競走馬が本来持っていなければならない品

格、高貴さを喪失してしまっている。真に

強い馬とは何なのか?

 ◇18日のサンスポ(極穴馬絞り)にも

書いたが、初代三冠馬セントライトは3月

15日のデビュー戦から菊花賞制覇までの

7ヶ月しか競走馬としてのキャリアは持た

なかった。がその内容は想像を絶するほど

に濃密かつ驚異的なものだった。デビュー

戦そのものが根岸(横浜)で、府中の厩舎

から人馬(小西喜蔵騎手)ともども歩いて

移動しなければならなかった。新馬の2週

間後の皐月賞も、ダービーを勝って夏休み

を経ての秋初戦も根岸に行き、競馬を終え

てすぐに横浜駅から貨車に乗って京都に移

動、6日後に2400辰離ープンを叩い

て8日後の本番・菊花賞を圧勝!

 ◇片道9時間の府中→根岸の徒歩だけで

も、ディープインパクトのような蹄の弱い

馬にはできる相談ではない。「脚も丈夫だ

ったし体も強くて病気など一度もしたこと

はなかった。それでいて競馬に行けば凄い

闘志をもやし、競れば絶対負けない。気性

も穏やかでどんな競馬でもできた」

 小西喜蔵調教師(セントライトとともの

三冠制覇)はその三冠の進上金(賞金)を

国債で受け取ったが、日本が戦争に負けて

国債が紙屑となり、「みんなパーになっち

ゃった」。

 ◇昔だからそういうこと(徒歩で移動)

もできたのではない。サラブレッドの淘

汰、改良の頂点(強く、速い馬の生産)は

20世紀半ばに極まった。あとは進化する

のではなく変化するのみ。と、英国の学者

が宣言したのを見聞したことがある。昔の

馬いうが、実はクリフジやセントライト

強さは心身ともにゆがんでしまっている今

の競走馬のレベルを遙かに超えていたのか

もしれない。セントライト記念を前にし

て、そうした真の名馬に思いをはせつつ◎

を決めた。果たして!?


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シンボリルドルフの口コミ


口コミ一覧
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サトノダイヤモンドの阪神大賞典(G2)圧勝は必然か。過去「最強馬クラス」の"領域"に足を踏み入れた現役王者の「期待値」─Gambling Journal ギャンブルジャーナル/2017年03月13日 08時30分00秒 
http://biz-journal.jp/gj/2017/03/post_2827.html


 昨年の競馬の"オオトリ"を務める有馬記念(G1)は、まさに歴史に残る名勝負だった。
 昨年の覇者ゴールドアクターと、ジャパンC(G1)で3つ目のタイトルを手にしたキタサンブラック、そして菊花賞(G1)を勝ち3歳最強として古馬との初対決に挑んだサトノダイヤモンド。
 有馬記念のクライマックスとなる「最後の直線」は、この3頭の壮絶な叩き合いで幕を開けた。
 紛れもなく強い馬が強い競馬をし、渾身の力を振り絞った堂々たる力勝負だった。序盤は先頭を走るキタサンブラックにゴールドアクターが襲い掛かる展開。しかし、残り200mを切ったところでゴールドアクターを競り落としたキタサンブラックに、今度はサトノダイヤモンドが強襲。
 一度は完全に先頭に立ったキタサンブラックだったが、力強い足取りでそれをねじ伏せるが如く差を詰め、最後の最後でクビの差だけ交わしたのがサトノダイヤモンド。鞍上のC.ルメール騎手はレース後「しゃべれない......」と熱い涙を見せた。
 果たして、これが世代交代を象徴したシーンとなるのかは、今年1年の本馬の活躍で明らかになるだろう。
 あれから約3カ月。19日に阪神競馬場で行われる阪神大賞典(G2)に、サトノダイヤモンド(牡4歳、栗東・池江泰寿厩舎)が満を持して登場する。
 率直に述べて、サトノダイヤモンドを正面から力勝負で負かせる可能性のある現役馬が、昨年の年度代表馬キタサンブラックなどほんの一握りである以上、本馬に掛かる期待は極めて大きい。

次のページ 過去の歴史がサトノダイヤモンドの未来を証明?

 その「期待値」がどれほど大きなものであるのかは、歴史が証明している。
 グレード制が導入された1984年以降、3歳で有馬記念を制したのは述べ12頭。そこから「菊花賞に出走しながらも敗れていた馬」を除外するとシンボリルドルフ、オグリキャップ、ナリタブライアン、マヤノトップガン、グラスワンダー、マンハッタンカフェ、シンボリクリスエス、ヴィクトワールピサ、オルフェーヴル、ゴールドシップの10頭となる。
 当然ながら、いずれも競馬史に名を残す名馬だが、古馬になって屈腱炎を患ったナリタブライアンを除けば全馬が「古馬になってもG1を勝利」している。このことからもサトノダイヤモンドが以後、再びG1勝利を重ねる可能性は極めて高いといえるだろう。
 さらに上記10頭の中で「菊花賞と有馬記念を共に1番人気で勝利」したのはシンボリルドルフ、ナリタブライアン、オルフェーヴル、ゴールドシップのみ。
 サトノダイヤモンドがこれら最強クラスの名馬と比肩する程の能力を秘めているかは別問題だが、少なくともライバルや勢力図と相対的な関係にある「人気」という観点からは、先述した4頭と同じく競馬界を牽引するほどの活躍が期待できるということだ。
 なお、この4頭で古馬になって初レースで敗れたのは、歴史に残る"暴走"をやらかしたオルフェーヴルの阪神大賞典のみ。4コーナーで大きく外に膨れながらも、絶望的な位置取りから2着に追い上げた本馬の走りは、まさしく「負けてなお強し」だった。

次のページ すべてが「脇役」になってしまう?


 今回の阪神大賞典はサトノダイヤモンドの他に、シュヴァルグランとカレンミロティックといった昨年の天皇賞・春(G1)の2着、3着が揃い踏みしているが、ここまで述べてきた通りサトノダイヤモンドの"キャリア"は、すでに現役だけでなく、競馬史全体を見渡しても「最強クラス」の領域に足を踏み入れている。
 無論、競馬はデータがすべてではない。だが、グレード制の導入以降でも33年。重ねられてきた"歴史"はやはり重い。率直に述べて、この2頭がサトノダイヤモンドの異次元の強さを、より浮き彫りにするだけの"脇役"に終わる可能性さえある。
 言い換えれば我々は今週末、競馬史に燦然と輝く存在に登りつめるであろう名馬の走りを目の当たりにするということだ。歴史は、すでに動き出している。
(監修=下田照雄(栗東担当))

 グリーンセンスセラ 2016年12月19日(月) 14:30
【徹底考察】サトノダイヤモンド 
閲覧 92ビュー コメント 0 ナイス 3


【徹底考察】有馬記念(G1) サトノダイヤモンド「世代最強を証明した菊花賞。有馬記念制覇に向け、レジェンドだけに許された最強馬の『領域』に手を掛ける」━ Gambling Journal ギャンブルジャーナル/2016年12月19日 09時12分00秒 http://biz-journal.jp/gj/2016/12/post_2117.html


『考察』

 世代を、いや、「競馬界」そのものを背負っていくはずだった。

 10月23日に行なわれた第77回菊花賞。クラシック3冠の中でも「強い馬が勝つ」といわれているレースを完勝し、「史上最強世代」と謳われた近年まれにみるハイレベルな逸材たちの頂点に立ったサトノダイヤモンド。それは即ち、歴戦の古馬に替わって今後の競馬界を牽引して行くものの誕生を意味しているはずだった。

 ところがその後、ジャパンCを始めとした古馬との激突で尽く跳ね返された同世代のライバルたち。「史上最強世代」の評価は急落し、今や弱小世代とさえ囁かれている。

 その真偽はさておき、少なくともサトノダイヤモンドにとっては年末のグランプリに向けて虎視眈々と爪を研いでいる内に描かれていた"未来図"とは大きくズレが生じた。あくまで結果論だが、仮にレインボーラインかディーマジェスティがジャパンCを勝っていてくれさえすれば、堂々の1番人気で有馬記念を迎えられていたことだろう。

 ところが蓋を開けてみれば、キタサンブラックの1強ムードさえ漂い始めている。 

 ただ、幸いなことに競馬は人気でするものではない。わずか一度の勝利が天地をひっくり返すのが競馬だ。サトノダイヤモンドにとっては「実力を見せつけるのみ」といったところだろう。まずは前走の菊花賞から振り返りたい。

 良馬場の18頭立てで行なわれた菊花賞。サトノダイヤモンドはG1未勝利馬だったにもかかわらず、2.3倍の1番人気に推された。皐月賞馬ディーマジェスティは3.2倍の2番人気に甘んじた。

 続いて、大きく離れた3番人気がカフジプリンスの11.7倍。つまりは完全な「2強ムード」だったということだ。

 レースは全体的にややばらついたスタートから始まった。ただ、致命的に出遅れたのはジュンヴァルカンのみ。ディーマジェスティの出があまり良くなかった一方で、サトノダイヤモンドはほぼ完璧なスタートを切っている。

 この秋を迎え大きく変わった印象はない本馬だが、荒削りな面が影を潜め、競走馬としての完成度は確実に増している。

 3000m級のレースでは珍しく序盤から先行争いが激しい。ミライヘノツバサがハナ争いを制したかと思えば、さらに外からサトノエトワールが強引に主導権を握りに行き、アグネスフォルテもそれにつれて上がっていく。

 スタート直後から出入りの激しい展開が繰り広げられたが、そういった先頭集団を見るような形でエアスピネル。そのすぐ後ろにサトノダイヤモンド。ディーマジェスティは中団で脚を溜めている。その後ろにはレインボーラインの姿もあった。

 隊列が落ち着いたのは、最初のコーナーを曲がり切ってからだ。結局、ミライヘノツバサとサトノエトワールが並ぶように集団を引っ張る形で、離れた3番手にアグネスフォルテ、ジョルジュサンク、エアスピネルが続く縦長の展開で正面スタンド前を通過。

 サトノダイヤモンドは好位集団の中、ディーマジェスティも中団に構え、折り合いはついているようだった。

 最初の1000m通過は59.9秒。昨年が60.2秒で、一昨年が60.9秒。菊花賞の最初の1000m通過が60秒を切ったのは2009年以来で、激しい先頭争いが起こり20馬身ほどの縦長の展開となった。

 レースが終盤に向かって動き出したのは、向こう正面の中程を過ぎた辺り。内からシュペルミエールがスルスルとポジションを上げると、観客からは大きな声援が上がった。サトノダイヤモンドが好位の外目に持ち出し、いつでも上がっていける状況を築くと、それをマークするような形でディーマジェスティも外目にポジションを取った。

 3コーナーを過ぎて坂を下るところで、いよいよサトノダイヤモンドがじょじょに進出を開始。それに反応したディーマジェスティが即座に並びかける。

 だが、最終コーナーを回って最後の直線の入り口に達した時、「2強」の手応えには大きな差があった。すでに蛯名正義騎手のムチが入っているディーマジェスティに比べて、サトノダイヤモンドは馬なりのまま先頭との距離を詰めていく。

 やがてサトノダイヤモンドが手応え十分に先頭に躍り出ると、ディーマジェスティはついていくだけで精一杯という格好になった。そこを内からエアスピネルが、外から脚を伸ばしたレインボーラインが強襲。

 だが、サトノダイヤモンドの手応えは他の追随を許すものではなかった。

ほぼ馬なりで抜け出し、主戦のC.ルメール騎手がムチを打ったのは抜け出した後に気を抜かないようにするだけのもの。最後も流してゴールしたが、その差は2馬身1/2という決定的な差で何の危なげもなかった。

 戦前こそ「2強」ムードだったが、レースが終わってみれば紛れもない「1強」の内容だ。菊花賞を終えた段階でサトノダイヤモンドは「世代から一歩抜け出した」と述べても過言ではないほどの完勝劇だった。

【血統診断】

satonodaiyakettou.jpg  http://biz-journal.jp/images/satonodaiyakettou.jpg

 母マルペンサはアルゼンチンでG1を3勝した名牝。母の父Orpenはダンチヒ系のスピード種牡馬で2010年にはアルゼンチンのリーディングサイヤーになるほどの成功を収めている。日本では馴染みの薄いアルゼンチン血統だが、ディープインパクト×ダンチヒ系であれば、G1を7勝しディープインパクト産駒で最も大きな成功を収めたジェンティルドンナがいる。距離適性に関しても気性に問題が少ない本馬であれば、ジェンティルドンナのように距離をこなせるはずだ。また、母型にはアルゼンチンの大種牡馬サザンヘイローの血が入っているが、これはライバルの一頭マカヒキにも共通しているところが興味深い。純粋な切れ味ではリファールのクロスがあるマカヒキの方がありそうだが、こちらはその分スピードの持続力や底力に優れた配合だ。

 だが当初、前走の3000m戦に関しては強気にはなれなかった。

 それは当然、「ディープインパクト産駒が菊花賞を勝ったことがなかった」という点に起因するが、過去の菊花賞で上位を賑わせたディープインパクト産駒の内、2着のサトノノブレスがトニービン、3着のトーセンラーがSadler's Wellsと歴代の菊花賞で活躍したスタミナ血統を持ち、4着のラストインパクトの祖母はビワハヤヒデとナリタブライアンという2頭の菊花賞馬を送り出したパシフィカスだからだ。

 つまり、ディープインパクト産駒ながら菊花賞で活躍できるだけのスタミナ的な要素を持っていたということだが、サトノダイヤモンドにはそれがないと判断したのだ。

 ただ、例外的な存在として昨年2着のリアルスティールは、サトノダイヤモンドと同様......いや、本馬以上にスタミナ的要素に乏しいディープインパクト産駒だった。その事実から「本馬が多少の距離不安を絶対能力の高さでねじ伏せてしまう可能性は十分にある」と結論付けたのだが、結果はそれ以上の内容。これは本馬への見解を改める必要性があると同時に、菊花賞そのものへの認識を大きく変える必要があると強く思わされた結果といえる。

 しかし、だからといってサトノダイヤモンドをステイヤーと呼べないところが血統の限界か。少なくとも500mの距離短縮はプラスと見る。血統的にこの馬のベストは2000mから2400m。器用さが問われる舞台がどうかだが、菊花賞の走りを見る限りこの馬も競馬が上手になっている印象を受けた。
≪結論≫

サトノダイヤモンドを考察する場合、どうしても「今年の3歳世代が古馬に通用するのか」という疑問がつきまとう。

だが、少なくともディーマジェスティやレインボーラインがジャパンCで通用しなかったからといって、本馬が通用しないと考えるのが早計であることは『考察』で述べた菊花賞の内容が物語っている。

長距離戦での2馬身1/2は決して大差とはいえないが、最後の直線の手応えの差は率直に述べて、オルフェーヴルやディープインパクトといった歴代の3冠馬にも匹敵するものがあった。

無論、歴代の3冠馬とは異なり、あくまで菊花賞一戦だけの評価だが、最大のライバルだったディーマジェスティの不甲斐なさもあって、今年の菊花賞は本馬の強さだけが浮き彫りになったレースだったといえる。

世代の評価に関係なく、「サトノダイヤモンドだけが抜きん出て強い」という可能性も充分に感じられるだけの内容と述べてよいだろう。

グレード制が導入された1984年以降、有馬記念を制した3歳馬はシンボリルドルフ、ダイナガリバー、オグリキャップ、ナリタブライアン、マヤノトップガン、シルクジャスティス、グラスワンダー、マンハッタンカフェ、シンボリクリスエス、ヴィクトワールピサ、オルフェーヴル、ゴールドシップの12頭。当然ながら層々たるメンバーだ。

この中で「菊花賞に出走しながらも敗れた馬」はシルクジャスティス、ダイナガリバーのわずか2頭しかいない。それもこのメンバーの中では大きく格の劣る2頭。そういった意味では、サトノダイヤモンドが菊花賞を制した「意義」は、有馬記念を戦う上で非常に大きいという事実を歴史が証明している。

仮に有馬記念を勝てば、これら歴史的名馬と並んで今後の覇権を握る可能性は充分にあるということだ。

逆に述べれば、本馬が「レジェンド」といえるだけの歴代最強馬と比肩できるだけの能力があるのか否かという点が、本馬が有馬記念を勝ち切れるのかという判断材料になる。

当然ながら、近年でもキタサンブラック、スリーロールス(中止)、ザッツザプレンティといった3歳の有馬記念で敗れた菊花賞馬もおり、有馬記念の勝敗はそういった馬たちとの分水嶺を示している。

その上で結論を述べると"ハードル"は極めて高いながらも、サトノダイヤモンドの菊花賞は「歴代の3冠馬にも匹敵する」と最大級の評価をしただけに、上記した10頭の内で菊花賞を戦ったシンボリルドルフ、ナリタブライアン、マヤノトップガン、マンハッタンカフェ、オルフェーヴル、ゴールドシップといった面々の内容と遜色ない可能性は充分だ。

「圧倒的に内々を回れた馬が有利」といわれている近年の菊花賞を外からまくって差し切った内容は、少なくとも昨年のキタサンブラックを上回っていると述べて良いだろう。

もっとも現在のキタサンブラックは、先述した10頭にも勝るとも劣らない歴史的名馬の仲間入りを果たしそうな程の充実ぶりを見せている。

だが、そんな王者を破ってこそ、サトノダイヤモンドに「歴代最強馬への扉が開かれる」と述べることができるのも、また事実ではないだろうか。
(監修=下田照雄(栗東担当))

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 グリーンセンスセラ 2016年11月22日(火) 01:17
ジャパンC「消滅」可能性  レース名変えて、グローバルに... 
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あまりにも中身のない「日本vs世界」......日本最大の国際レース・ジャパンC(G1)が「消滅」する可能性は確かに存在している
文=浅井宗次郎━ Gambling Journal ギャンブルジャーナル/2016年11月21日 23時45分00秒 http://biz-journal.jp/gj/2016/11/post_1862.html


日本中央競馬会(JRA)の公式HPでは、27日に東京競馬場で開催されるジャパンC(G1)に先駆けて「世界を味わい尽くせ!」「日本vs世界」などと銘打たれたバナーが躍っているが、見ていて虚しくなるのは筆者だけではないはずだ。

 今年のジャパンCは登録馬の段階から「今年最高のメンバー」と称されているように、天皇賞馬キタサンブラックや昨年の有馬記念馬ゴールドアクター、秋の天皇賞で2着だったリアルスティールに加え、皐月賞馬ディーマジェスティにレインボーラインといった活きの良い3歳馬も加わった豪華布陣。

 世界の強豪を迎え撃つにあたって、ホームの日本として恥ずかしくないメンバー構成だが......肝心の「世界の強豪」が来ない。

 先月の18日段階で発表されたジャパンCの海外予備登録馬は、それはもう胸が躍るようなラインナップだった。

 今年の凱旋門賞(仏G1)を制したファウンドを筆頭に、2着のハイランドリール。さらには英ダービー馬のハーザンドに、英オークス馬のマインディング。アメリカの強豪フリントシャーに、豪州の女傑ジャメカなど錚々たる顔ぶれ。

 無論、これらすべてが実際に来日することはないだろうが、一体どれだけの世界的な名馬が参戦してくれるのか。「JRAの腕の見せ所だ」と期待したものだ。

 しかし、実際にジャパンCに出走の意を示したのは、最終的にわずか3頭。それも2頭がリピーターである。残念ながら「(上記した)これらすべてが実際に来日することはないだろうが」どころか、すべて来日しなかった。

 無論、こうして「肩透かし」を食らうのは、日本の競馬ファンにとっては毎年恒例のこととなっており反応も冷たいものだ。

 だが、今年はこの秋から海外馬券を購入できるようになっただけに、日本の競馬ファンと世界の名馬との距離は俄然近くなったはず。せめて41億円を売り上げて大成功に終わった凱旋門賞の出走馬の内、数頭だけでも呼ぶことができなかったのだろうか。

 今年のジャパンCに参戦を表明したのは、フランス調教馬のイラプトと、ドイツ調教馬のイキートス、ナイトフラワー。実績最上位はイラプトだが、この馬は昨年のジャパンCで6着に敗れている。ナイトフラワーも昨年の11着馬。率直に述べて、とても期待できるメンバー構成ではない。

 無論、これら海外馬に勝つチャンスがないと述べるつもりはないが、少なくともオッズ的には中穴以下、今年の日本馬のラインナップを考えれば完全に"蚊帳の外"に置かれてもおかしくはない実力だと述べざるを得ない。

 このような状況で「日本vs世界」とは失笑しか起きないだろう。すでにエイシンヒカリやモーリスなど、日本馬が大挙5頭も登録している香港C(G1)の方が余程「日本vs世界」に相応しい。一競馬ファンとして、嘆かわしいばかりである。

 そもそも、このような状況は今に始まったことではない。

例えば、昨年のジャパンCに参戦していた外国馬を、日本の競馬ファンでどれだけ覚えている人がいるだろうか。

 昨年は先述したイラプト、ナイトフラワーに加え、トリップトゥパリスとイトウが参戦していたが前者は14着、後者は大差で18着に敗れている。要するに、特別目立った実績のない外国馬が来日して、まったく上位争いをせずに敗れているため「存在感」さえ薄いということだ。

 何故このような......つまりは、世界的なの有力馬がジャパンCに出走しない状況になったのか。ちなみに1着賞金の3億円は、凱旋門賞の1着賞金285万7000ユーロに匹敵する世界最高峰の賞金額だ。

 無論、こういったジャパンCが抱える問題はすでに何年も前から議論されており、今さら一つ一つを蒸し返すつもりはない。

 簡潔に述べると「日程(フランス競馬は11月で終了など)」「馬場(高速馬場)」「来日してからの環境面(検疫の長さ)」など、長年問題視されながらも抜本的な改善がなかったため、今のジャパンCとは名ばかりの国際レースは、その"ツケ"を払わされているということだろう。

 ただ、ジャパンC延いては主催するJRAが抱えている「負のスパイラル」は、先述した問題以上に根深いものがある。

 ジャパンCの歴史を紐解いてみると、創設されたのは1981年。アメリカのメアジードーツという牝馬が制してから、その歴史が始まっている。上位4着までを外国馬に独占され、出走馬自体も15頭中、約半数の7頭に上った。まさしく「日本vs世界」で幕を開けたわけである。

 無論、そこには主催するJRAの招致尽力もあるだろうが、結果として上位4着までの賞金を独占した海外勢はさらに勢いを増し、第2回には15頭の半数を大きく超えた10頭が参戦。

 またも上位4着までを独占されたが、「世界と戦う」というジャパンCの意義は大きなものがあった。

 最初に"世界の壁"を打ち破ったのが第4回のカツラギエースだった。日本競馬にとって歴史的勝利だったが、翌年もシンボリルドルフが勝利したものの、その次の年からは6年連続で外国馬が勝利。ちなみに日本の連敗を止めたのは、シンボリルドルフの息子トウカイテイオーだった。

 それからしばらく、主に90年代は日本馬と海外馬が互角の争いを繰り広げる。

 外国馬の勝ち馬を見てもブリーダーズCターフ(G1)の2着馬で翌年のドバイワールドカップ(G1)を勝つシングスピールや、凱旋門賞2着馬のピルサドスキーなど世界的にも超一流馬の評価を受けている名馬が連なっており「ジャパンCの価値」という点では全盛の時代といえるだろう。

 だが、2000年代になって東京競馬場の改修などを経た2005年以降から昨年までの10年間は日本馬が全勝。それどころか外国馬は2005年にウィジャボードが3着入線して以来、一度も馬券圏内にさえ好走していない。

 そこには日本(東京競馬場の)の高速馬場全盛の時代があり、世界でも特出した超高速馬場が、時計ばかりが速くレベルに疑問符がつくレースを数多く生み出したことで、日本だけでなく、来日した海外の競馬関係者からも何かにつけて批判を集めていた。

それと同時に、世界的に高い実績を持つ外国馬が「日本だけで」あっさりと敗れてしまう事態が続いた結果(2011年の凱旋門賞馬デインドリームなどがその典型だ)、海外馬にとって日本のジャパンCは「勝ってもそれほどの価値がなく、逆に敗れれば価値が大きく下がる」だけの"地雷"のようなレースとして位置づけられた。

 そうなってしまった原因は、高速馬場を始め、先述した様々な要素が複合的に絡んでいるが、最も大きな原因は「日本馬のレベルの向上」であるように思う。

 無論、今の日本馬のレベルが凱旋門賞馬のソレミアやデインドリームを簡単に返り討ちにしてしまうほど高いと述べるつもりはない。

 だが、実際にそういった"ギャップ"は、今や「世界レベルまで向上した日本馬」が「圧倒的に有利な環境で戦えている」からこそ起こることだ。

 だが、同時にその年の凱旋門賞と、翌年のキングジョージ6&QES(G1)を勝つ「世界チャンピオン」のデインドリームが、いくらアウェーとはいえ、トレイルブレイザーやウインバリアシオンといった日本のG2クラスの馬に負けることは、世界的には当然看過できないこと。

そうして、ジャパンCは「世界の主流」から後退したということだ。

 本来、日本馬を世界で戦えるレベルに引き上げるために創設されたジャパンCだが、今やその日本馬のレベルが高すぎるために外国馬の敬遠の対象となっているのは、なんとも皮肉な話であり、これこそがジャパンCが直面している「負のスパイラル」である。

 今後も瞬間的な改善(例えば日本人が権利を買った凱旋門賞馬が、お披露目ついでにジャパンCに出走するなど)があるかもしれないが、抜本的にジャパンCの世界的な価値が向上する可能性は限りなく低いと述べざるを得ず、背景にある「負のスパイラル」はあまりにも致命的だ。

「致命的」とは如何にも大袈裟だが、実際にジャパンCダート(G1)はチャンピンオンズC(G1)に名を変えて、国際レースとして半ば死んでいるような状態。今年も外国馬の出走はない。

 あまり想像したくないことだが、実際にジャパンCがその存在意義を失って消滅する可能性は確かに存在しているのだ。
(文=浅井宗次郎)


要するにあれだよ、輸送に飛行機ではなくて
次世代超高速移動手段の「Hyperloop」が世界で初めて実現するのはあの場所? http://gigazine.net/news/20161109-hyperloop-dubai/ てJRAも出資してアメリカからアラスカを通過して北方領土経由で数分で馬を往来させるといいね。

より速く、より低コストで移動できる交通手段を追求するイーロン・マスク氏が提唱する次世代の超高速移動手段が「Hyperloop(ハイパーループ)」

既に「世界で初めて実現するハイパーループはアラブ首長国連邦のドバイ・アブダビ間を結ぶものになるだろう」ということを明かしました。 ということだから、サラブレッド馬もドバイと結んで種馬で改良する。大量な産駒からちょっと変わった馬で、これは使い物にならない馬と言うようなプロの誰もが見放されたという産駒を見つける。それが当りだったりする。 ( ´艸`)(笑)  名馬物語

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