第219話 「京成杯」
08年 35.8-50.5-36.6 =2.02.9 ▼9△ 4▼2 瞬発戦
09年 36.2-51.0-35.5 =2.02.7 ▼9▼ 1△6 瞬発戦
10年 37.2-51.2-35.2 =2.03.6 ▼2▼10±0 瞬発戦
11年 36.0-48.3-36.6 =2.00.9 ±0± 0△3 消耗戦
12年 35.1-50.3-35.2 =2.00.6 ▼5▼ 1±0 消耗戦
11年は大逃げした馬がいた訳ではないのに中盤があまり緩まない厳しい流れで消耗戦となりましたが以外の年は全て瞬発戦という傾向となっています。
瞬発戦でも08~10年は比較的緩い流れで上がりでは▼10前後の大きな加速が生じるレースになっていますが昨年はテンから流れが速く▼5程度しか加速が生じませんでした。
今年どういう流れになるのかが正直読みにくいレースかなと思われます。
ただ、昨年の勝ち馬
ベストディールがこの後春全休となってしまったり2~3着馬が不振という結果から考えるとこの厳冬期の3歳重賞はあまり厳しい流れは好ましくないでしょうね。
次に過去5年の連対馬のラップギアを見てみましょう。
1着馬と2着馬には若干差があって1着馬には大きな加速での瞬発戦実績がありました。
しかも500万下以上のクラスがベターとなっています。
アーリーロブストと
フェイトフルウォーは大きな加速実績は新馬戦なのですが、この2頭には500万下以上のクラスでの内回り小回り2000m実績がありました。
2着馬は平坦戦実績も可、内回り小回り2000m実績も掲示板レベルで可、と若干ハードルが下がる印象です。
ラストで大きめの加速が生じる瞬発戦になりやすいので前走の上がりは結構重要です。
前走上がり2位以内の馬の成績が
5-3-3-29 勝率12.5% 連対率20.0% 複勝率27.5%
となっていて過去5年の勝ち馬は全てこの条件を
クリアしていました。
以外で馬券になったのは
・前走
朝日杯FS2着だった
マイネルロブスト
・前走
ホープフルS5着で京都2歳S2着の実績があった
プレイ
・前走東京スポーツ杯2歳Sで1着だった
ナカヤマフェスタ
の3頭でいずれもOP以上のクラスで連対実績があった馬ばかりです。
前走上がり2位以内がとりあえずのボーダーラインですがどのクラスのレースでの上がり2位以内だったかで好走確率は大きく変わってきます。
前走500万下以上のクラスで上がり2位以内だった馬の成績が
5-2-3-9 勝率26.3% 連対率36.8% 複勝率52.6%
となっています。
更に更にこれに前走1800~2000mという距離の条件を加えると
5-2-3-6 勝率31.3% 連対率43.8% 複勝率62.5%
となりかなりの好走確率になります。
今年の登録メンバーでこの条件を
クリアしている馬は
アクションスターのみとなっています。
未勝利戦では▼10▼7△6の瞬発戦で勝利していて◎はこの馬で決まりです。
「本命ドリパスの3連単1点予想(水曜時点)」
アクションスター→マイネルマエストロ→マイネルストラーノ
オウケンブルースリ引退で音無厩舎&オウケンとすればこの
アクションスターに期待したいでしょう。
ところで
ラウンドワールドは何故
きさらぎ賞ではないのか…。
(補足)
「▼4▼2△6」や「平坦戦」などの表記はラップギアを使用しています。
数値などは岡村信将プロより提供して頂いています。
表記の意味などの詳細は
岡村信将プロのマイページをご覧下さい。
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ナイス!(
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