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函館２歳ステークスの関連ニュース
【函館２歳Ｓ2024ほか】次走激アツ君メモ 末脚確かなリリーフィールドの次走に期待!
ウマニティ
7月15日(月) 14:00
週開催の全レースVTRをくまなく見直し、着順・走破時計など、数値データだけでは判断できない“視覚的要素”を踏まえ、次走狙える馬（激アツ君）をピックアップします。
【7月13日(土)】
福島3R 3歳未勝利 ダ1700m 晴 重
15番 シャドウルパン（4番人気1着）
デビュー以来惜敗を続けてきたが今日は快勝。2着に8馬身差は上がり最速のおまけ付きだった。レースを見れば揉まれない外枠ということもあっただろうが、スタートも二の脚も速く、全く問題ない。福島のダートの1700mといえば逃げ有利は間違いないが、それにしても強い勝ち方だった。今日の勝利で馬が「勝ち方」をちゃんと覚えていれば、力そのものは通じる。昇級後は人気もさほど上がらないと思うので狙ってみたい。 【次走注目度：S】
小倉5R 2歳新馬 芝1800m 曇 良
1番 アイスモント（6番人気3着）
7頭立てと少頭数だったが内容的にはかなり良いレースだった。ゲートはポンと出て先頭に立つとそのままハナを譲らず逃げ体勢へ。直線は馬場の真ん中あたりに横移動しながら良く粘ったが、外から併せて来た2頭にかわされたところがゴール。パトロールVで確認すると、スタート直後の直線で先頭を争う場面で、口を割ってイヤイヤをする仕草を見せていて、馬がまだ子供だが、素質は高そうだ。次走も安定した走りに期待して狙ってみたい。 【次走注目度：A】
函館11R 2歳オープン G3函館2歳ステークス 芝1200m 晴 良
3番 リリーフィールド（6番人気6着）
1勝馬がズラリ集まった2歳重賞。結果を見れば前に行った馬が圧倒的に有利なレースとなったが、力差自体は大きくなかったように思う。その中で一頭拾うとするならばこの馬か。初戦はダートということもあり、初芝の今回は若干スタートでもスピードの違いに戸惑った様子だった。馬は真面目に走っている感じだが馬格がないので他馬に接触しても飛ばされ方が違う。結局、全く位置を取れずに4角では後方2番手から直線、強引に外に持ち出した。パトVで見ると分かるがこの時、進路をこじ開けるのに9番にぶつかって勢いを一度殺されている。上がり最速で後方から惜しい位置まで上がってきたのはこの馬一頭なので内容に価値はある。次走、狙ってみたい。 【次走注目度：A】
【7月14日(日)】
福島1R 2歳未勝利 芝1200m 晴 良
3番 シュラフ（8番人気2着）
初戦を8着と大敗しての2戦目。8頭立ての8番人気だったが、スタートからある程度前を取って道中は4番手。パトVで見ると直線入口では一旦内に入ってから騎手に促されて外に持ち出している。その後も勝ち馬に向かって斜めに走るなど、若干危険な要素をはらんだ幼さを見せていたが、力そのものはこのクラスならば十分通用しそうだ。素質馬が出揃う前に初勝利を決めたいタイプのはずなので、次が勝負だ。狙ってみたい。 【次走注目度：A】
福島8R 3歳上1勝クラス 芝1800m 小雨 良
12番 マイネルフォルツァ（8番人気3着）
スタートは出てはいるのだが、パトVで見ると最初の直線で10番の馬が外にせり出してきてぶつかっている。これで位置を下げ、後方からのレースを余儀なくされた。4角から直線、芝の良い馬場の切れ目を選んで外に持ち出し、最後まで良く伸びているがいかんせん直線が短かった。大型馬でフットワークも大きいので直線が長いコースに変わればもっと浮上できそうだ。次どこになるかはわからないが、新潟ならば狙ってみたい。 【次走注目度：A】
函館２歳Ｓを制した佐々木大輔騎手 重賞初制覇の裏にはメンタル面の成長あり
©サンケイスポーツ
7月15日(月) 09:57
函館２歳Ｓで重賞初制覇を果たしたデビュー３年目の佐々木大輔騎手（２０）＝美・菊川＝。今年の目標に「重賞を勝つこと」を挙げており、見事に有言実行した形だが、その裏にはメンタル面の成長が大きく影響している。
佐々木騎手は昨年、史上最年少の１９歳で函館リーディングを獲得。横山武騎手や武豊騎手を抑え込んだホープに一躍、注目が集まった。ただ、開催が終盤に差し掛かってリーディング争いが過熱すると、強烈なプレッシャーに襲われ、毎日のように金縛りにかかった。無理もない。まだ１９歳の若者が、百戦錬磨のジョッキーを受けて立つ側になるのだから、その重圧は計り知れない。佐々木騎手も「あのときは本当にきつかったです」と当時を振り返る。だからこそ、し烈な争いを制して函館リーディングを獲得した経験は、メンタル面において大きな財産となった。
それを証明したのが今年の函館最終週。佐々木騎手は函館２歳Ｓ・サトノカルナバル、函館記念・チャックネイトの騎乗を依頼された。土日ともに有力馬。まだ重賞を勝ったことがない身としては、プレッシャーにのまれても仕方ないところだ。しかし、佐々木騎手は「いや、プレッシャーは全然ないですよ」と言ってのけた。昨年のリーディング争いを経験したことで、精神的にひと皮むけたのだろう。その力強い言葉通り、函館２歳Ｓを冷静な立ち回りでサトノカルナバルで勝利。重賞初制覇を飾った鞍上は、引き揚げてくる際、スタンドに向けて何度も左拳を掲げて喜びを爆発させた。「こういうチャンスはめったに回ってくるものではないので、ものにしたいと思っていました」。口にするのは簡単だが、それを実行するのはたやすいことではない。弱冠２０歳の若武者を何とも頼もしく思えた。そして、「もっと重賞を勝ちたいです」とすぐに先を見据えていた。重賞タイトルを手にしたことで、これからもっと勢いに乗っていくのは間違いない。トップジョッキーへの道をひた走る佐々木騎手から、今後も目が離せない。
佐々木騎手は昨年、史上最年少の１９歳で函館リーディングを獲得。横山武騎手や武豊騎手を抑え込んだホープに一躍、注目が集まった。ただ、開催が終盤に差し掛かってリーディング争いが過熱すると、強烈なプレッシャーに襲われ、毎日のように金縛りにかかった。無理もない。まだ１９歳の若者が、百戦錬磨のジョッキーを受けて立つ側になるのだから、その重圧は計り知れない。佐々木騎手も「あのときは本当にきつかったです」と当時を振り返る。だからこそ、し烈な争いを制して函館リーディングを獲得した経験は、メンタル面において大きな財産となった。
それを証明したのが今年の函館最終週。佐々木騎手は函館２歳Ｓ・サトノカルナバル、函館記念・チャックネイトの騎乗を依頼された。土日ともに有力馬。まだ重賞を勝ったことがない身としては、プレッシャーにのまれても仕方ないところだ。しかし、佐々木騎手は「いや、プレッシャーは全然ないですよ」と言ってのけた。昨年のリーディング争いを経験したことで、精神的にひと皮むけたのだろう。その力強い言葉通り、函館２歳Ｓを冷静な立ち回りでサトノカルナバルで勝利。重賞初制覇を飾った鞍上は、引き揚げてくる際、スタンドに向けて何度も左拳を掲げて喜びを爆発させた。「こういうチャンスはめったに回ってくるものではないので、ものにしたいと思っていました」。口にするのは簡単だが、それを実行するのはたやすいことではない。弱冠２０歳の若武者を何とも頼もしく思えた。そして、「もっと重賞を勝ちたいです」とすぐに先を見据えていた。重賞タイトルを手にしたことで、これからもっと勢いに乗っていくのは間違いない。トップジョッキーへの道をひた走る佐々木騎手から、今後も目が離せない。
【２歳未勝利・函館１Ｒ】夏の函館血統ドゥアムールが３戦目で初Ｖ 武豊騎手「能力はある」
©サンケイスポーツ
7月14日(日) 10:41
【函館２歳Ｓ】サトノカルナバル世代最初の重賞勝ち ３年目で重賞初Ｖの佐々木大輔騎手「しっかりものにしたいと思っていた」
©サンケイスポーツ
7月14日(日) 04:42
佐々木大輔（２０）＝美・菊川＝騎乗で１番人気のサトノカルナバルが先行策から力強く抜け出し、デビュー２連勝で世代最初の重賞を制した。北海道（道営含む）デビュー以外の馬が勝ったのはレース史上初めて。デビュー３年目の鞍上は重賞初制覇となった。２着には８番人気ニシノラヴァンダが逃げ粘った。
◇
夏の函館で新星が誕生した。サトノカルナバルが好位追走から力強く伸びて２歳重賞一番星をゲット。重賞初制覇の佐々木騎手はスタンドに向けて左拳を何度も突き上げ、喜びを爆発させた。
「こういったチャンスはなかなかないので、しっかりものにしたいと思っていました。初めての１２００メートルでしたが、直線からの手応えは他の馬と違いましたね」
東京芝１４００メートルの新馬戦を７馬身差で圧勝しての参戦。レース史上初となる本州デビュー組の戴冠となった。生産したノーザンファームの中島文彦ゼネラルマネジャーは「堀先生からは短距離適性があるという話でしたが、強い競馬でしたね」と笑みを浮かべた。
昨年、史上最年少で函館リーディングに輝いた佐々木騎手。再び当地で輝きを放った鞍上は「もっと重賞を勝てるように頑張りたいですし、今年は７０勝できたらと思っています」と力強く宣言した。日曜の函館記念には同じ堀厩舎のチャックネイトで参戦。土日重賞ジャックの好機だ。勢い満点の若武者が、北の大地から飛躍する。（綿越亮介）
■サトノカルナバル 父キタサンブラック、母リアリサトリス、母の父ニューメラス。鹿毛の牡２歳。美浦・堀宣行厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は里見治氏。戦績２戦２勝。獲得賞金３８７２万５０００円。重賞は初勝利。函館２歳Ｓは佐々木大輔騎手、堀宣行調教師ともに初勝利。馬名は「冠名＋謝肉祭（西）」。
◇
夏の函館で新星が誕生した。サトノカルナバルが好位追走から力強く伸びて２歳重賞一番星をゲット。重賞初制覇の佐々木騎手はスタンドに向けて左拳を何度も突き上げ、喜びを爆発させた。
「こういったチャンスはなかなかないので、しっかりものにしたいと思っていました。初めての１２００メートルでしたが、直線からの手応えは他の馬と違いましたね」
東京芝１４００メートルの新馬戦を７馬身差で圧勝しての参戦。レース史上初となる本州デビュー組の戴冠となった。生産したノーザンファームの中島文彦ゼネラルマネジャーは「堀先生からは短距離適性があるという話でしたが、強い競馬でしたね」と笑みを浮かべた。
昨年、史上最年少で函館リーディングに輝いた佐々木騎手。再び当地で輝きを放った鞍上は「もっと重賞を勝てるように頑張りたいですし、今年は７０勝できたらと思っています」と力強く宣言した。日曜の函館記念には同じ堀厩舎のチャックネイトで参戦。土日重賞ジャックの好機だ。勢い満点の若武者が、北の大地から飛躍する。（綿越亮介）
■サトノカルナバル 父キタサンブラック、母リアリサトリス、母の父ニューメラス。鹿毛の牡２歳。美浦・堀宣行厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。馬主は里見治氏。戦績２戦２勝。獲得賞金３８７２万５０００円。重賞は初勝利。函館２歳Ｓは佐々木大輔騎手、堀宣行調教師ともに初勝利。馬名は「冠名＋謝肉祭（西）」。
【函館２歳Ｓ】レースを終えて…関係者談話
©サンケイスポーツ
7月13日(土) 16:35
◆永野騎手（ニシノラヴァンダ２着）「控えてもと思っていましたが、枠も良かったし、すんなりといけました。道中もいい感じでした。最後まで一生懸命走ってくれました。勝ち馬が強かったですね。レース前のテンションが落ち着いていたのも良かったです」
◆横山和騎手（エンドレスサマー３着）「新馬戦ではこの馬なりに緩急のついた競馬をしていましたが、今回は違う形の競馬に。それでも対応してくれていました」
◆岩田康騎手（ヤンキーバローズ４着）「（適した）距離は１２００メートルじゃないのかも。うまくハマれば、勝ち負けまであったかもしれません」
◆鮫島駿騎手（カルプスペルシュ５着）「スムーズな競馬はできました。勝ち馬をマークする形で運んで最後は止まりました。きょうのところは完敗です」
◆武豊騎手（リリーフィールド６着）「内枠で窮屈な形になったかな。芝でもやれます。外に出してからは脚を使っていました」
◆菱田騎手（モズナナスター７着）「キャリアの浅い馬同士で、展開を味方につけたかったので、２番手で運びました。途中からおっつけ通しになりましたが、最後までしっかりと走っていました」
◆北村友騎手（チギリ８着）「おっとりしていて乗りやすい馬ですが、内枠でポジションを取れなかったです。もう少し流れに乗りたかった。距離はもう少しあったほうがいいかもしれません」
◆浜中騎手（ヴーレヴー９着）「懸念していたテンションはメンコや調整を工夫して、落ち着いていました。ゲートで少し置かれる形になりましたし、前が止まらない展開になり、位置取りが全てです」
◆横山武騎手（エメラヴィ１０着）「左にモタれる面がどうかと思っていましたが、一層強くなっていて、残念な競馬になりました。向こう正面から口もロックして、いい立ち回りができませんでした。度外視だと思います」
◆高杉騎手（ヒデノブルースカイ１１着）「ゲートが開く直前に前かきをして、タイミング悪く、出遅れました。３、４コーナーで前をつかまえにいきましたが、走りがバラバラになりました」
◆丹内騎手（シュードタキライト１２着）「追走がきつくなりました」
◆大江原比騎手（ラインパシオン１３着）「４コーナーまでいい形で運べましたが、ラストは苦しくなりました」
◆藤岡騎手（オカメノコイ１４着）「またダートで頑張ってくれると思います」
◆横山和騎手（エンドレスサマー３着）「新馬戦ではこの馬なりに緩急のついた競馬をしていましたが、今回は違う形の競馬に。それでも対応してくれていました」
◆岩田康騎手（ヤンキーバローズ４着）「（適した）距離は１２００メートルじゃないのかも。うまくハマれば、勝ち負けまであったかもしれません」
◆鮫島駿騎手（カルプスペルシュ５着）「スムーズな競馬はできました。勝ち馬をマークする形で運んで最後は止まりました。きょうのところは完敗です」
◆武豊騎手（リリーフィールド６着）「内枠で窮屈な形になったかな。芝でもやれます。外に出してからは脚を使っていました」
◆菱田騎手（モズナナスター７着）「キャリアの浅い馬同士で、展開を味方につけたかったので、２番手で運びました。途中からおっつけ通しになりましたが、最後までしっかりと走っていました」
◆北村友騎手（チギリ８着）「おっとりしていて乗りやすい馬ですが、内枠でポジションを取れなかったです。もう少し流れに乗りたかった。距離はもう少しあったほうがいいかもしれません」
◆浜中騎手（ヴーレヴー９着）「懸念していたテンションはメンコや調整を工夫して、落ち着いていました。ゲートで少し置かれる形になりましたし、前が止まらない展開になり、位置取りが全てです」
◆横山武騎手（エメラヴィ１０着）「左にモタれる面がどうかと思っていましたが、一層強くなっていて、残念な競馬になりました。向こう正面から口もロックして、いい立ち回りができませんでした。度外視だと思います」
◆高杉騎手（ヒデノブルースカイ１１着）「ゲートが開く直前に前かきをして、タイミング悪く、出遅れました。３、４コーナーで前をつかまえにいきましたが、走りがバラバラになりました」
◆丹内騎手（シュードタキライト１２着）「追走がきつくなりました」
◆大江原比騎手（ラインパシオン１３着）「４コーナーまでいい形で運べましたが、ラストは苦しくなりました」
◆藤岡騎手（オカメノコイ１４着）「またダートで頑張ってくれると思います」
レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者（JRA）発行のものと照合してください。
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