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【AJCC】ダノンデサイルが25年の始動戦!ダービー馬の威厳を見せる

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【AJCC】ダノンデサイルが25年の始動戦!ダービー馬の威厳を見せる

26日の中山メインは春のGIにつながる「第66回アメリカジョッキークラブカップ」だ。昨年の日本ダービー馬で、有馬記念3着のダノンデサイルが登場する。世代の頂点に立ったものの、昨年の秋はやや物足りない内容だったのも確か。古馬となってひと回り成長した姿を見せたい。



昨年の日本ダービーダノンデサイルが25年の始動戦を迎える。

24年はJRA賞最優秀3歳牡馬に選出されたが、秋は菊花賞で1番人気に支持されながらも6着に終わった。古馬に初めて挑んだ有馬記念は意表をつく逃げの手に出て3着。ダービー馬の底力は示したが、陣営としては満足のいく成績を残せなかったか。今年初戦にかける思いは強い。


有馬記念は合図を出してからうまく加速できず、春のような滑らかさがなかった。前走後は乗ってみて体を動かしたら、有馬記念より良くなった感触だったので、一線級相手にレース間隔を詰めて使うことでどんな変化があるか、という思いがあってここへ。中山の2200メートルというコース形態も魅力」。安田調教師は参戦への経緯をこう説明する。

1週前追い切りはCWコースで馬なりのまましなやかな脚さばきを見せ、僚馬アルトシュタットに半馬身先着。6ハロン79秒7、ラスト1ハロン11秒2の好時計をマークした。手綱を取った新パートナーの戸崎騎手は「どんな馬なんだろうとワクワクしていた。楽に動けていて乗りやすかったし、雰囲気もいい。レースで感じる部分もあると思うが、全部のレベルが高い。自在性があって、どんなレースでもできるイメージ。楽しみ」とレースを心待ちにしている。

世代のトップホースとして古馬中長距離界をリードしなければならない存在。ダービー馬としてここで威厳を見せる。(夕刊フジ)

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