美浦所属リーディングジョッキー上位3名の4月12日(土)の騎乗馬及び注目のレースを見ていきたい。
【戸崎圭太騎手】
4月12日(土)中山競馬場
3R 3歳未勝利(ダ1,800m) プロフェータ
7R 4歳上1勝クラス(芝1,600m) ガルサブランカ
8R 4歳上1勝クラス(ダ2,400m) シーリュウシー
9R 山藤賞(芝2,000m) ブルーマエストロ
10R あけぼのS(芝1,600m) テウメッサ
10RのあけぼのSはテウメッサに騎乗。1番人気の支持を集めた前走では、よもやの大敗を喫したが、前々走までのレース内容を見るに3勝クラスでもじゅうぶん通用する力を示している。戸崎圭太騎手に手が戻る今回は巻き返しを期待したい。7Rの4歳上1勝クラスではガルサブランカに騎乗する。半兄にはイクイノックス、ヴァイスメテオールといった活躍馬の名前が並んでいる。デビュー勝ちを果たすも、その後自己条件であと一歩の歯がゆい競馬が続いているが、三度目の中山マイル戦となる今回は勝利を期待したい。
【横山武史騎手】
4月12日(土)中山競馬場
3R 3歳未勝利(ダ1,800m) テルケンレンスター
5R 3歳未勝利(芝2,200m) マイネルアウルム
7R 4歳上1勝クラス(芝1,600m) クリーンエア
9R 山藤賞(芝2,000m) ダノンピクチャー
10R あけぼのS(芝1,600m) ミエスペランサ
11R ニュージーランドT・G2(芝1,600m) ルナルーチェット
12R 4歳上2勝クラス(ダ1,200m) バロン
9Rの山藤賞はダノンピクチャーに騎乗。2023年のセレクトセールにて1億7,050万円で取引された期待馬である。デビュー戦は2着に敗れるも、前走できっちり勝利をマークした。今回は初の右回りがポイントになりそうだが、主役候補には違いない。メインレースのニュージーランドTではルナルーチェットに騎乗する。母はアメリカのG1馬で、半姉ライトクオンタムはデビュー2連勝でシンザン記念を制しているという良血馬だ。前走では後続に1秒2差をつける圧勝劇を披露。いきなりの重賞挑戦でも、期待の存在となりそうだ。
【丹内祐次騎手】
4月12日(土)福島競馬場
1R 3歳未勝利(ダ1,700m) グリスタン
2R 3歳未勝利(芝1,200m) ハリウッドメモリー
4R 3歳未勝利(ダ1,150m) ライヴドライバー
5R 3歳未勝利(芝2,000m) グランツローゼ
7R 4歳上1勝クラス(ダ1,700m) ロフティーイデアル
8R 4歳上1勝クラス(芝2,600m) ウインリュクス
9R 浄土平特別(芝1,800m) コスモアバンサ
10R 喜多方特別(ダ1,150m) ジョヴィアン
11R 吾妻小富士S(ダ1,700m) ダンテバローズ
12R 4歳上1勝クラス(芝1,200m) レオプルミエール
2Rの3歳未勝利はハリウッドメモリーに騎乗。全兄がダノンスマッシュという期待馬である。デビュー以降勝利に手が届いていないが、スピード豊富でしっかりと前にいく競馬ができている。今回は、小回りの福島コースということを考えれば、脚質的にも勝機はじゅうぶんだろう。10Rの喜多方特別ではジョヴィアンに騎乗する。2勝クラスで足踏みが続いているとはいえ、デビュー以降14戦して掲示板を外したのはわずかに1回という安定感の持ち主だ。同型も多く楽な戦いにはならなそうだが、ここでも通用する力はある。