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くりーくプロの競馬予想｜有馬記念 G1 - 2020年12月27日中山11R｜競馬予想のウマニティ
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| 着 順 | 枠 番 |
馬 番 |
予想印 | 馬名 | オッズ |
性齢 | 重量 | 騎手 | 一言コメント |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 5 | 9 | ▲ | クロノジェネシス | 2.5 | 牝4 | 55.0 | 北村友一 | |
| 2 | 7 | 14 | △ | サラキア | 74.9 | 牝5 | 55.0 | 松山弘平 | |
| 3 | 7 | 13 | × | フィエールマン | 3.5 | 牡5 | 57.0 | C.ルメー | |
| 4 | 4 | 7 | ラッキーライラック | 8.1 | 牝5 | 55.0 | 福永祐一 | ||
| 5 | 3 | 5 | × | ワールドプレミア | 13.5 | 牡4 | 57.0 | 武豊 | |
| 5 | 5 | 10 | × | カレンブーケドール | 7.9 | 牝4 | 55.0 | 池添謙一 | |
| 7 | 4 | 8 | ペルシアンナイト | 148.1 | 牡6 | 57.0 | 大野拓弥 | ||
| 8 | 2 | 3 | クレッシェンドラヴ | 188.1 | 牡6 | 57.0 | 坂井瑠星 | ||
| 9 | 8 | 15 | オセアグレイト | 183.4 | 牡4 | 57.0 | 横山典弘 | ||
| 10 | 2 | 4 | △ | ラヴズオンリーユー | 15.5 | 牝4 | 55.0 | M.デムー | |
| 11 | 8 | 16 | ○ | ユーキャンスマイル | 157.0 | 牡5 | 57.0 | 岩田康誠 | |
| 12 | 3 | 6 | ◎ | キセキ | 24.9 | 牡6 | 57.0 | 浜中俊 | |
| 13 | 1 | 1 | × | バビット | 36.2 | 牡3 | 55.0 | 内田博幸 | |
| 14 | 6 | 12 | × | オーソリティ | 20.3 | 牡3 | 55.0 | 川田将雅 | |
| 15 | 6 | 11 | モズベッロ | 174.6 | 牡4 | 57.0 | 田辺裕信 | ||
| 中止 | 1 | 2 | × | ブラストワンピース | 33.1 | 牡5 | 57.0 | 横山武史 |
| 式別 | 買い方 | 組み合わせ | 1点あたりの金額 |
|---|---|---|---|
| ３連単 | ﾌｫｰﾒｰｼｮﾝ | 6 - 916 - 491416 | 各100円 |
| 馬 単 | ボックス | 4691416 9 - 14 11,360円 的中！ |
各100円 |
| 1着ながし マルチ | 6 - 1235781011121315 | 各100円 | |
| ワイド | ボックス | 4691416 9 - 14 2,320円 的中！ |
各100円 |
| ながし | 6 - 125101213 | 各100円 | |
| 単 勝 | 通常 | 6 | 500円 |
| 16 | 300円 | ||
| 9 250円 的中！ |
300円 | ||
| 4 | 300円 | ||
| 14 | 200円 | ||
| 複 勝 | 通常 | 6 | 2,000円 |
| 合計 | 70通り | 10,000円 | |
| 購入額 | 払戻額 | 収支 | 回収率 |
|---|---|---|---|
| 10,000円 | 14,430円 | 4,430円 | 144% |
くりーくのコメント
コラム完全版!!
☆☆☆☆☆
～～～～～『くりーくの中間調教チェック 有馬記念 2020【完全版】※最終追い切り評価コメントつき!! 』～～～
こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回からはシンプルに前走からの中間の調整内容（評価はAＡ～Ｆ）を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。
１２月２７日（日） 中山11Ｒ 第６５回 有馬記念（３歳以上ＧＩ・芝２５００ｍ）
【登録頭数：２３頭】（フルゲート：１６頭）
＜ファン投票上位馬＞
⑨クロノジェネシス＜Ｂ＞（中７週）
秋初戦の天皇賞（秋）ではパドックでうるさい面を見せていてその辺は気になったが仕上がりは良さそうだった。間隔が詰まるよりは空いた方が結果の良い馬。秋2戦目になるが中7週と間隔も十分とって2週前、1週前と長めから追い切られていて1週前の動きを見ると手応えに余裕があってここも仕上りは良さそう。ただ欲を言えば宝塚記念の前の方が直線に向くまでの勢いと終いの伸びが良かった。
＜最終追い切りＢ＞
ＣＷ併せ馬の内。併走相手に合せる走りで手応えも悪くないが春のような押さえきれないくらいの手応えという感じまではない。
⑦ラッキーライラック＜Ｃ＞（中５週）
前からそうだが追い切りでは硬い走りをする馬でなかなか良い感じがしない。この中間も追われてからの硬さはあり直線に向く時の手応えも前走時の方が良かったように見える。
＜最終追い切りＣ＞
ＣＷ単走。福永騎手騎乗で馬なりでの調整。ソフトに乗っているが力強さはなく手応えもそれほどグッとくる感じがない。
⑬フィエールマン＜Ｂ＞（中７週）
中７週になるがこの馬にしたらこれまでで一番間隔が詰まっての出走。１週前の追い切りは珍しく単走かと思ったが映像を見ると併走馬が直線でついてこられず独走する形で併せ馬にならなかっただけ。舌を出しながら走ってはいたが１週前にビッシリできているので出来は悪くない。
＜最終追い切りＢ＞
南Ｗ単走。集中した走りで伸び脚も上々だがもう少し迫力がほしい。
⑥キセキ＜Ａ＞（中３週）
前走のジャパンカップはしっかり乗り込まれていて天皇賞（秋）よりかなり良くなっていた。それでもパドックでは力強さはあったもののまだお腹のあたりに少し余裕がありまだ絞れそうな感じにも見えた。この中間は中３週になるが１週前の追い切りではＣＷを単走で追われ良い時の首が前に出て前脚が真っ直ぐ前に伸びる走りと気合いが乗っていて前走からさらに良くなった感じ。出遅れの不安もあるが角居調教師最後の有馬記念となるのでここはビッシリと仕上げてくるハズ。
＜最終追い切りＡＡ＞
坂路単走。周りの何頭かいたが終いの伸び脚は抜群。前走時の最終追い切りと時計的には変わらないが前走時は終い重心が高くなって勢いよくきて脚が上がった感じだったが今回は終い重心が低くなってグッと伸びた感じで伸び脚が違った。
⑤ワールドプレミア＜Ｃ＞（中３週）
前走が長期休養明けも馬体はマイナス体重と予想以上に仕上げてきた感じだったが坂路中心の追い切りでＣＷ中心の友道厩舎の馬にしたら少し無理したところもあったかもしれない。今回は反動が出るか上積みがあるか気になるところだが1週前の追い切りをＣＷで行っている点はこれまでの調教内容に戻っていて良い方に考えて良さそう。あとはパドックでテンションが高くなる馬なので最終追い切りは強く追いたくないがそれで仕上がるかその辺も難しいところ。
＜最終追い切りＢ＞
ＣＷ単走。武豊騎手騎乗で折り合い重視の内容。デビューからすべてのレースで手綱を取っているだけあって息もピッタリで伸び脚も上々。
②ブラストワンピース＜Ｄ＞（中７週）
この中間も追い切りの時計は特に悪くないが若い頃のような前脚が高く上がって力強く書き込むグラスワンダーのような走りができていない。１週前の追い切りの動きを見ても先着してはいるものの併走相手の方が手応えは良く前脚が上がっていないので迫力がなく見える。その辺が近走の成績に影響しているのか年齢的な衰えなのか分からないがあとは今年好成績の横山武騎手がどう乗るかに希望を託すしかなさそう。
＜最終追い切りＢ＞
南Ｗ併せ馬の内。先週よりも素軽さが出て終いの伸び脚も良くなった感じも良い時の迫力のある走りまではまだ戻っていないように見える。
⑯ユーキャンスマイル＜Ｂ＞（中３週）
秋2戦は相性の良い左回りで結果が出ていない。パドックでもここ2戦は良い時のような張りがない感じにも見えた。ただこの中間は日、水、日とＣＷでの併せ馬を3本。1週前の追い切りでは力強い動きで叩き3戦目で状態は良くなってきているように感じる。
＜最終追い切りＡ＞
坂路単走。右にササる面は見せていたが終いは重心が低くしっかり伸びて動き良く仕上がりも良さそう。
⑩カレンブーケドール＜Ｂ＞（中３週）
前走時は調教の時計や動きが物足りなかったもののレースでは３着争いのかなでしぶとさを見せてのい好走と大崩れのないところを見せてくれた。この中間は中３週になるが１週前の追い切りでは坂路で良い動きを見せていて出来は前走時よりも良くなっている感じ。
＜最終追い切りＣ＞
坂路で併せ馬。併せて先着も走りが小さく迫力がない。
④ラヴズオンリーユー＜Ｂ＞（中５週）
エリザベス女王杯では◎にした馬だが前走後はジャパンカップ、香港と候補はあったが結局ここまで待っての出走で乗り込み量も豊富。前走までは坂井瑠騎手が調教の乗ることが多かったがこの中間は調教助手が騎乗して調整されていて何かを修正してきているかもしれない。動きも良く前走から引き続き良い状態で出走できそう。
＜最終追い切りＢ＞
ＣＷ単走。かなりゆっくり直線に入って直線伸ばす内容で見た目は遅そうに見えるがしっかり時計は出ていて状態は良さそう。
×ミッキースワロー＜Ｅ＞（中３週）※脚部不安で出走回避。
もともと調教では良い時計が出ていた馬だが秋2戦は速い時計も出てなく追い切りの動きを見ても重心が高くなってしまい前に伸びていない感じ。右回りでの1週前追いきりでも重心が高くなってしまい特に変わり身はなさそう。
＜最終追い切りＥ＞
南Ｗ単走。首が上がり力強さもなく伸び脚も平凡。
＜以下、賞金上位馬＞
⑭サラキア＜Ｂ＞（中５週）
同期のアーモンドアイやラッキーライラックとは力の差が少しあった馬だが今年の秋は調子が良くエリザベス女王杯ではラッキーライラックと差のない競馬で勢いを感じる。今回はさらに相手が強くなるが調子は引き続き良さそうで好走も期待できそう。
＜最終追い切りＢ＞
坂路単走。走りやすそうな馬場の時間帯で時計は出ているが右に逃げようとする面を２回出していて何か嫌な感じで気になるところもあるがこの秋好調で勢いはある感じ。
⑫オーソリティ＜Ｃ＞（中６週）
骨折明けの前走を勝利して２連勝。この中間も２週前、１週前と併せ馬で先着しているが動きを見ると右回りの追いきりだと終いの伸びが物足りない感じがあるので左回りの方が向いているのかもしれない。
＜最終追い切りＢ＞
南Ｗ併せ馬の内。先週よりも溜めが効いていて直線もしっかり伸びて良くなった感じ。
⑧ペルシアンナイト＜Ｄ＞（中４週）
２０００ｍでは皐月賞、大阪杯、札幌記念と２着の実績はあるが勝ち鞍は１８００ｍまででこのぐらいの距離が今は良いというよりは得意の距離では歯が立たなくなってこちらの距離に何かを求めて回ってきたというような感じもこちらはこちらでレベルは高くそう簡単に勝ち負けできるというほどレベルは低くない。
＜最終追い切りＤ＞
ＣＷ併せ馬の内。追い出しを待って終い追われ先着しているが反応イマイチで伸び脚も物足りず。
➀バビット＜Ｃ＞（中８週）
菊花賞時は距離を意識したのか1週前にＣＷでの追い切りに変えてきていたが今回中8週と間隔を十分取ってこの中間は坂路で乗り込まれてこれまでのように1週前は坂路での追い切りに戻してこれまで通りの調整。動きを見ると時計ほど伸びている感じはなくこの相手でこの走りだと物足りない感じがする。
＜最終追い切りＢ＞
坂路単走。馬なりで時計がかかっているが重心が低く力強さがある走り。
⑪モズベッロ＜Ｄ＞（6ヵ月）
3着に好走した宝塚記念からの休み明けになり坂路で乗り込まれているものの時計は平凡で併せ馬でも遅れが続き状態は戻っていない感じ。
＜最終追い切りＦ＞
坂路で併せ馬。しっかり地面を掴めていない感じの走りで力強さもなく特に変わり身はなし。
⑮オセアグレイト＜Ｂ＞（中２週）
追い切りでは速い時計が出る馬ではないが動きを見ると柔らかさがあって良い走り。この中間も間隔詰っているが１週前の金曜日に追い切られて前走時並みの時計は出ていて調子は維持できていそう。
＜最終追い切りＣ＞
南Ｗ単走。動きは良く見えるが走りやすそうな馬場の内側を走っている割に時計は平凡。
＜以下、除外対象馬＞
③クレッシェンドラヴ＜Ｄ＞（中３週）
前走は相手も強かったがあまり使われてこなかった左回りや調教の時計も物足りなかった。この中間も大きく変わった感じはなくここも相手が強いので厳しそう。
＜最終追い切りＤ＞
南Ｗ併せ馬の内。直線までは気合いが入っている感じの手応えだったが追われて伸びきれず力強さもない。
×トーラスジェミニ＜Ｃ＞（連闘）
先週のパドックでは使い詰めの割にお腹のあたりの余裕があってまだ絞れそうな感じもあった。見えない疲れはあると思うが見た目連闘でも使えたら使ってきそうな感じ。
×ディープボンド＜Ｄ＞（中８週）
１週前の追い切りの動きを見るとこれまでと比べて重たい感じがあり頭も高く反応もイマイチ。
×アールスター＜Ｃ＞（中６週）
１週前の追い切りではいつも通りの時絵は出ているがアルゼンチン共和国杯から間隔が空いている割に乗り込み量は少ない。
×ラストドラフト＜Ｄ＞（中６週）
前走時もそれほど目立つ時計は出ていなかったがこの中間も乗り込み量の割に時計は良くなってこない。
×サンアップルトン＜Ｃ＞（中６週）
相性の良いコースではあるものの春はもっと良い時計が出ていたが今回間隔がある割に時計が平凡で特に大きな変わり身はなさそう。
×ブラックホール＜Ｂ＞（中８週）
小柄な馬だがしっかり乗り込まれてこの中間も好時計は出ていて状態面は良さそう。
◇このコラムからの推奨馬はキセキ、フィエールマン、クロノジェネシス、ユーキャンスマイルの４頭を上げておきます。
今回は有馬記念編でした。
毎年、年末のコラムや、笠松で開催しているウマニティ杯くりーく賞などで「来年も無事に競馬が開催されることを願い」という言葉を使ってきていましたが、今年ほどこの言葉が重く感じた年はなかったのではないでしょうか。何よりも1年間、毎週途切れることなく競馬が開催されたことに感謝したいと思います。緊急事態宣言があり、様々な競技が開催できなくなっていた中でも、競馬がスポーツと娯楽を提供し、税収も確保してきたことは、非常に大きな意味があったと思っています。ずっと思っていることですが、今年改めて、30数年前に数あるエンタメの中から競馬をチョイスした自分の目も間違っていなかったと、そんな風にも感じています。
そんな中で行われる今年の有馬記念ですが、ジャパンカップに出走した3冠馬3頭の出走がないことこそ少し残念ですが、楽しみなメンバー構成で行われます。年末のお祭りでもある有馬記念は、ぜひともたくさんの人たちに馬券を買って楽しんでもらい、少しでも売上が伸び、コロナ禍のなか頑張ってくれている人たちのために税金を使ってもらえればと思ったりもしています。
今年は短期免許の外国人ジョッキーも不在で、日本のジョッキーにとってもアピールするチャンスでもあります。馬も人も、来年に向けて素晴らしいレースをしてほしいと期待しています。そして、こういう状況下、ある意味“ひとつの奇跡”として繰り広げられる2020年の有馬記念を、この目に焼きつけたいと思っています。
まだまだ先の見えない世の中が続いていくことと思いますが、まずは健康に気をつけて医療現場に負担をかけないようにして、それぞれができることをできる範囲で行っていきましょう！
それでは次回、第５回ウマニティ杯くりーく賞編（予定）でお会いしましょう。
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◇中山のメインは有馬記念。◎は⑥キセキ。近年の競馬ではステップレースを使わず本番へ直行する馬や目標のレースを絞って使い込まない馬が多い中、この馬は今年阪神大賞典からこの有馬記念までステップレースを含めて古馬の王道を走り抜いてきました。結果的に勝ち鞍はありませんでしたが宝塚記念、京都大賞典と２着２回。前走のジャパンカップは３冠馬３頭が力を出し切れるように脇役に撤した感じの大逃げでレースを盛り上げた陰の立役者と言っても良いでしょう。使われて良くなる馬で叩き４戦目の今回この中間は追い切りでの走りが良い時の走りになってきていて変わり身がありそうな良い状態。あの大逃げで馬のスイッチが入り前脚が高く上がって前に伸びる走りや首も前に伸びる好調時の走りに変わってきていてここ２年よりも良い状態で出走できそうです。そして何といっても角居調教師にとって最後の有馬記念でもあり万全の仕上げでキセキが奇跡を起こしてくれるかもしれません。◯は⑯ユーキャンスマイル。ここ２戦は得意の左回りで結果が出ず今回右回りで不利な大外と条件は最悪。それでも追い切りの動きはここ２戦よりもかなり良くなっていて年明けに左回りの中京開催があるのに使ってくるということはそれだけ出来が良いということと考えて良さそう。この枠なのでスタートから出して行くこともないでしょうし岩田騎手なので直線一気に賭ける大胆な騎乗でハマれば一発がありそうな恐い存在だと思います。▲は⑨クロノジェネシス。宝塚記念の時ほど調教では迫力は感じませんでしたし中山も不安材料があり前走時のパドックではテンションが高く意外とケチをつけるところが多く評価を下げましたがそれでも秋２戦目でまだまだフレッシュな状態で出走できそうなので春、秋のグランプリ制覇も十分期待できそうです。△は④ラヴズオンリーユーと⑭サラキアの牝馬２頭。この２頭は引き続き出来は良く坂路でも良い時計が出ていて勢いを感じるので押さえておきたい。以下×の馬たちも虎視眈々と不気味に一発を狙てきそうな感じで手広く流しておくこととします。
◇ご購入ありがとうございます。あなたの馬券が当たりますように!!(*^^)v(^.^)/~~~(*^^)vvvvvvv<<<<<<<
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～～～～～『くりーくの中間調教チェック 有馬記念 2020【完全版】※最終追い切り評価コメントつき!! 』～～～
こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。
今回からはシンプルに前走からの中間の調整内容（評価はAＡ～Ｆ）を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。
１２月２７日（日） 中山11Ｒ 第６５回 有馬記念（３歳以上ＧＩ・芝２５００ｍ）
【登録頭数：２３頭】（フルゲート：１６頭）
＜ファン投票上位馬＞
⑨クロノジェネシス＜Ｂ＞（中７週）
秋初戦の天皇賞（秋）ではパドックでうるさい面を見せていてその辺は気になったが仕上がりは良さそうだった。間隔が詰まるよりは空いた方が結果の良い馬。秋2戦目になるが中7週と間隔も十分とって2週前、1週前と長めから追い切られていて1週前の動きを見ると手応えに余裕があってここも仕上りは良さそう。ただ欲を言えば宝塚記念の前の方が直線に向くまでの勢いと終いの伸びが良かった。
＜最終追い切りＢ＞
ＣＷ併せ馬の内。併走相手に合せる走りで手応えも悪くないが春のような押さえきれないくらいの手応えという感じまではない。
⑦ラッキーライラック＜Ｃ＞（中５週）
前からそうだが追い切りでは硬い走りをする馬でなかなか良い感じがしない。この中間も追われてからの硬さはあり直線に向く時の手応えも前走時の方が良かったように見える。
＜最終追い切りＣ＞
ＣＷ単走。福永騎手騎乗で馬なりでの調整。ソフトに乗っているが力強さはなく手応えもそれほどグッとくる感じがない。
⑬フィエールマン＜Ｂ＞（中７週）
中７週になるがこの馬にしたらこれまでで一番間隔が詰まっての出走。１週前の追い切りは珍しく単走かと思ったが映像を見ると併走馬が直線でついてこられず独走する形で併せ馬にならなかっただけ。舌を出しながら走ってはいたが１週前にビッシリできているので出来は悪くない。
＜最終追い切りＢ＞
南Ｗ単走。集中した走りで伸び脚も上々だがもう少し迫力がほしい。
⑥キセキ＜Ａ＞（中３週）
前走のジャパンカップはしっかり乗り込まれていて天皇賞（秋）よりかなり良くなっていた。それでもパドックでは力強さはあったもののまだお腹のあたりに少し余裕がありまだ絞れそうな感じにも見えた。この中間は中３週になるが１週前の追い切りではＣＷを単走で追われ良い時の首が前に出て前脚が真っ直ぐ前に伸びる走りと気合いが乗っていて前走からさらに良くなった感じ。出遅れの不安もあるが角居調教師最後の有馬記念となるのでここはビッシリと仕上げてくるハズ。
＜最終追い切りＡＡ＞
坂路単走。周りの何頭かいたが終いの伸び脚は抜群。前走時の最終追い切りと時計的には変わらないが前走時は終い重心が高くなって勢いよくきて脚が上がった感じだったが今回は終い重心が低くなってグッと伸びた感じで伸び脚が違った。
⑤ワールドプレミア＜Ｃ＞（中３週）
前走が長期休養明けも馬体はマイナス体重と予想以上に仕上げてきた感じだったが坂路中心の追い切りでＣＷ中心の友道厩舎の馬にしたら少し無理したところもあったかもしれない。今回は反動が出るか上積みがあるか気になるところだが1週前の追い切りをＣＷで行っている点はこれまでの調教内容に戻っていて良い方に考えて良さそう。あとはパドックでテンションが高くなる馬なので最終追い切りは強く追いたくないがそれで仕上がるかその辺も難しいところ。
＜最終追い切りＢ＞
ＣＷ単走。武豊騎手騎乗で折り合い重視の内容。デビューからすべてのレースで手綱を取っているだけあって息もピッタリで伸び脚も上々。
②ブラストワンピース＜Ｄ＞（中７週）
この中間も追い切りの時計は特に悪くないが若い頃のような前脚が高く上がって力強く書き込むグラスワンダーのような走りができていない。１週前の追い切りの動きを見ても先着してはいるものの併走相手の方が手応えは良く前脚が上がっていないので迫力がなく見える。その辺が近走の成績に影響しているのか年齢的な衰えなのか分からないがあとは今年好成績の横山武騎手がどう乗るかに希望を託すしかなさそう。
＜最終追い切りＢ＞
南Ｗ併せ馬の内。先週よりも素軽さが出て終いの伸び脚も良くなった感じも良い時の迫力のある走りまではまだ戻っていないように見える。
⑯ユーキャンスマイル＜Ｂ＞（中３週）
秋2戦は相性の良い左回りで結果が出ていない。パドックでもここ2戦は良い時のような張りがない感じにも見えた。ただこの中間は日、水、日とＣＷでの併せ馬を3本。1週前の追い切りでは力強い動きで叩き3戦目で状態は良くなってきているように感じる。
＜最終追い切りＡ＞
坂路単走。右にササる面は見せていたが終いは重心が低くしっかり伸びて動き良く仕上がりも良さそう。
⑩カレンブーケドール＜Ｂ＞（中３週）
前走時は調教の時計や動きが物足りなかったもののレースでは３着争いのかなでしぶとさを見せてのい好走と大崩れのないところを見せてくれた。この中間は中３週になるが１週前の追い切りでは坂路で良い動きを見せていて出来は前走時よりも良くなっている感じ。
＜最終追い切りＣ＞
坂路で併せ馬。併せて先着も走りが小さく迫力がない。
④ラヴズオンリーユー＜Ｂ＞（中５週）
エリザベス女王杯では◎にした馬だが前走後はジャパンカップ、香港と候補はあったが結局ここまで待っての出走で乗り込み量も豊富。前走までは坂井瑠騎手が調教の乗ることが多かったがこの中間は調教助手が騎乗して調整されていて何かを修正してきているかもしれない。動きも良く前走から引き続き良い状態で出走できそう。
＜最終追い切りＢ＞
ＣＷ単走。かなりゆっくり直線に入って直線伸ばす内容で見た目は遅そうに見えるがしっかり時計は出ていて状態は良さそう。
×ミッキースワロー＜Ｅ＞（中３週）※脚部不安で出走回避。
もともと調教では良い時計が出ていた馬だが秋2戦は速い時計も出てなく追い切りの動きを見ても重心が高くなってしまい前に伸びていない感じ。右回りでの1週前追いきりでも重心が高くなってしまい特に変わり身はなさそう。
＜最終追い切りＥ＞
南Ｗ単走。首が上がり力強さもなく伸び脚も平凡。
＜以下、賞金上位馬＞
⑭サラキア＜Ｂ＞（中５週）
同期のアーモンドアイやラッキーライラックとは力の差が少しあった馬だが今年の秋は調子が良くエリザベス女王杯ではラッキーライラックと差のない競馬で勢いを感じる。今回はさらに相手が強くなるが調子は引き続き良さそうで好走も期待できそう。
＜最終追い切りＢ＞
坂路単走。走りやすそうな馬場の時間帯で時計は出ているが右に逃げようとする面を２回出していて何か嫌な感じで気になるところもあるがこの秋好調で勢いはある感じ。
⑫オーソリティ＜Ｃ＞（中６週）
骨折明けの前走を勝利して２連勝。この中間も２週前、１週前と併せ馬で先着しているが動きを見ると右回りの追いきりだと終いの伸びが物足りない感じがあるので左回りの方が向いているのかもしれない。
＜最終追い切りＢ＞
南Ｗ併せ馬の内。先週よりも溜めが効いていて直線もしっかり伸びて良くなった感じ。
⑧ペルシアンナイト＜Ｄ＞（中４週）
２０００ｍでは皐月賞、大阪杯、札幌記念と２着の実績はあるが勝ち鞍は１８００ｍまででこのぐらいの距離が今は良いというよりは得意の距離では歯が立たなくなってこちらの距離に何かを求めて回ってきたというような感じもこちらはこちらでレベルは高くそう簡単に勝ち負けできるというほどレベルは低くない。
＜最終追い切りＤ＞
ＣＷ併せ馬の内。追い出しを待って終い追われ先着しているが反応イマイチで伸び脚も物足りず。
➀バビット＜Ｃ＞（中８週）
菊花賞時は距離を意識したのか1週前にＣＷでの追い切りに変えてきていたが今回中8週と間隔を十分取ってこの中間は坂路で乗り込まれてこれまでのように1週前は坂路での追い切りに戻してこれまで通りの調整。動きを見ると時計ほど伸びている感じはなくこの相手でこの走りだと物足りない感じがする。
＜最終追い切りＢ＞
坂路単走。馬なりで時計がかかっているが重心が低く力強さがある走り。
⑪モズベッロ＜Ｄ＞（6ヵ月）
3着に好走した宝塚記念からの休み明けになり坂路で乗り込まれているものの時計は平凡で併せ馬でも遅れが続き状態は戻っていない感じ。
＜最終追い切りＦ＞
坂路で併せ馬。しっかり地面を掴めていない感じの走りで力強さもなく特に変わり身はなし。
⑮オセアグレイト＜Ｂ＞（中２週）
追い切りでは速い時計が出る馬ではないが動きを見ると柔らかさがあって良い走り。この中間も間隔詰っているが１週前の金曜日に追い切られて前走時並みの時計は出ていて調子は維持できていそう。
＜最終追い切りＣ＞
南Ｗ単走。動きは良く見えるが走りやすそうな馬場の内側を走っている割に時計は平凡。
＜以下、除外対象馬＞
③クレッシェンドラヴ＜Ｄ＞（中３週）
前走は相手も強かったがあまり使われてこなかった左回りや調教の時計も物足りなかった。この中間も大きく変わった感じはなくここも相手が強いので厳しそう。
＜最終追い切りＤ＞
南Ｗ併せ馬の内。直線までは気合いが入っている感じの手応えだったが追われて伸びきれず力強さもない。
×トーラスジェミニ＜Ｃ＞（連闘）
先週のパドックでは使い詰めの割にお腹のあたりの余裕があってまだ絞れそうな感じもあった。見えない疲れはあると思うが見た目連闘でも使えたら使ってきそうな感じ。
×ディープボンド＜Ｄ＞（中８週）
１週前の追い切りの動きを見るとこれまでと比べて重たい感じがあり頭も高く反応もイマイチ。
×アールスター＜Ｃ＞（中６週）
１週前の追い切りではいつも通りの時絵は出ているがアルゼンチン共和国杯から間隔が空いている割に乗り込み量は少ない。
×ラストドラフト＜Ｄ＞（中６週）
前走時もそれほど目立つ時計は出ていなかったがこの中間も乗り込み量の割に時計は良くなってこない。
×サンアップルトン＜Ｃ＞（中６週）
相性の良いコースではあるものの春はもっと良い時計が出ていたが今回間隔がある割に時計が平凡で特に大きな変わり身はなさそう。
×ブラックホール＜Ｂ＞（中８週）
小柄な馬だがしっかり乗り込まれてこの中間も好時計は出ていて状態面は良さそう。
◇このコラムからの推奨馬はキセキ、フィエールマン、クロノジェネシス、ユーキャンスマイルの４頭を上げておきます。
今回は有馬記念編でした。
毎年、年末のコラムや、笠松で開催しているウマニティ杯くりーく賞などで「来年も無事に競馬が開催されることを願い」という言葉を使ってきていましたが、今年ほどこの言葉が重く感じた年はなかったのではないでしょうか。何よりも1年間、毎週途切れることなく競馬が開催されたことに感謝したいと思います。緊急事態宣言があり、様々な競技が開催できなくなっていた中でも、競馬がスポーツと娯楽を提供し、税収も確保してきたことは、非常に大きな意味があったと思っています。ずっと思っていることですが、今年改めて、30数年前に数あるエンタメの中から競馬をチョイスした自分の目も間違っていなかったと、そんな風にも感じています。
そんな中で行われる今年の有馬記念ですが、ジャパンカップに出走した3冠馬3頭の出走がないことこそ少し残念ですが、楽しみなメンバー構成で行われます。年末のお祭りでもある有馬記念は、ぜひともたくさんの人たちに馬券を買って楽しんでもらい、少しでも売上が伸び、コロナ禍のなか頑張ってくれている人たちのために税金を使ってもらえればと思ったりもしています。
今年は短期免許の外国人ジョッキーも不在で、日本のジョッキーにとってもアピールするチャンスでもあります。馬も人も、来年に向けて素晴らしいレースをしてほしいと期待しています。そして、こういう状況下、ある意味“ひとつの奇跡”として繰り広げられる2020年の有馬記念を、この目に焼きつけたいと思っています。
まだまだ先の見えない世の中が続いていくことと思いますが、まずは健康に気をつけて医療現場に負担をかけないようにして、それぞれができることをできる範囲で行っていきましょう！
それでは次回、第５回ウマニティ杯くりーく賞編（予定）でお会いしましょう。
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◇中山のメインは有馬記念。◎は⑥キセキ。近年の競馬ではステップレースを使わず本番へ直行する馬や目標のレースを絞って使い込まない馬が多い中、この馬は今年阪神大賞典からこの有馬記念までステップレースを含めて古馬の王道を走り抜いてきました。結果的に勝ち鞍はありませんでしたが宝塚記念、京都大賞典と２着２回。前走のジャパンカップは３冠馬３頭が力を出し切れるように脇役に撤した感じの大逃げでレースを盛り上げた陰の立役者と言っても良いでしょう。使われて良くなる馬で叩き４戦目の今回この中間は追い切りでの走りが良い時の走りになってきていて変わり身がありそうな良い状態。あの大逃げで馬のスイッチが入り前脚が高く上がって前に伸びる走りや首も前に伸びる好調時の走りに変わってきていてここ２年よりも良い状態で出走できそうです。そして何といっても角居調教師にとって最後の有馬記念でもあり万全の仕上げでキセキが奇跡を起こしてくれるかもしれません。◯は⑯ユーキャンスマイル。ここ２戦は得意の左回りで結果が出ず今回右回りで不利な大外と条件は最悪。それでも追い切りの動きはここ２戦よりもかなり良くなっていて年明けに左回りの中京開催があるのに使ってくるということはそれだけ出来が良いということと考えて良さそう。この枠なのでスタートから出して行くこともないでしょうし岩田騎手なので直線一気に賭ける大胆な騎乗でハマれば一発がありそうな恐い存在だと思います。▲は⑨クロノジェネシス。宝塚記念の時ほど調教では迫力は感じませんでしたし中山も不安材料があり前走時のパドックではテンションが高く意外とケチをつけるところが多く評価を下げましたがそれでも秋２戦目でまだまだフレッシュな状態で出走できそうなので春、秋のグランプリ制覇も十分期待できそうです。△は④ラヴズオンリーユーと⑭サラキアの牝馬２頭。この２頭は引き続き出来は良く坂路でも良い時計が出ていて勢いを感じるので押さえておきたい。以下×の馬たちも虎視眈々と不気味に一発を狙てきそうな感じで手広く流しておくこととします。
◇ご購入ありがとうございます。あなたの馬券が当たりますように!!(*^^)v(^.^)/~~~(*^^)vvvvvvv<<<<<<<
払戻金
| 単勝 | 9 | 250円 | 1番人気 |
|---|---|---|---|
| 複勝 | 9 | 130円 | 1番人気 |
| 14 | 770円 | 11番人気 | |
| 13 | 160円 | 2番人気 | |
| 枠連 | 5 - 7 | 380円 | 1番人気 |
| 馬連 | 9 - 14 | 10,330円 | 26番人気 |
| ワイド | 9 - 14 | 2,320円 | 26番人気 |
|---|---|---|---|
| 9 - 13 | 270円 | 1番人気 | |
| 13 - 14 | 2,550円 | 31番人気 | |
| 馬単 | 9 - 14 | 11,360円 | 38番人気 |
| ３連複 | 9 - 13 - 14 | 7,370円 | 25番人気 |
| ３連単 | 9 - 14 - 13 | 50,150円 | 157番人気 |
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