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~~~~~『くりーくの中間調教チェック 有馬記念2023【完全版】※全頭最終追い切り評価コメントあり!! 』~~~~~
こんにちは、くりーくです。このコラムでは、今週行われる重賞競走の中間の調教内容を中心に分析してご紹介します。私の予想の基幹部分でもある調教分析術を是非あなたの予想にお役立て下さい。今回も前走からの中間の調整内容(評価はA~F)を中心に各馬コメントをしていきたいと思います。
12月24日(日)中山11R 第68回 有馬記念(3歳以上GI・芝2500m)
🏇『過去5年の成績(2018年~2022年)』は👉
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🎯12月21日(木)17時~『有馬記念公開抽選』は👉
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🏇『出走馬プロフィール』は👉
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🏇『出走馬の参考レース』は👉
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【登録頭数:20頭】(フルゲート:16頭)
<前走、ジャパンカップ【
レース映像】東京芝2400m、中3週>
スターズオンアース〔3着、496kg(+12kg)〕<B>
🏇『
前走の追い切り』
前走は休み明けの取り消し明けで最終追い切りまでビッシリ追っていたので太め残りがありそうで軽視してしまったがプラス体重もそれほど太い感じには見えず仕上がりは良かった。この中間は前走の反動が出るのではないかと気になっていたが1週前の追い切りでは3頭併せの内で力強く先着していて疲れはなさそう。ただ右回りは前半の行きっぷりが悪くなるのでその辺はポイントになりそう。
<調教後の馬体重 496(21日美浦) 最終追い切り評価B>
南W3頭併せの内。持ったままで力強く先着していて良い出来をキープ出来ている感じ。
🏇『共同会見(調教師)』は👉
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🏇『共同会見(ルメール騎手)』は👉
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⑤ドウデュース〔4着、504kg(-8kg)〕<A>
🏇『
前走の追い切り』
天皇賞(秋)、ジャパンカップと秋2戦使われてきて前走時も良くなってきている感じには見えたが、この中間の1週前の追い切りでは頭の位置が低くなって首が前に出る走りに変わり前走時からの上積みが期待できそう。他にも追い切りに入る時の一歩目がスッと流れるようなスムーズな入りで良く見え、馬の出来が良くなってきたことと武豊騎手との相性の良さがマッチした感じで前走からの上積みがさらにありそう。
<調教後の馬体重506(21日栗東) 最終追い切り評価B>
Pコース併せ馬の内。今回も最終追い切りをPコースで追われて終いもうひと伸びほしい感じだったが先週も強く追っており仕上がりは良さそう。
🏇『共同会見(調教師)』は👉
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🏇『共同会見(武豊騎手)』は👉
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④タイトルホルダー〔5着、476kg(+4kg)〕<B>
🏇『
前走の追い切り』
⛑『
前走のジョッキーカメラ』
前走はオールカマーから間隔が空いていたこともあるのか1週前、最終追い切りと併せ馬での追い切りで動きは良く見えたが叩き台という印象だった。この中間は調子の良い時の単走追いで好時計を出してきており引退レースに向けて調子を上げてきている感じ。
<調教後の馬体重476(21日美浦) 最終追い切り評価C>
南W併せ馬の内。調子の良い時は単走馬なりで大外を走ってもっと楽に好時計が出る馬。併せ馬で力みがあり調整内容に不安あり。
🏇『共同会見(調教師)』は👉
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🏇『共同会見(横山和騎手)』は👉
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⑥ディープボンド〔10着、494kg(-14kg)〕<D>
🏇『
前走の追い切り』
今年で3年連続の出走となり2年前には2着に好走しているが年々追い切りの動きがズブくなっておりこの中間1週前の動きを見ても走る気持ちが若い時と比べるとなくなっている感じがする。
<調教後の馬体重516(20日栗東) 最終追い切り評価C>
CW単走。前走時よりも走る気少しあって多少の上積みあり。
<前走、菊花賞【
レース映像】京都芝3000m、中8週>
⑬タスティエーラ〔2着、480kg(+2kg)〕<A>
🏇『
前走の追い切り』
⛑『
前走のジョッキーカメラ』
ダービーからの休み明けで臨んだ菊花賞だったが入念な乗り込みで当日のパドックでもスッキリとして仕上がりは良かった。この中間も前走時以上の入念な乗り込みで2週前1週前と南Wで好時計で先着しておりあいだの日曜日にも3週連続坂路で速めの時計を出しており上積みがかなりありそう。
<調教後の馬体重488(20日美浦) 最終追い切り評価A>
南W併せ馬の内。直線抜かせず終いさらに軽く追って仕上がりに問題なし。
①ソールオリエンス〔3着、464kg(+4kg)〕<A>
🏇『
前走の追い切り』
今回は春のクラシックほどの人気にはならないと思われるが条件も鞍上もプラス材料で思い切ったレースができそうな点はプラスになる。切れる脚のある馬で仕掛けどころが難しいところはあると思うが、調教内容を見ても併せ馬で遅れることはなく終いの時計もしっかり出ていて末脚切れる。
<調教後の馬体重466(21日美浦) 最終追い切り評価A>
南W単走。大外を回って直線の切れ抜群に良く出来は万全。
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🏇『共同会見(川田騎手)』は👉
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<前走、エリザベス女王杯【
レース映像】京都芝2200m、中5週>
⑪ハーパー〔3着、484kg(+4kg)〕<B>
🏇『
前走の追い切り』
秋に入って馬体が大きく増えていて前走時もさらに増えていたが、パドックでは太め感はなく春からの成長分と言って良さそう。前走時は坂路での調整のみだったが、この中間は本来のCW中心の調教内容に戻っており1週前の追い切りでは同厩舎のドウデュースと併せて動きはやや見劣るがしぶとく喰らい付いて前走以上の動き。
<調教後の馬体重490(21日栗東) 最終追い切り評価C>
CW単走。行きっぷりがあまり良くなく直線も伸びきれず。
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⑧ライラック〔4着、442kg(-6kg)〕<D>
🏇『
前走の追い切り』
牝馬限定なら好走するが今年の春3戦のように牡馬相手だとちょっと力が足りない面がある馬。この中間の追い切りでは1週前に好時計が出ていて併走馬を突き放しているが、内ラチ沿いを走ってのもので直線の走りも前走時の方が迫力があった感じでやや物足りない動きに見えた。
<調教後の馬体重452(21日美浦) 最終追い切り評価D>
坂路単走も。力強さなく伸び脚も平凡。
<前走、京都大賞典【
レース映像】京都芝2400m、中10週>
⑭プラダリア〔1着、470kg(+6kg)〕<B>
🏇『
前走の追い切り』
京都大賞典から少し間隔が空いているが前走時のように1週前、最終追い切りと強めに追われた時は好走する馬で1週前は気合乗りも良く終い追われてしっかり伸びて状態は良さそう。輸送はあるが最終追い切りもCWを長めから強めに追われた方がこの馬の好走パターンに当てはまるがどんな最終追いになるか。
<調教後の馬体重484(21日栗東) 最終追い切り評価A>
CW単走。長めから強めに追われて終いもうひと伸びほしい感じも好走パターンの好内容。
×ブローザホーン〔中止、414kg(-8kg)〕<C>※除外対象馬
🏇『
前走の追い切り』
前走(競走中止)から間隔を空けてこの中間南Wを馬なりで長め4本。かなり小柄な馬なので本数は足りているが時計はそれほど目立たず。
<調教後の馬体重 最終追い切り評価C>
南W併せ馬の外。先週よりもゆったりした入りも直線の伸び平凡。
<前走、アルゼンチン共和国杯【
レース映像】東京芝2500m、中6週>
⑨ヒートオンビート〔3着、476kg(-8kg)〕<B>
🏇『
前走の追い切り』
毎回パドックでは小気味良い動きで良く見せる馬でこの中間もかなり乗り込まれていて1週前の追い切りではいつも通り3頭併せの内に併せて動きも前走時並みに良い動きで好調キープ。
<調教後の馬体重486(21日栗東) 最終追い切り評価B>
坂路で併せ馬。先着は出来なかったが馬なりで良い動きを見せており出来は平行線。
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×ディアスティマ〔13着、488kg(+4kg)〕<E>※除外対象馬
🏇『
前走の追い切り』
休み明けの前走を一度使われたがこの中間の追い切りでは時計平凡で併走遅れが続き調子が上がってきていない感じ。
<調教後の馬体重 最終追い切り評価>
<前走:その他のレース出走馬>
⑮スルーセブンシーズ〔凱旋門賞、芝2400m、4着、3ヶ月〕<A>
🏇『
前走の追い切り』
⛑『
前走のジョッキーカメラ』
凱旋門賞からの休み明けになるが入念な乗り込みで2週前、1週前と南Wで好時計。1週前の動きを見ても宝塚記念の時よりもハードい追われていて状態面はかなり良さそう。
<調教後の馬体重470(21日美浦) 最終追い切り評価A>
南W単走。今週も跳びが大きく力強い走りで好仕上がり。
②シャフリヤール〔BCターフ、芝2400m、3着、中6週〕<C>
🏇『
前走の追い切り』
🏇『
12月6日香港での追い切り』
BCターフの後は有馬記念ではなく香港ヴァーズ出走を選択している時点で中山2500mに関して何らかの不安要素があってのこと。状態面に関しても香港での取り消し後のバタバタや米国遠征から約1ヶ月半ほど坂路やCWなどトレセンでの特別なコースで調整できていない点もマイナス材料になる。
<調教後の馬体重456(21日中山) 最終追い切り評価C>
中山芝コース単走。香港から急遽参戦で検疫などもあり強く追えていないなか最終追い切りも馬なりで控えめな内容。走りも硬い。
⑫ウインマリリン〔BCフィリー&メアターフ、芝2000m、4着、中6週〕<D>
🏇『
前走の追い切り』
米国から帰国後、美浦で調整されているが1週前の追い切りの動きを見ると舌を出して走っていて動きも重く伸び脚平凡。
<調教後の馬体重478(21日美浦) 最終追い切り評価C
南W単走馬なり。力強さがなく走りに勢いがない。
⑩ジャスティンパレス〔天皇賞(秋)、芝2000m、2着、468kg(-2kg)中7週〕<B>
🏇『
前走の追い切り』
1週前のCWで強めに追われる馬で休み明けの前走時はモタモタした動きであまりよく見えなかったがこの中間の1週前追い切りでは重め感がなくなり直線でも一気に突き放し出来は前走以上。
<調教後の馬体重482(20日栗東) 最終追い切り評価C>
坂路単走。動きが硬く伸び脚平凡で動きが重い。
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⑦アイアンバローズ〔ステイヤーズS、芝3600m、1着、504kg(-10kg)中2週〕<C>
🏇『
前走の追い切り』
2走前の京都大賞典の時は追い切りでもパドックでもうるさい面を見せていて集中力がなかったが前走時は坂路での調教を中心に変えてきて追い切りの動きもパドックでも集中していて仕上がりも良かった。この中間も坂路での調整で、1週前の動きを見ると終い頭が上がり気味で前走時の仕上がりから比べると物足りない動き。
<調教後の馬体重516(21日栗東) 最終追い切り評価C>
坂路単走。走りやすそうな馬場だったが硬さがあり伸び脚平凡。
③ホウオウエミーズ〔福島記念、芝2000m、1着、450kg(±0kg)中5週〕<B>
🏇『
前走の追い切り』
前走時の追い切りでもかなり良い動きを見せていたがこの中間の1週前の追い切りでも強めに追われて伸び脚上々で出来は引き続き良さそう。
<調教後の馬体重453(21日美浦) 最終追い切り評価C>
南W単走。素軽い動きも首が高い走りで伸び脚平凡。
×マテンロウレオ〔チャレンジC、芝2000m、5着、484kg(+14kg)中2週〕<C>※除外対象馬
追い切りでは速い時計の出る馬だが1週前の追い切りの動きを見ると力みがあり押さえが効かず走り過ぎてしまっている感じあり。
<調教後の馬体重 最終追い切り評価D>
CW単走。力みがあり右にモタれ気味の走りで気を使うところあり。
×ドゥラエレーデ※出走回避
※このコラムからの推奨馬は、タスティエーラ、ソールオリエンス、ドウデュース、スルーセブンシーズの4頭を上げておきます。
今回は有馬記念編でした。
今年は12月に入っても暖かい日が多く、例年だと有馬記念の追い切りがキリの影響で動きがしっかり確認できないこともある年があるのですがそんな気配もなくと思っていたら、1週前に一気に冷え込んで何とか冬を間に合わせたようなこれまで経験したことのない季節の変化に人間の体もついて行かなくてはならず体調管理には気をつけて週末の有馬記念に臨みたいところ。人が大変なら馬も大変で気を遣うこともこれまで以上にあると思います。今年最後の大一番で余力がどれだけ残っているかも重要なレースでもありますので例年以上に状態面のチェックはしっかり行っていきたいと思います。そんな有馬記念も過去5年の連対馬の調教内容を調べてみたところ最終追い切りが馬なりの馬が7頭と目立つところですが間隔を空けて使ってきている馬は最終追い切りで強めに追ってきていた馬も多く、昨年の勝ち馬イクイノックスも馬なり中心の調整だったものの1週前の日曜日にだけは坂路で一杯に追われていたりと1週前か最終追い切りで強めの追い切りができるだけの状態であることは過去5年の連対馬に共通しているところで昨年のコラムでも協調した強めの追い切りが今年もポイントになりそうです。
毎年いろんなドラマが生まれる有馬記念。混戦模様の今年はとんなドラマが生まれるか。暗いニュースが多い世の中ですが大谷選手や阪神タイガースに続き、、最後は競馬の話題が大きく取り上げられるような盛り上がるレースで締めくくってもらいたいですね。
🏇『出走馬の調教VTR』は👉
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🎄中山のメインは有馬記念。今年の◎は⑬タスティエーラ。皐月賞、ダービーでも◎にした馬で今年の3歳の中ではトップクラスであることは間違いない。前走は休み明けではあったものの仕上がりは良く勝ち馬の好騎乗に阻まれてしまいましたが2着は確保とクラシック3冠すべて連対と堅実なところも見せてくれました。秋は菊花賞しか出走しておらずこの中間も入念な乗り込みで好時計を連発していて状態は前走以上。鞍上も新馬戦でこの馬の将来を左右する好騎乗でデビュー勝ちをさせたRムーア騎手が騎乗。タイトルホルダーが引っ張る流れを自力で負かしに行ける馬はこの馬くらいで早め先頭の競馬で後方からいく有力各馬の末脚を封じ込めてくれると願っています。
○は①ソールオリエンスこちらも3歳トップクラスの馬で切れる脚は強烈。状態面も秋2戦と比べても良くなっている感じで最終追い切りはこの馬らしい切れる脚を使って終い好時計。皐月賞を制した中山の舞台で復活も期待できそうです。▲は⑮スルーセブンシーズ。今年は宝塚記念でイクイノックスに迫る末脚で2着。秋には凱旋門賞に出走して4着に好走。この中間の出来に関しても宝塚記念の時のようにかなり良さそうでここでも好走が期待できそうです。△は⑤ドウデュース。秋2戦を使われて状態は上向き。1週前の追い切りでは武豊騎手とのコンビでかなり良い動きを見せており、ドラマがあるとしたらこの人馬になるのかもしれません。
イクイノックス、リバティアイランドの出走はありませんが個性あふれる有力馬たちが揃い混戦模様のレースとなりそうで今年も盛り上がる有馬記念となりそうです。
◇ご購入ありがとうございます。
あなたの馬券が当たりますように!!
\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/