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梅雨前線が日本列島に停滞しており、阪神競馬場がある兵庫県は今週末は曇り時々雨予報。そこで浮上してくるのが、5歳牝馬メイショウベルーガだ。父フレンチデピュティは、一昨年に重馬場の宝塚記念を勝ったエイシンデピュティと同じ。末脚が切れるイメージが強いが、実際に不良馬場での勝ち星があり、馬場悪化が味方する可能性は高い。
豪快な差し切りを決めた日経新春杯を思えば、馬場悪化は末脚を殺がれるイメージがある。しかし、普通の牝馬は一瞬の切れで勝負するのに対して、メイショウベルーガは長くいい脚を使えるタイプ。まして、前走の天皇賞・春(10着)時で498キロと、牡馬にも劣らない馬格の持ち主だ。ブエナビスタ、ドリームジャーニーら瞬発力に秀でた馬が馬場悪化を苦にすれば、ロングスパートが決まっても不思議ない。
本来は良馬場の方がいいという古小路調教助手だが、「実際に不良馬場で勝ったことがあるし、牝馬らしからぬパワーがあるから、こなしてくれるんじゃないかな」と悪天候を気にする様子はない。一昨年8月のかもめ島特別(1000万下、芝1800メートル)当日の函館は、午前中にスコールのような大雨。芝は一気に不良となったが、後方から4コーナーで最内を通り、直線で外に持ち出して堂々の差し切り。父フレンチデピュティ、母の父がサドラーズウェルズの重厚な配合が、重い馬場を苦にしない源だ。
もちろん、能力的にもヒケを取らない。天皇賞は4コーナーで不利を受けて、その際に右トモを外傷。落鉄もしていた。「牝馬なので、ああなるとやめてしまう」と古小路助手。いつもならば、そこからエンジンがかかるだけに痛かった。参考外の一戦といっていい。
中間は厩舎で調整。時間が十分にあったので外傷も完全に癒えた。牝馬だが精神面がドッシリしており、食欲が細くなることもないので、水曜日にコース、日曜日に坂路追いのメニューを3週にわたってこなしてきた。追い切りでのフットワークは迫力抜群で、先週16日に跨った幸騎手は「おとなしくて、乗りやすかった。以前とは別の馬のようでした」と秋華賞11着以来、約1年8カ月ぶりに騎乗したパートナーの成長を実感。「展開さえ向けば、チャンスはあると思います」と一発を狙っている口ぶりだ。
阪神芝は連対こそないが、前々走の阪神大賞典で勝ち馬と同タイムの3着。内回りコースでも問題はない。ブエナビスタ、レッドディザイアに次ぐ“第三の女”に雨が味方した時、最強牝馬の座を奪取して初のGIタイトルを獲得する。(下村静史)
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