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ジャパンC(29日、東京)の追い切りが26日行われ、エイシンデピュティが栗東坂路4ハロン49秒9の一番時計だ。野元調教師は「宝塚記念を勝った時に近づいている」と明言。久々を2度使われて体も絞れ、叩き3戦目で大変身は有望だ。午後に確定した枠順は2枠4番で、先行脚質の同馬には好枠。8歳馬カンパニーがGI連勝したこの秋、7歳馬のGPホースも負けてはいられない!!
グランプリホースが完全復活の雄叫びだ。昨年の宝塚記念馬エイシンデピュティが、迫力満点の動きで坂路4ハロン49秒9の一番時計。決戦を前に著しい復調を見せ、混戦JCのダークホースに浮上だ。
スタート地点に姿を現すと、獲物を追うヒョウのように坂路に飛び込んだ。姿勢の低いフォームでスピードに乗っていく。黄金色に輝く鍛え抜かれた筋肉が、GI馬のオーラを醸し出す。
苦しいゴール前の登り坂も浜中俊騎手(実戦は戸崎圭太騎手)のムチ2発に応えて、ラスト1ハロン13秒3。4ハロンで50秒を切ったのは今週ではただ1頭だ。野元昭調教師は満面の笑みで「50秒を切ったのは今までで初めて。(馬場が整備された)ハロー明けで速かったこともあるが、休み明け3走目でやはり状態は良くなっている。体も絞れているしね」と明言。「宝塚記念を勝った時に近づいている」とも付け加えた。メイショウサムソンの追撃を封じた当時を意識できる状態だ。
今秋の追い切りで騎乗してきた浜中も「時計があれほど出ているとは思わなかった」と驚きの様子。「これまでは後ろ脚の手前の替え方が良くなかったが、きょうはそれがなかった。トモがしっかりしてきたからでしょう。大きな馬だし、秋3走目で一番いい状態になったんでしょう」と好仕上がりを告げた。
宝塚記念を快勝後の昨夏に右前脚に繋靱帯炎を発症。有馬記念を目標に調整したが、最終追い切りを前に再発し、1年3カ月の長期休養を余儀なくされた。だが「今は脚もとは何ともない」と野元師。この中間も攻めの調整を貫き、それに馬も応えて絶好調時の姿を取り戻した。
運も向いてきた。天皇賞は17番の外枠で、先手を取るまでに脚を使ったが、今回は2枠4番。「内の偶数枠でいいところ。控えても競馬ができる馬。リーチザクラウンが行くんだろうから、競馬がしやすいと思う」。先行脚質の愛馬が楽に2番手を追走しての抜け出しを野元師は頭に描く。
初距離にも「これまでのレースで距離が長いかな、というところを見せていないから」と心配していない。短距離を中心に使われていたが、忙しい競馬では集中力を欠くことから、距離を少しずつ延ばして大成。2400メートルにも十分に対応可能だ。
353勝で地方の全国リーディングを快走する戸崎圭は、25日の交流GII浦和記念をブルーラッドで制し、手綱さばきはますます冴え渡っている。勢いを取り戻したGI馬と、地方の名手が前走の天皇賞・秋9着に続き2度目のタッグ。今度は結果を出していいはずだ。(下村静史)
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