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15日の新潟5R2歳新馬(芝1800メートル)は、内田博幸騎手騎乗の4番人気レプランシュ(牡、栗東・高野友和厩舎)が後方追走から直線一気の差し切りを決めた。タイムは1分51秒7(良)。
スタート後はどの馬も行く気を見せず、押し出されるような形でサンセットトウホクとレオディーゼが並んで先行。ウインアルテミス、カワキタピリカがその後ろに続き、人気のフォンスはスタートが今ひとつだったがすぐにリカバリーして中団の後ろからレースを進めた。かなりスローな流れになり、逃げるサンセットトウホクは直線半ばでも手応え十分。追い出されると反応を見せて突き放し、そのまま押し切るかと思われたが、道中最後方にいたレプランシュが大外からグイグイと迫る。ゴール前では、内で粘るサンセットトウホクをかわし、クビ差でレプランシュがV。ディープインパクト産駒が見事な追い込み勝ちを決めた。2着は3番人気のサンセットトウホク。さらに2馬身差の3着が1番人気のフォンスだった。
レプランシュは、父ディープインパクト、母レディドーヴィル、母の父Fasliyevという血統。母はドイツGIIIランドTの勝ち馬。祖母Mercalleは仏GIカドラン賞の勝ち馬。おばファビラスラフインはGI秋華賞の勝ち馬。
内田騎手は「出負けしてしまったし、周りを気にするようなところもあったので、中途半端な競馬はせずしまいに賭けました。切れそうな雰囲気はあったけど、思った以上の脚を使ってくれましたね」と豪快な追い込み勝ちをにこやかに振り返っていた。
★15日新潟5R「2歳新馬」の着順&払戻金はこちら
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