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春のマイル王を決める安田記念(4日、東京競馬場、GI、芝1600メートル)に出走するエアスピネル(栗東・笹田和秀厩舎、牡4歳)の追い切りが31日、滋賀・栗東トレーニングセンターで行われた。坂路での動きは抜群で4ハロン51秒8をマークし、サンケイスポーツ調教評価は最高ランクの『S』。惜敗が続くだけに、コンビを組む武豊騎手も「早く1着がほしい」と力が入っていた。
GI取りへの執念が、力強い走りからも伝わってくる。朝一番の坂路でエアスピネルが迫力満点の動き。4ハロン51秒8の好タイムをマークして、マイル王の座を視界にとらえた。
「いい走りでしたね。今までレースの当週は、余裕を持たせる調教が多かったけど、きょうは速い時計を指示しました。予定通りですよ」
笹田調教師が納得の表情を浮かべる。シホウ(1600万下)を2馬身ほど追いかける形でスタート。軽快な走りで13秒9-12秒9-12秒4とペースを上げ、ラスト1ハロン手前では併走馬をかわす勢い。鞍上(調教助手)が気合をつけると、瞬時に呼応してラスト12秒6で1馬身の先着。5月24日の1週前に叩き出した一番時計(4ハロン50秒8)にも匹敵するパワフルな走りで、状態のよさをアピールした。
「この馬の性格なのか、レースに行って、ゴール前で気を抜くところがある。だから(調教で)苦しくさせることで、全力を出せるように仕向ければ」とトレーナーは追い切りの意図を説明した。
昨年は3冠全レースに参戦して、皐月賞4着、ダービー4着、菊花賞3着と善戦どまり。マイル路線に転じた今年も、京都金杯こそ勝ったが、近2走は3、2着と惜しい競馬が続く。そこで、最後まで集中力を持続させるために、あえてハードな調教で“スパイス”を加えた。最終追い切りで、4ハロン51秒台で登坂したのは、昨秋の菊花賞以来2度目。ハードな調教は、詰めの甘さを解消させるためだ。
2009年ウオッカ以来となる安田記念4勝目を狙う武豊騎手も、熱い思いを口にする。
「状態面はいうことがなさそう。なかなかGIに届かず、あと一歩というのが現実。ゆかりのある血統ですし、早く1着がほしいですね」。同馬の母エアメサイアにも騎乗し、2005年秋華賞を制覇。“母子GI制覇”への意欲は並々ではない。
休み明け2走目で、万全の態勢で挑む大一番。笹田調教師、武豊騎手らスタッフの思いが馬に伝わったとき、新マイル王が誕生する。(佐藤将美)
★母にもすべて騎乗
武豊騎手はエアスピネルのデビューから11戦全てで手綱をとっているが、母エアメサイアともコンビを組んでいた。桜花賞4着、オークス2着の後、秋華賞で優勝してGI初制覇。デビューからラストランまで12戦全てに騎乗して【4・4・2・2】の成績だった
★安田記念の特別登録馬(想定騎手入り)はこちら 調教タイムも掲載
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