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【シャンティイ(フランス)26日=川端亮平】凱旋門賞に挑む日本ダービー馬マカヒキ(栗東・友道康夫厩舎、牡3歳)は、27日の追い切りに向けてシャンティイ調教場で軽めの調整を行った。ライバルの1頭、ラクレソニエール(仏=J・ルジェ厩舎、牝3歳)が故障のため回避したため、マカヒキは英大手ブックメーカーでは2番人気に浮上した。
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続々と有力馬が回避して風雲急を告げる中、マカヒキが、元気いっぱいにシャンティイ調教場のリヨン坂路を駆け上がった。動きを見届けた友道調教師は、柔和な表情で切り出した。
「いつも通り落ち着いていて、結構、前進気勢もあった。1回使って馬体に張りがある。あした(27日)追い切ればさらによくなると思うよ」
凱旋門賞ウイークに突入してもマイペースを崩さず、2本目に15-15で駆け上がった。きょう27日は、エーグル調教場の直線芝コースでルメール騎手を背に帯同馬マイフリヴァとの併せ馬で行う。
前哨戦で受けたアウェーの洗礼にも手を打った。ニエル賞当日は競馬場内の待機馬房が検体所の隣だったため、レースを終えた馬が次から次へと前を通り過ぎ、普段はおとなしいマカヒキがイレ込んでしまった。そこでレース後に指揮官が主催者側に交渉し、凱旋門賞当日は別の馬房に入ることになった。前哨戦を経て、環境面でも万全の態勢を整えている。
また、26日までに仏牝馬2冠ラクレソニエール、仏ダービー馬で愛チャンピオンSを勝ったアルマンゾルの参戦回避が決定。これを受けて、英ブックメーカーのウィリアム社では2番人気に浮上した。
友道調教師は「ラクレソニエールの回避を聞いて、厩舎スタッフと『無事に行くのは難しいね』という話をした。ここまできたらライバルがどうこうより、無事に送り出すことしか頭にない」と気を引き締めた。
日本馬初の凱旋門賞制覇への“追い風”を感じつつも、マカヒキは着々と出陣準備を進めていく。
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今年のフランス牝馬2冠を含む8戦8勝で、凱旋門賞でも有力視されていたラクレソニエールが、負傷のため回避することが26日、明らかになった。
同馬は24日の調教後に異常が発生。陣営は参戦を見送る決断を下した。ルジェ調教師は「土曜日の調教後の歩様がよくなかった。背中を痛め、次の日もよくなかったので鎮痛剤を打った。凱旋門賞は出走しない。今後は検査をして、1~2カ月放牧に出す。来年の春に始動したい」は話した。また、僚馬で愛チャンピオンSを勝ったアルマンゾル(牡3歳)についても「2000メートルが合うし、レース間隔もあった方がいいので凱旋門賞には参戦しない」と回避を明言。英チャンピオンS(10月15日、アスコット、GI、芝2000メートル)に向かう。
さらに25日付の英レーシングポスト(電子版)によると、英牝馬2冠馬マインディング(愛=A・オブライエン厩舎)も凱旋門賞を回避することに決まった。オブライエン厩舎は、昨年の米GI・BCターフ馬ファウンド(牝4歳)、今年の英GI・ゴールドCを勝ったオーダーオブセントジョージ(牡4歳)、英“キングジョージ”を制したハイランドリール(牡4歳)の3頭出しで臨むことが濃厚だ。また、ニエル賞でマカヒキの2着だったミッドターム(英=M・スタウト厩舎、牡3歳)も回避することを26日付の同サイトが報じている。
実績ある各馬の回避でマカヒキの評価は上昇。英大手ブックメーカーのウィリアムヒル社のオッズは、ポストポンド(2.75倍)に次ぐ2番人気(6倍)になった。
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