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女王が貫禄の先着だ! 牝馬クラシック第1弾・桜花賞(4月8日、阪神、GI、芝1600メートル)の追い切りが4日、滋賀県・栗東トレーニングセンターで行われた。昨年のJRA最優秀2歳牝馬ジョワドヴィーヴル(栗東・松田博資厩舎、牝3歳)は、CWコースで自慢の瞬発力を発揮して、堂々の4馬身先着。2009年のブエナビスタに次ぐ史上初となる姉妹の桜花賞制覇へ、態勢は整った。桜花賞は5日に枠順が確定、7日に前日発売が行われる。
一瞬にして突き抜けたゴール前。よみがえった瞬発力が、女王の目覚めを予感させた。桜の舞台を目前にして、ジョワドヴィーヴルが輝きを取り戻す走りを披露した。
「先週まではフワフワしていたのが、きょうはしっかり走っていたな。抜け出してもフワッとせんかった」
気温4度の花冷えを忘れさせるような強烈な伸びに、松田博資調教師が満面の笑みを浮かべた。滋賀県・栗東トレーニングセンターのCWコースは、前日の暴風雨の影響で力が必要な不良馬場。前走(チューリップ賞3着)で420キロと小柄なジョワドにとっては、過酷な状況だった。それを克服して披露した力強い動きが、大器の証明だ。
前半はゆっくり進み、徐々にピッチを上げるいつものパターン。だが、直線で鞍上のムチが飛んでからが、先週までとは違う。沈むようなフットワークでグングン伸び、内で並んでいたタガノミュルザンヌ(牝3、500万下)をあっという間に4馬身突き放し、最内マーチャンテイマー(牝3、500万下)には5馬身先着。6ハロンは88秒4と遅いが、悪化した馬場でラスト1ハロン12秒7の切れ味ならば文句なしだ。
1週前の3月28日は、気を抜いてタガノミュルザンヌと併入。だが、1週間で“戦闘モード”に突入して、パートナーを圧倒した。「兄アドマイヤオーラや姉ブエナビスタはこの時期、調教で行きだしたらどこまでも、という感じだったけど、この馬はトボけたところがある。だから先週までの動きはもうひとつだったが、きょうの走りはいい頃に戻っているよ」。松田博師は重賞3勝の兄オーラ、そしてGI6勝の姉ブエナを引き合いに出しながら、ジョワドの上昇ぶりを伝えた。
昨年12月の阪神ジュベナイルフィリーズで、史上初のデビュー2戦目でのGI制覇を決めたヒロイン。前走のチューリップ賞で初の敗戦を喫しただけに、福永祐一騎手は「人気がある馬。もっと多くの人に応援してもらえるように、結果を出したい」と気合を入れる。松田博師も「獲れるものなら獲りたい。今回はいい状態で行けるから」と意欲十分だ。
阪神JFは楽々と2馬身半突き抜けてV。父ディープインパクト譲りの“飛ぶ”末脚を、GIで再び発揮する準備は完了だ。昨年のマルセリーナに次ぐディープ産駒&松田博厩舎の桜花賞連覇を、ジョワドヴィーヴルが成し遂げる。 (柴田章利)
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