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3日間開催となる今週は日曜の東西の重賞、フジテレビ賞スプリングSと阪神大賞典が対象。美浦トレセンから東京サンスポの片岡、板津両記者、栗東トレセンからは大阪サンスポの森本、渡部両記者が参加し、好調教馬をピックアップした。
森本 まずはスプリングSから。
片岡 関東馬ではハレルヤボーイが気になる。Wコースで、3頭併せの外から素晴らしい伸びだった。
板津 ロードクエストはWコースでラスト1ハロン12秒3の瞬発力。太め感はまったくありません。2歳時より脚さばきに力強さが出て迫力が増した印象で、調教評価は文句なしの『S』です。
森本 ミッキーロケットは坂路で4ハロン50秒9の好時計。騎乗したルメール騎手も「乗りやすくチャンスはある」と前向きやったで。渡部は阪神大賞典ではどの馬がよく見えた?
渡部 アドマイヤフライトですね。坂路でラスト1ハロン12秒0とシャープな伸び。中間は好時計を連発して、状態はかなりよさそうです。シュヴァルグランはCWコースで3頭併せ。攻め駆けするタイプではありませんが、中間は長めから乗って雰囲気はいいですよ。
森本 一昨年の菊花賞馬トーホウジャッカルは坂路で併せてクビ差先着。迫力という点で少し物足りなかったけど、7カ月ぶりでも力は出せそうや。関東馬は?
板津 Wコースで追い切ったタンタアレグリアは、長距離馬らしいゆったりとした大きなフットワークに好感が持てます。直線に向いてからの推進力も上々でした。
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