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今年最初のJRA・GIフェブラリーSの追い切りが15日、東西トレーニングセンターなどで行われた。一昨年の覇者エスポワールシチー(栗東・安達昭夫厩舎、牡7)は、武豊騎手(42)を背に栗東CWコースで絶好の動きを披露。2009&10年の最優秀ダートホースが天才を背に復権を狙う。
前日までの雨がしみこんで重くなったウッドチップを、豪快に蹴り上げた。一昨年の覇者エスポワールシチーが復権をかけた一戦に向けて、栗東CWコースで躍動感あふれる走りを披露。2週連続で追い切りにまたがった武豊騎手も、GI5勝馬の乗り心地を改めて絶賛だ。
「馬場が重かったけど、それほどノメらず(バランスを崩さず)に走っていた。先週よりも気合が乗って、間違いなく状態はいい。さすが(GI馬)だね」
あまり軽すぎなくていい、と安達昭夫調教師から指示を受けたユタカは、前半から意図的にストライドを伸ばしていった。走りづらい馬場コンディションでも、流れるようにギアを上げていく。ゴール前でバテる馬が大半をしめるなか、追われてからも確かな脚取りを見せて、ラスト200メートルも12秒7で締めた。「勝ったころ(10年)と同じくらいの状態」とトレーナーも動きの良さに絶頂期をダブらせる。
「乗った感触がゴールドアリュールによく似ている」。ユタカはエスポワールシチーの父であり、03年フェブラリーSを制した、かつての相棒の名を挙げた。栗毛の毛色だけでなく、「パワフルでバランスがいい」と抜群の乗り味と高い能力も父親から受け継いでいる。
今回は落馬負傷した佐藤哲三騎手のピンチヒッター。「名コンビの代打でプレッシャーは感じるが、これだけの馬に指名されたので、しっかり仕事をしたい」とユタカは意欲を見せる。 先週の日曜(12日)には、京都競馬場に来ていた佐藤騎手とエスポについて意見を交わした。その内容は「内緒」だそうだが、「いつもライバルだったし、一緒のレースに出るときはいろいろ考えながら乗っていた」と、すでにイメージはできている。
「現王者トランセンドの壁は高いが、力を出し切って、久しぶりに(JRAの)GIを勝ちたいね」。昨年はデビュー年以来となるJRA・GI未勝利に終わったユタカ。史上最多GI65勝のJRAの顔も勝利を渇望している。
先週の京都記念を5番人気の伏兵トレイルブレイザーを巧みに導いて重賞勝利。ユタカ・マジックを見せたように、リズムはいい。2010年ジャパンC(ローズキングダム)以来、448日ぶりのJRA・GI勝利へ。天才が、09&10年の最優秀ダートホース、エスポワールシチーのプライドを呼び覚まし、今年最初のGIを決める。 (板津雄志)
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