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1週間の徹底取材で勝ち馬を探し出すGI企画『東西現場記者走る』。フェブラリーステークス(21日、東京、ダ1600メートル)を担当する東京サンスポの板津雄志記者(36)は連載2日目、3年前の優勝馬グレープブランデーに注目した。8歳となったが心身ともさらに充実。最強スプリンターのロードカナロア(香港スプリント連覇などGI6勝)などを育てた名門厩舎の調教ノウハウもつぎ込まれ、復活のお膳立ては整った。
8歳だからピークはすぎたという常識は、3年前の覇者グレープブランデーに通用しない。気温0度の肌に突き刺さるような寒さの16日朝も、若々しさにあふれていた。
「女子(牝馬)を見て鳴いたり、立ち上がったり。でも、このうるささが状態がいいときのサインだから」
調整役の安田景助手が苦笑するほど元気いっぱい。馬体も冬場だというのにピカピカで「毛づやが良すぎて黒い馬が青く見えるくらい。1年前(4着)よりも体の張りはいい」と驚くほどだ。年を重ねてズブくなるどころか、行きっぷりも増すばかり。前走の根岸Sは好位から差す競馬で3着だったが、ハナに立つくらいの飛び出しを見せ、抑えるのに苦労した。
根岸Sから距離が1ハロン延びるので、元気が良すぎるのも困りものだが、その対策もバッチリ。2ハロンの距離延長を克服して安田記念を制したロードカナロアの調整過程を参考にしている。「普段はハミをかけて乗っていたが、この中間は長手綱でも1回もハミをかまないように、普通キャンターを乗れるようにやってきた」と調教を工夫。力まずに走れるようにしている。
また、前走では大きな収穫があった。いつもは東京輸送で現地に着くとイラついて、20キロ近く馬体を減らしていたが、「前走は思いのほか減らなかった。それは(気性の)成長。多少、余裕のある体での競馬になってしまったけどね」と説明。おかげで馬体の回復を待つ時間のロスがなくなり、中身の濃い調教を積めるようなった。「中2週のローテで、坂路1本の後にPコース1周のメニューは以前ならやっていない。今回はギリギリまで絞って530キロを切るくらいで出走させたい」と、悔いのない仕上げで大一番に備えることができている。
「今回は一発を狙って思い切った競馬をするつもり。調教の感じならドカンと弾けそうな感じ」と安田景助手は末脚を生かす競馬を示唆した。8歳ながら今が集大成。3年ぶりの王座返り咲きに期待したくなった。
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