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3歳馬の頂点を競うダービーの追い切りが25日、滋賀県・栗東トレーニングセンターで行われた。皐月賞馬オルフェーヴル(栗東・池江泰寿厩舎、牡3歳)は、坂路コースでパートナーを楽々と突き放し、サンケイスポーツ・調教採点で最高の『S』評価を獲得。「皐月賞以上の仕上がり」と騎乗した池添謙一騎手(31)=栗東・フリー=も自信を深めており、史上22頭目となる皐月賞、ダービーの2冠制覇への準備は整った。ダービーの枠順は26日午後に確定。27日にウインズ新橋、後楽園で前々日発売が実施される。
2冠制覇へ、力一杯の仕上げが完了した。前日の雨で走り辛い状況の栗東坂路だったが、充実著しいオルフェーヴルには関係なし。躍動感あふれるアクションで併走パートナーを楽々と突き放して、2馬身1/2先着。皐月賞馬が、文句なしの最終追い切りを披露した。
「春は今回が最後ですし、おつりを残す必要もありませんから。皐月賞のデキをキープできれば…と思っていましたが、それよりいいんじゃないかと思えるデキです」
騎乗した池添謙一騎手が胸を張る。3馬身差の圧勝だった皐月賞を超える状態と口にするほど、動きは際立っていた。
僚馬で重賞2勝、菊花賞2着のフォゲッタブル(牡5オープン)と併せ馬。残り200メートルで池添がゴーサインを出すと、リズム感のあるフットワークがさらに推進力を増し、歴戦の猛者を置き去りにした。4ハロン52秒3-37秒7-12秒5も、重馬場を考慮すれば速い。
皐月賞は混戦模様の前評判だったが、直線で豪快に抜け出して圧勝。今度は“1強”のムードが漂う。だが、池江泰寿調教師は「皐月賞は、すべてがうまく行きすぎました。今回もチャレンジャーとして臨みたい」と表情を引き締める。オルフェーヴルとともにダービーに送り出すはずだった皐月賞3着ダノンバラードは、24日に歩行に異常が出て出走を断念。大一番を前に、競馬の怖さを改めて感じたからだ。
それでも、オルフェーヴルへの信頼が揺らいだわけではない。「ここ2週(18日は坂路4ハロン51秒7)はしっかり追えた。状態はいい」と仕上がりに満点の評価。レースでは、以前は直線でまっすぐ走れない面も見せていたが、それも皐月賞で克服。「モタれる(寄れる)馬がまっすぐ走った時の強さはすごい。今回も同じように走れれば」と前走の再現を期待だ。
「ダービーはホースマンの大きな夢。力を信じて乗るだけ」と池添は気合十分。池江寿師も「子供の頃から、父(池江泰郎元調教師)が毎晩のように『ダービーを勝ちたい』と言っていた」。その父は、05年ディープインパクトでV。今度は自分の番、と力が入る。
全兄ドリームジャーニー(09年有馬記念などGI3勝)は5着、父ステイゴールド(01年GI香港ヴァーズ)は出走すらできなかったダービー。父と兄が届かなかったVを叶えたい。そして、ホースマンが抱くダービー制覇の夢-。人馬の願いを乗せて、オルフェーヴルが頂点獲りに挑む。 (黒田栄一郎)
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