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今週末から東日本エリアの中央競馬が再開。その幕開けとなる牡馬クラシック第1冠、皐月賞(24日、東京競馬場、GI、芝2000メートル)の追い切りが20日、行われた。出走メンバー中唯一の重賞2勝馬で、実績最上位のサダムパテック(栗東・西園正都厩舎、牡3歳)は、滋賀県・栗東トレーニングセンターの坂路で雨をものともせず4ハロン52秒7の好タイムをマーク。皐月賞3連覇に挑む岩田康誠騎手(37)=栗東・フリー=は「すばらしい動き」と抜群の手応えを得て、偉業達成に挑む。皐月賞は21日に枠順が確定、23日に前日発売が行われる。
メンバー唯一の重賞2勝馬が、確かな手応えを得て牡馬クラシックの第1弾に挑む。降りしきる雨の中、栗東トレセンの坂路でサダムパテックが堂々たる走りを見せた。
「リズムよく走れたし、落ち着きもあって、すごくよかったです。手応えを確かめる程度で、という指示でしたが、すばらしい動きでした」
岩田康誠騎手が絶賛した最終追い切りは、前半からスムーズなフットワークで加速。残り1ハロンで鞍上がパートナーを軽くうながすと、グッとクビを下げて瞬時に反応し、雨で力が必要になった坂路を最後まで力強く走り切った。4ハロン52秒7-38秒2-12秒3は、馬場状態を考えれば優秀なタイムだ。
西園正都調教師も「1回使って気合が乗ってきたし、動きも軽くなってきました。万全の状態で臨めます」。先週17日のGIIマイラーズCを7番人気シルポートで快勝と、勢いに乗るトレーナーの言葉にも力が入る。
前走の弥生賞は1/2馬身差という僅差の勝利。それが今回の混戦ムードの要因だが、西園師は「正直、七分か八分の仕上げでしたから」と振り返る。だからこそ「想像を超えた内容。強い競馬でした」。仕上がり途上でVを決め、愛馬に寄せる信頼はさらに増した。
昨年12月のGI朝日杯FSは1番人気に支持されたが、出遅れが響いて4着。今度は結果が欲しい。昨年11月の東スポ杯2歳S(東京芝1800メートル)は3馬身1/2差の圧勝劇。23年ぶりに東京開催となったことも「騎手がみんな、左回りの方がいいと言う。この馬にはプラスでしょう」と西園師の意欲をかき立てる。
今週末の東京は雨の予報。重馬場未経験のパテックに「切れ味があるので(馬場が悪くなると)気になる」と、その点に関してだけ西園師は慎重な姿勢を見せたが、雨を苦にしなかったこの日の追い切りをみれば、心配は杞憂に終わりそうだ。岩田康も「(馬場が悪くても)こなしてくれると思う」と自信を見せる。
岩田康は09年アンライバルド、10年ヴィクトワールピサで皐月賞を連勝中。1958~60年の渡辺正人騎手(故人)に次ぐ史上2人目の3連覇に「このチャンスをモノにしたい」と意欲満々だ。17日現在で32勝を挙げ、JRA全国リーディングを快走する名手を得たサダムパテックが、周囲の期待に応えて牡馬第1弾を制覇する。(黒田栄一郎)
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