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JRA今年最初のGI、フェブラリーS(20日、東京、ダ1600メートル)の追い切りが16日、行われた。カペラS、根岸Sの重賞2勝を含む3連勝中のセイクリムズンは、滋賀県・栗東トレーニングセンターの坂路で4ハロン52秒0をマーク。降雪で重くなった馬場をものともせず、迫力のある動きを見せた。服部利之調教師(52)=栗東、幸英明騎手(35)=栗東・フリー=は、GI7勝ブルーコンコルドと同じタッグ。同馬では叶わなかった“悲願”のフェブラリーS制覇に、自信を深めていた。
出走予定馬へ
黒光りする迫力のある馬体が、水分で重くなったウッドチップを豪快に蹴り上げていく。GIIIカペラS、根岸Sと重賞連勝中のセイクリムズンが、残り雪を溶かさんばかりの熱気のこもった走りで、GIへ絶好の仕上がりをアピールした。
「エエ感じやったね。GIに使うのだから、追い切りで小細工しなかったけど、馬場が悪くても気持ちよく走っていたから、これでいい」
服部利之調教師は、滑らかな口調で愛馬の動きを称える。栗東トレセンの坂路には前日の雪がところどころ残り、敷き詰められたウッドチップは、たっぷりと水分を含んでいた。そんな馬場でも、クリムズンは力強く駆け上がった。4ハロンは52秒0の好タイム。ラスト1ハロンも確かな脚取りで12秒6。現在の充実ぶりを示す動き、タイムだった。
今回の課題は根岸Sから200メートルの距離延長。ダートの1600メートルは過去に09年のヒヤシンスS(7着)しか経験がないが「昨夏の休養を挟んで馬が成長した。精神的に強くなった今なら、距離は心配していない」と服部師は強気だ。幸英明騎手も「根岸Sは、フェブラリーSをイメージして乗りましたが、最後はしっかり伸びてくれましたね」と話す。中団から差し切った前走の内容に、陣営は本番への手応えをしっかりつかんでいる。
服部師&幸は、ダートで交流GIを7勝したブルーコンコルドを育てたタッグ。だが、それほどの強さを誇ったブルコンでも、フェブラリーSは04、06~08年に(5)(4)(2)(2)着と、勝つことができなかった。
「ブルーコンコルドと(現時点で)比較するのは失礼。でも、セイクリムズンもデビュー前からいいものを持っていたし、もっといいところを引き出せると思っとる」
服部師は本格化したセイクリムズンに、自身のJRA・GI初制覇を託す。幸も「ブルーコンコルドでは勝てなかったので、そのぶんもがんばりたい」と気合を入れる。
「悲願、悲願と周りから言われるけど、僕自身が言ったことはない。でも、GIを獲れなかった、と言われるよりも、獲った方がエエから」
服部師が、あえて今回も口にしなかった“悲願”。セイクリムズンがその願いを叶える準備は、しっかりと整っている。(柴田章利)
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