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東京芝1800mで施行される牝馬限定の別定G2。
エリザベス女王杯の主力ステップにあたり、1着馬には優先出走権が付与される。
今年は逃げ馬不在のメンバー構成で、当記事の趣旨的には悩ましいところ。
大一番へ、好発を決めるのはどの馬か。データは過去10年分を使用する。
逃げた馬の成績は【1-0-0-9】。馬券内への好走は、2017年5番人気1着クロコスミアのみ。
この年は道悪開催、好発から楽な感じでハナへ行き、マイペースの逃げ。直線でもしっかりと脚を使えた。前後半3ハロンは36秒8-33秒7。
上手くハマったし、当馬はその後、エリザベス女王杯を3年連続2着へ走っており、力もあった。
そのほか、緩めの流れで逃げた馬もいるものの、大方決め手不足という感じ。そもそも能力的に厳しい馬もいる。
東京芝1800mのスタートは、1、2コーナー間のポケット地点。
スタート後、160mほどで向こう正面へ進入すると、3コーナーまでは750mとかなり長い。上級条件でも前半はゆったり流れる傾向にある。
3コーナー手前で上ると、コーナリングは下りながら。息を入れたい箇所で息を入れにくい。
最後の直線は高低差約2mの坂を含む525m。スローからの瞬発力勝負が多く、速い上がりを使える馬が強い。
府中牝馬Sでも、上がり最速馬は複勝率81.8%に加え、単勝回収率735%、複勝回収率220%。人気を問わず、末脚自慢には注意が必要。
ただ、困ったことに今年はその末脚自慢ずらりと並ぶ。一方、これといった逃げ馬はいない。さて、どの馬を狙うべきなのか。
そう都合の良いサンプルなどないだろうと思いつつ、過去のレースを物色していると、見つけてしまった。2013年である。
2013年も今年と同じく逃げ馬不在のメンバー構成。
ひとまず、その年のラップを見ていただきたい。
▼府中牝馬S・2013年
13.1 - 12.0 - 12.8 - 13.1 - 12.8 - 12.2 - 10.8 - 10.7 - 11.3
1000m通過63秒8、前後半3ハロンは37秒9-32秒8。おいおいと、言いたくなるくらいのドスローだ。
当然というべきか、レース映像を見ると、多くの馬は折り合いに苦労。
大概走りづらそうに映るが、特に3番人気9着に終わったハナズゴールは、前半かなりハミを噛んでいる。
反対に、4番人気1着ホエールキャプチャ(初角3番手)、7番人気3着スイートサルサ(初角4番手)は、スローを前に行きながらスムーズ。
好走馬でも、5番人気2着のドナウブルー(初角2番手)は怪しく、競馬は難しいなあと思う。
ただ、逃げ馬不在のペースで、折り合いの良さが少なからず結果に直結したとみてよさそう。
例を挙げた2013年は極端とはいえ、今年もスロー濃厚。
水準以上の瞬発力に加え、好位で折り合える操縦性の高さを重視したい。
◎ルージュエヴァイユ。同じルージュ、折り合いに不安を抱えるスティリアに対し、こちらは問題ない。前走のエプソムCは、外枠から位置を取りに行き、押しているからやや掛かり気味も、すぐに番手で折り合っている。
3勝クラスは今回と同じ東京芝1800m。1000m60秒4、前後半3ハロン36秒0-34秒1のスローを、好位で折り合い、上がり32秒9の脚を使い快勝。今回は先行意識の高い横山武史騎手で、この馬の良さを活かしてくれそう。
○ディヴィーナ。前走、新潟マイルらしい流れの関屋記念を、好位から2着。今回につながる競馬と捉えられる。
馬券は◎の単複。ディヴィーナ、プレサージュリフト、コスタボニータへの馬連・ワイド。
(文・垣本大樹)
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論理的な考察が素晴らしい😃