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今週は15日に牝馬3冠の最終戦、秋華賞(GⅠ、芝2000メートル)が京都競馬場で行われる。最大の注目は桜花賞、オークスを圧巻の強さで連勝したリバティアイランド(栗東・中内田充正厩舎、牝3歳)で、勝てば史上7頭目の牝馬3冠を達成だ。日頃の調教に騎乗している片山裕也調教助手(43)を直撃し、夏を越しての心身の成長や、レースへの見通しを聞いた。
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史上7頭目の牝馬3冠達成へ。リバティアイランドが偉業に挑む1週間が幕を開けた。普段の調教に騎乗している片山助手が、大一番へ向けて思いを語る。
「僕らはまだまだ先を見据えています。もちろんここは、しっかり勝たないといけないと分かっていますし、全力で向かっていきますけど、最後に〝通過点であるべき場所だった〟といえるようなレースにしないといけないと思っています」
陣営にそう思わせるだけのパフォーマンスを発揮してきた。昨年末の阪神JFを1分33秒1の好時計で快勝。ぶっつけで臨んだ桜花賞は先行有利の馬場の中、4コーナーで後方から直線一気の離れ業を披露してV。続くオークスは中団から伸びて2着を6馬身もぶっちぎり、早くも同世代の牝馬に〝敵なし〟を印象付けた。
夏はノーザンファームしがらき(滋賀県)でリフレッシュして、9月12日に栗東トレセンに帰厩。オークス出走時は466キロだった体重は、500キロを超えていた。「いい意味で(馬体が)伸びてきました。首も胴も伸びているし、いい意味で大人びた雰囲気に見える」。メンタル面も「すごく落ち着いていて、穏やかです」と心身ともに成長したことを伝える。
調整は極めて順調だ。9月18日に栗東坂路で初時計を出し、1週前の10月5日には栗東CWコースで川田騎手が騎乗し、6ハロン81秒5─11秒0の好時計をマークして併走馬2頭を振り切った。「追い切った後も落ち着いている。『スイッチを入れたときだけ闘争心が出るように』という段階に来ています」。馬体重も490キロ台まで絞れてきた。
今回、鍵を握るのは直線が短くてまぎれが起こりやすいとされる京都内回り2000メートルという舞台だろう。その点は陣営も重々承知している。
「調教師も含めて川田騎手もいろいろ考えているでしょうし、僕らもそれに対応できるように調整していきたいと思います。何でも対応できるようにしておかないと」
牝馬3冠達成となれば2020年デアリングタクト以来。3冠馬ディープインパクトにもかかわっていた同助手は「まだまだ先がある馬。引退するときになって『やっぱりすごかった』というのが初めて分かる。その時に3冠も取った、あの時はすごかったけど、やはり通過点だったなといえるような馬になってほしいです」と期待する。伝説は、まだ道の途中。秋の淀でも圧倒的な強さを発揮して、改めて世代ナンバーワンを宣言する。(長田良三)
■片山 裕也(かたやま・ゆうや) 1980(昭和55)年1月31日生まれ、43歳。京都府出身。佐々木晶三厩舎や池江泰郎厩舎、千田輝彦厩舎で調教助手を務め、現在は中内田充正厩舎(いずれも栗東)の調教助手。過去にディープインパクトや、キタサンブラックの父ブラックタイドなどの調教に騎乗していた。
★支持率は何%に?1番人気必至
桜花賞では単勝1・6倍、オークスでは同1・4倍と圧倒的な支持を受けてきたリバティアイランドは、秋華賞でも1番人気になりそう。ちなみに過去、1986年メジロラモーヌと2010年アパパネが牝馬3冠すべてを1番人気で制覇。また秋華賞においては12年ジェンティルドンナは単勝支持率61・3%(1・3倍)、18年アーモンドアイは同60・1%(1・3倍)という高い数字でV。果たしてリバティは3冠目でどれだけの支持を集めるだろうか。
★褒賞金1億円!
リバティアイランドが勝てば桜花賞、オークス、秋華賞と合わせて牝馬3冠を達成する。3歳牝馬限定戦としてエリザベス女王杯が設立された1976年以降、牝馬3冠を成し遂げた馬は6頭(96年以降は秋華賞)。うち2018年アーモンドアイ、20年デアリングタクトがオークスからぶっつけ本番で挑んで、秋華賞も勝っている。なお、今年から牝馬3冠をすべて勝った内国産馬には、褒賞金1億円が贈られる。
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