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さぁ、世界制覇だ!! 今週末にフランスのパリロンシャン競馬場で凱旋門賞(10月3日、仏GI、芝2400メートル)が行われる。節目の100回目を迎える世界最高峰のレースに、日本馬クロノジェネシス(栗・斉藤崇、牝5)が参戦。GI4勝を誇る女傑は「決戦9日前出国」という異例の直前輸送で日本馬悲願のVを狙う。
エルコンドルパサー、ディープインパクト、オルフェーヴル…。日本馬延べ27頭がはね返された世界最高の壁に、クロノジェネシスが挑む。グランプリ3連覇を含むGI4勝馬は24日に出国。25日にフランスへ入った。
「輸送による熱発もなく、動きも問題ありません。一生懸命に、丁寧に馬を仕上げて、レースに使うだけです」
斉藤崇調教師が順調さを伝えた。昨年の有馬記念を快勝後、凱旋門賞への挑戦プランが浮上。その布石としてドバイシーマクラシックに参戦(2着)した。飛行機輸送と、異なる環境での調整に慣れさせるのが目的。今回、僚馬イカット(牝4)を帯同させたのも、空輸時に「1頭だったのでテンションが上がってしまった」反省を生かしたものだ。今回は本番9日前の出国。これまでの日本馬は早めに出国し、現地で前哨戦を走ることが多かったが、陣営は異例の直前輸送を選択。意図については「もともと、レース間隔があいていても力を出せる馬ですから。手元に置いて調整するメリットもあると思います」と説明した。
実際、クロノは中10週以上だとGI3勝を含む【4・1・1・0】。宝塚記念以来の実戦でも心配は無用だ。22日の国内最終追いでは栗東CWコースでラスト1ハロン11秒7(6ハロン83秒3)と鋭い伸び。慣れた国内での調整が功を奏し、16日に498キロだった馬体重は出国前に482キロまで絞れた。
現地入り後も順調で、28日はシャンティイのエーグル調教場ウッドチップコースで約1400メートルのキャンター調整。斉藤崇調教師は「元気いっぱい。環境にも慣れてきました」と手応えいっぱいにコメントした。
「2週前追い切りは反応が鈍く『まずいな』と感じたんですが、スイッチが入ってくれたようです。自分で体を作れる馬ですから。(初コンビの)マーフィー騎手も上手に乗ってくれるはず」
父バゴは2004年の凱旋門賞勝ち馬で、クロノ自身も稍重&重馬場で4戦4勝と、タフな欧州の芝に適性がありそう。日本馬初の凱旋門賞制覇へ。“創世記”を意味する馬名のとおり、新たな歴史を刻む。(宇恵英志)
★凱旋門賞で日本馬の最高着順は2着で、過去4回。順に見ると1999年エルコンドルパサーはレースの172日前、2010年ナカヤマフェスタは55日前、12、13年オルフェーヴルはともに43日前に出国していた。他の日本馬でも、06年ディープインパクト(3位入線、のちに失格)は53日前。04年タップダンスシチー(17着)は7日前に出国する予定だったが、輸送機のトラブルで2日前の出国となった。
★「凱旋門賞2021」特集ページはこちら
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