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レパードステークスの関連ニュース
【関屋記念 プレビュートーク】良血マイラーのエターナルタイム待望Ｇ獲りか 新潟マイル好相性のロータスランドか
©サンケイスポーツ
8月8日(火) 09:31
南 暑すぎて競馬の結果もゴチャゴチャやな。
村瀬 ボクは何とかエルムＳを△◎。レパードＳを当てたギャロップの和田記者がすごいというほかないですね。
南 もう少し涼しくなってくれへんかなあ。
村瀬 まだ夏は続きます。さ、新潟ではサマーマイルシリーズ第３戦。米子Ｓ＝メイショウシンタケ、中京記念＝セルバーグと大波乱の連続。ここもどうなることやら。
南 コース適性重視でいこか。一昨年の覇者でシリーズチャンピオンに輝いた◎ロータスランドでどやろ。当時の３着はソングラインやったし、新潟マイルはええで。
村瀬 春のＧⅠでも⑥⑥着と見せ場十分。
南 １週前は坂路で馬なりのまま４ハロン５０秒４、ラスト１ハロン１１秒７。辻野師は「いつも１週前はＣＷだが、気合を入れるために坂路で。いい時計で動いてくれた」ゆうとったし、順調そうや。
村瀬 良でも重でも走れるのは強みですよね。ボクは新鮮味を買って◎エターナルタイムでいってみようかな。母マジックタイムの良血で通算【４１１１】。唯一の馬券圏外は１４キロ減と良発表ながら緩い馬場が響いた２走前の５着だけです。
南 確かに安定感は抜群やな。
村瀬 前走も気合づけのムチ２発であっさりでしたし、明らかにＧ級の勝ちっぷりでした。ここを一発クリアすれば秋まで楽しめそうですよ。
南 牝馬固めみたいやけど、ディヴィーナもええな。◎を打った前走で２着。「いい脚を使って追い上げた。やはり左回りは走る」と友道師。母ヴィルシーナの良血が上昇一途や。
村瀬 乗り難しいサクラトゥジュールも相性のいい田辺Ｊなら面白い。ＧⅠを経験したララクリスティーヌも夏のＧⅢなら反撃がありそうです。
南 セルバーグも前走がフロック視されたらもう一丁があるかも。気が抜けへんメンバーやな。
村瀬 大波乱まで覚悟して大胆かつ慎重にいかないとですね。（夕刊フジ）
【次走激アツ君メモ】レパードＳ テン、二の脚、折合い、終い全て良しライオットガールの更なる飛躍に期待！
ウマニティ
8月7日(月) 14:00
週開催の全レースVTRをくまなく見直し、着順・走破時計など、数値データだけでは判断できない“視覚的要素”を踏まえ、次走狙える馬（激アツ君）をピックアップします。
【8月5日（土）】
札幌6R 3歳 未勝利 芝2000m 曇 稍重
14番 コスモオピニオン（5番人気2着）
外目の枠からスタートを決め、二の脚も良くついて3番手を確保。直線入り口で逃げた馬を捕えるまでは、ほぼ完璧なまでのレース展開だった。勝った馬の決め手に屈しはしたが、内容的には申し分ないレースだったと思う。未勝利戦も残り少なくなったが次で何とか決めたい。少なくとも今日のレースが出来れば馬券圏内は外さぬか。 【次走注目度：S】
札幌10R 3歳2勝クラス ダ1700m 曇 重
10番 イーサンバーニング（11番人気3着）
レースVで確認すると、1頭だけスローモーションのようなスタート。1角を回る時には後方2番手の馬からさらに3馬身離れたシンガリだった。4角を回るタイミングでようやく1頭かわすかかわさないかくらいの位置で、競馬をしたのは実質的に最後の1ハロン。それでも、エンジンがかかってからのスピードの絶対値は圧倒的だった。過去のレースを見てもムラが多いのと、この馬と今村騎手の相性もあるかもしれない。次走、今村騎手が乗ってきたらぜひ買ってみたい。 【次走注目度：S】
新潟1R 2歳未勝利 芝2000ｍ 晴 良
6番 キットハナガサク（2番人気7着）
パトVで見ても特別不利もなく闘争心満々で好位キープ。4角手前でスーッと上がっていく様子や手応えだけ見れば、「あぁ……この馬だな」と思わせるレースぶりだったが、直線に入ったあと案外伸びなかった。結果論だが一頭前において全く前に出なかったので、馬ごみが苦手かもしれない。ゴール前でも極端に垂れているわけではないので、次走牝馬限定戦に出走してきたらもう一度見直してみたい。 【次走注目度：A】
新潟10R 3歳上3勝クラス ダ1800m 晴 良
1番 バハルダール（4番人気2着）
勝ち馬との着差、力量差はあったものの、4角を回って直線だけでほぼ最後方から他馬をゴボウ抜きして、2着まで押し上げた。前残りのレース結果を考えれば内容的には評価できる。上がり37.0秒も2位に0.7秒差と圧倒的で、58kgの斤量を考えるとこのクラスでも脚力はかなり上位と思われる。次走無条件で狙ってみたい。 【次走注目度：S】
【8月6日】
札幌11R G3エルムステークス ダ1700ｍ 曇 不良
9番 シルトプレ（13番人気5着）
スタートはサッと出たものの二の脚つかずにあっという間に後方3番手。4角を回ってもまだエンジンがかかっていない感じだったが、直線半ばでスピードに乗るとゴール前はまさに猛追で5着。道中いずれかのタイミングでもう少し前に来れていたら3着はあったか。重適性も極めて高い。展開に左右されるが基本的に人気にはならないと思うので、次走重馬場で出走してきたら穴狙いで一考したい。【次走注目度：B】
新潟11R G3レパードステークス ダ1800m 晴 良
5番 ライオットガール（5番人気1着）
どの角度から、何度見ても、褒めるべき馬はこの一頭という今日のレース。スタート良し、二の脚良し、折り合い良し、終い良しで文句のつけようがなかった。もう一回り馬体が大きくなればもっと面白いが、今のままでもダートの中距離で目が離せない存在となりそうだ。次走、大いに期待したい一頭。【次走注目度：S】
（文：のら~り）
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【霧プロの重賞レースおさらい帳】レパードＳ2023 『夏は牝馬』を体現! ライオットガールが灼熱のサバイバルレースを制す
ウマニティ
8月7日(月) 13:00
新潟県の夏は暑い。
一応冬は雪国扱いされている地ではあるのだが、夏は避暑地になるわけではなく、ただただ暑い。
筆者自身も新潟人なので最早諦めの境地だが、冬は寒いのだからせめて夏は涼しくあれと思ってしまう。
しかし、そんな願いも虚しく、今週もまたこれ以上ない好天だった。
新潟競馬場のダートは乾きに乾き、パッサパサの状態。土曜の段階から、ある程度前々に付ける先行力や機動力がないと厳しいと思える馬場と化していた。
そんな環境下でありながら、ぱっと見は確固たる先行馬が少なく、どういった展開になるのか読みづらかった今年のレパードＳ。前走で逃げ勝っているエクロジャイトや、芝路線から挑んできたパクスオトマニカあたりが行くかと思いきや、迷いなくハナを奪ったのはルクスフロンティアだった。
そのまま中盤まで大きくペースを落とさずに進み、一時は大逃げに近い形に。その後巧みにペースを落としたものの、後続の追い上げも甘くなく、まるでアメリカのダート戦のようなサバイバルレースの様相を呈すことに。能力の足りない馬は容赦なく振り落とされ、機動力に欠ける馬達は勝負に加わることもできず、結果、上位のほとんどが序盤から前目に付けることができていた馬達だった。
そんな中を道中2番手から堂々と押し切ったのが牝馬のライオットガール。
かなりタフなレース展開に映ったが、本馬は前走で古馬の3勝クラスで好走。中京の勝負所で一際大きく外を回るという、並の馬なら一発アウトの乗り方でも頑張っており、それに比べたら同世代同士でスムーズに、かつロスも少なく運べた今回のほうが楽に感じたかもしれない。
4月から毎月コンスタントに使われながらもレースレベルを上げ、遂には重賞タイトルまで獲得したあたり、そのタフさには恐れ入る。牝馬ゆえに今後の路線はかなり幅広いが、今後地方交流重賞などに挑戦しても問題なく能力を発揮できるタイプではないだろうか。今後の動向も注目しておきたい。
2着には久々の実戦だったオメガギネス。
レース間隔が空いた分か道中の行きっぷりは良すぎるほどだったが、直線を迎えても手応えは十分。ライオットガールの頑張りの前に僅かに屈したものの、ほとんど勝ちに等しい内容と評価していいだろう。
2月の時点で優秀な指数を記録していた馬だが、久々でもその能力に陰りはなく、順調に成長を果たしていたのは大きい。同父のミトノオーをはじめとした一線級との対戦はまだだが、そこに並んでも不思議ないスケール感を備えた存在だ。
3着には逃げて粘りに粘ったルクスフロンティア。
ここまでは好位からの先行抜け出しで2勝を挙げており、逃げの手に出た時はいずれも敗れているので、ここまでの迷いなき逃走劇は少々意外だったが、指数面で見ると逃げた時のほうが高いレースレベルで走れていた馬。
気性の勝ったエピファネイア産駒らしく、変に溜めるよりは強引でも自分でペースを作ったほうがいいタイプなのかもしれない。今回の好走は今後の活躍のための良いきっかけになったのでは。
逃げられなかったエクロジャイトも離されはしたものの崩れず4着を確保。
逃げ勝ってきた馬が他馬にハナを叩かれて大きく崩れるシーンは珍しくないが、そうした面を見せなかったあたり、今後も戦法に柔軟性が出せそう。勿論理想はハナなのだろうが、展開に応じた立ち回りを見せてくれるのでは。
一方、大きく人気を裏切る格好となったのがミスティックロア。
浮き沈みの激しそうな血統と、ややバランスが悪く映る走法の持ち主で、これまでと大きく変わる舞台設定がどう作用するか注目していたが、1コーナーを上手く回りきれずに膨れ、その後の走りもぎこちなく、全くレースに参加できていない状態。良い方向に振れる可能性もあるように思えたが、想像以上に悪い方向へと振れてしまった。
それでもここに至るまでの阪神における3戦は文句なしにハイレベルと思えたし、自分の競馬ができれば惨敗からの巻き返しも普通にあり得る血統馬。もう少しじっくり運べる舞台や相手関係、そして右回りに戻った際にもう一度注目してみたい。
同じく阪神からの転戦で流れに乗れなかったクールミラボーも、舞台や展開が変わればすぐにでも巻き返しそうなタイプ。こちらも同様に反撃の時を上手く狙いたい。
それにしても、勝ったライオットガールの血統は父シニスターミニスター×母父ハーツクライ。
2着のオメガギネスが父ローエングリン×母父ハービンジャー。
3着のルクスフロンティアが父エピファネイア×母父ステイゴールド。
……と、勝ち馬の父を除けば、妙に芝に縁のある血統馬が目立ったのが印象的な一戦だった。
昨年の勝ち馬カフジオクタゴンも父モーリス×母父メジロベイリーと芝っぽい構成だし、一昨年の勝ち馬であるメイショウムラクモも父ネオユニヴァース×母父キングヘイロー。これまた芝G1馬同士の構成だ。
確かなダート適性を備えながら、バリバリの100％ダート血統でなく、エッセンス的に芝っぽい血統を持つ……これが当レースに向く馬のイメージなのかもしれない。
※来週の当記事は、筆者都合により休載いたします。ご了承下さい。
○霧（きり）プロフィール
ウマニティ公認プロ予想家。レース研究で培った独自の血統イメージに加え、レース戦績や指数等から各馬の力関係・適性を割り出す”予想界のファンタジスタ”。2023年1月には、長年の活躍が認められ殿堂プロ入りを果たす。
霧プロの最新予想ページはこちら
※週末の枠順発表までは直前週結果ページへ遷移します。
【エルムＳ 村瀬プレイバック＆次は買い】ワールドタキオン４角先頭で連確保は立派のひと言
©サンケイスポーツ
8月7日(月) 09:28
【レパードＳ】ライオットガール１３年ぶり２頭目の牝馬Ｖ しぶとい末脚で牡馬を振り切る
©サンケイスポーツ
8月7日(月) 07:19
岩田望来（２３）＝栗・フリー＝騎乗で５番人気のライオットガールが２番手から抜け出して快勝。開業２年目の中村直也調教師（４４）＝栗＝ともども重賞初勝利を飾った。牝馬の優勝は２０１０年ミラクルレジェンド以来１３年ぶり２頭目で、牡馬を封じた勝負根性で今後の活躍が期待される。
◇
夏空の新潟でダート界の新星が誕生した。シニスターミニスター産駒のライオットガールが、１３年ぶり２頭目となる牝馬Ｖ。２日連続のメイン制覇を飾った岩田望騎手はゴール板を過ぎるとガッツポーズを決めた。
「スムーズにいけば勝ち負けできるのでは、という手応えで直線に向きました。追い出したタイミングが良かったと思いますし、馬もそれに応えてよく頑張ってくれました。まだまだ強くなると思います」
スタートを決め、離れた２番手をリズム良く追走。勝負どころからじわじわと差を詰めて、抜群の手応えで直線へ。懸命に脚を伸ばし、ラスト１ハロンを切ったあたりで逃げ粘るルクスフロンティアを捕らえると、外オメガギネスの猛追をクビ差でしのいだ。
１８度目の挑戦で重賞初勝利を飾った中村調教師は「なかなか勝てなかったのでうれしい限りです。思った以上に強かったです」と笑顔。うれしい初タイトルをもたらした期待馬は今後、放牧に出されて遅めの夏休みに入る予定だ。
今年、南関東の無敗３冠馬ミックファイアを生み出した父シニスターミニスターから、またも登場した重賞ウイナー。ダート界の登竜門を制した牝馬の今後から目が離せない。（三浦凪沙）
■ライオットガール 父シニスターミニスター、母マリアビスティー、母の父ハーツクライ。黒鹿毛の牝３歳。栗東・中村直也厩舎所属。北海道浦河町・ヒダカフアームの生産馬。馬主は㈲ヒダカファーム。戦績９戦４勝。獲得賞金７０８３万９０００円。重賞は初勝利。レパードＳは中村直也調教師、岩田望来騎手ともに初勝利。馬名は「１９９０年代初頭のアメリカのサブカルチャー運動」。
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夏空の新潟でダート界の新星が誕生した。シニスターミニスター産駒のライオットガールが、１３年ぶり２頭目となる牝馬Ｖ。２日連続のメイン制覇を飾った岩田望騎手はゴール板を過ぎるとガッツポーズを決めた。
「スムーズにいけば勝ち負けできるのでは、という手応えで直線に向きました。追い出したタイミングが良かったと思いますし、馬もそれに応えてよく頑張ってくれました。まだまだ強くなると思います」
スタートを決め、離れた２番手をリズム良く追走。勝負どころからじわじわと差を詰めて、抜群の手応えで直線へ。懸命に脚を伸ばし、ラスト１ハロンを切ったあたりで逃げ粘るルクスフロンティアを捕らえると、外オメガギネスの猛追をクビ差でしのいだ。
１８度目の挑戦で重賞初勝利を飾った中村調教師は「なかなか勝てなかったのでうれしい限りです。思った以上に強かったです」と笑顔。うれしい初タイトルをもたらした期待馬は今後、放牧に出されて遅めの夏休みに入る予定だ。
今年、南関東の無敗３冠馬ミックファイアを生み出した父シニスターミニスターから、またも登場した重賞ウイナー。ダート界の登竜門を制した牝馬の今後から目が離せない。（三浦凪沙）
■ライオットガール 父シニスターミニスター、母マリアビスティー、母の父ハーツクライ。黒鹿毛の牝３歳。栗東・中村直也厩舎所属。北海道浦河町・ヒダカフアームの生産馬。馬主は㈲ヒダカファーム。戦績９戦４勝。獲得賞金７０８３万９０００円。重賞は初勝利。レパードＳは中村直也調教師、岩田望来騎手ともに初勝利。馬名は「１９９０年代初頭のアメリカのサブカルチャー運動」。
レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者（JRA）発行のものと照合してください。
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