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着 順 |
枠 番 |
馬 番 |
馬名 | 性齢 | 負担 重量 |
騎手 | 調教師 | 馬体重 | B | タイム | 着差 | オッズ | 人気 | 上がり 3F |
通過順 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 3 | 5 | 牝3 | 54.0 | 岩田望来 | 栗 中村直也 | 468(+2) | 1.50.8 | 11.9 | 5 | 37.3 | ②②②② | |||
2 | 4 | 6 | 牡3 | 56.0 | 戸崎圭太 | 美 大和田成 | 494(0) | 1.50.8 | クビ | 5.4 | 3 | 37.1 | ④③④④ | ||
3 | 6 | 11 | 牡3 | 56.0 | 秋山真一 | 栗 松永幹夫 | 486(+6) | 1.50.9 | 1/2 | 23.3 | 8 | 37.7 | ①①①① | ||
4 | 7 | 13 | 牡3 | 56.0 | 北村友一 | 栗 安田隆行 | 508(+2) | B | 1.51.8 | 5 | 4.8 | 2 | 38.2 | ③③③③ | |
5 | 3 | 4 | 牡3 | 56.0 | 菱田裕二 | 美 加藤士津 | 496(+4) | 1.51.9 | 1/2 | 72.9 | 13 | 38.0 | ⑥⑤⑥④ | ||
6 | 7 | 12 | 牡3 | 56.0 | 角田大和 | 栗 角田晃一 | 516(+2) | 1.52.0 | クビ | 123.0 | 14 | 37.7 | ⑧⑨⑩⑨ | ||
7 | 4 | 7 | 牡3 | 56.0 | 幸英明 | 栗 庄野靖志 | 486(+8) | 1.52.0 | クビ | 53.5 | 12 | 37.9 | ⑫⑨⑧⑦ | ||
8 | 2 | 3 | 牝3 | 54.0 | 和田竜二 | 栗 鈴木孝志 | 460(+6) | 1.52.3 | 1 3/4 | 28.9 | 9 | 38.4 | ⑥⑤⑥⑦ | ||
9 | 1 | 1 | 牝3 | 54.0 | 吉田豊 | 美 久保田貴 | 456(0) | 1.52.4 | クビ | 42.3 | 11 | 37.2 | ⑮⑮⑮⑭ | ||
10 | 8 | 14 | 牡3 | 56.0 | 松山弘平 | 栗 寺島良 | 482(+8) | 1.52.6 | 1 1/4 | 5.7 | 4 | 37.9 | ⑪⑪⑬⑫ | ||
11 | 5 | 8 | 牡3 | 56.0 | 石橋脩 | 栗 寺島良 | 520(-2) | 初B | 1.53.1 | 3 | 123.9 | 15 | 38.6 | ⑭⑭⑫⑪ | |
12 | 2 | 2 | 牡3 | 56.0 | 坂井瑠星 | 栗 四位洋文 | 504(+10) | B | 1.53.4 | 2 | 22.6 | 7 | 39.3 | ⑧⑧⑧⑨ | |
13 | 8 | 15 | 牡3 | 56.0 | 杉原誠人 | 美 中川公成 | 438(-8) | 1.53.7 | 1 3/4 | 36.4 | 10 | 40.0 | ④⑤④④ | ||
14 | 5 | 9 | 牡3 | 56.0 | 川田将雅 | 栗 矢作芳人 | 520(0) | 1.54.3 | 3 1/2 | 3.0 | 1 | 39.9 | ⑧⑪⑩⑫ | ||
15 | 6 | 10 | 牡3 | 56.0 | 田辺裕信 | 美 久保田貴 | 478(+2) | 1.57.1 | 大差 | 18.3 | 6 | 42.4 | ⑫⑪⑬⑭ |
ラップタイム | 12.5 - 10.9 - 12.3 - 12.6 - 12.2 - 12.7 - 13.2 - 12.0 - 12.4 |
---|---|
前半 | 12.5 - 23.4 - 35.7 - 48.3 - 60.5 |
後半 | 62.5 - 50.3 - 37.6 - 24.4 - 12.4 |
■払戻金
単勝 | 5 | 1,190円 | 5番人気 |
---|---|---|---|
複勝 | 5 | 330円 | 5番人気 |
6 | 230円 | 4番人気 | |
11 | 500円 | 6番人気 | |
枠連 | 3-4 | 3,610円 | 18番人気 |
馬連 | 5-6 | 3,790円 | 10番人気 |
ワイド | 5-6 | 1,250円 | 10番人気 |
---|---|---|---|
5-11 | 2,480円 | 29番人気 | |
6-11 | 1,960円 | 21番人気 | |
馬単 | 5-6 | 8,350円 | 29番人気 |
3連複 | 5-6-11 | 20,790円 | 68番人気 |
3連単 | 5-6-11 | 124,360円 | 395番人気 |
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土曜日の新潟ダートのレース結果、近年のレパードSの結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。
この中間、雨量計で観測された降水はゼロ。土曜日も好天となり、ダートコースは終日良馬場(JRA発表)でレースが行われた。早朝におけるJRA測定含水率は、ゴール前が1.1%で、4角は2.0%。かなり乾いた状態となっている。
土曜日施行のダート1800m戦4鞍を振り返ると、前めの位置で運んだ馬の活躍が顕著。勝ち馬はいずれも4角4番手以内、3着以内馬12頭中10頭が4角を5番手以内で通過している。先行力や機動力の要求度が高いコンディションだった。
その一方、勝ち馬はみな上がり3F4位以内でフィニッシュ。上がり3F1~2位馬は【3.3.0.3】の好成績を収めている。先行力or機動力のみならず、持続力も求められるタフな馬場状態ということが窺い知れる。
枠順に関しては、これといった偏りが出ていない印象。砂をかぶってもひるまない馬はもちろん、キックバックを受けない位置を上手に確保さえすれば内枠でも好走できる。過度に気にする必要はないだろう。
日曜日開催中の天気は晴れベース(6日7時の時点)。発雷確率が高めの点は気になるものの、突発的な雨さえなければ土曜日の傾向を踏襲する可能性は高い。それゆえ枠順には固執せず、ある程度の位置から長くいい脚を使えそうな馬を上手に狙いたいところだ。
なお、過去5年のレパードSの勝ち馬は、ダート1400~1800mのレースにおいて着順が1着、かつ4角通過順が2番手以内となった経験がある点で共通する。本番でのポジションがどうなるかは別にして、先行策で勝ち切った過去の経験が活きるケースが非常に多い。見逃せない傾向といえよう。
また、近走の内容も重要な要素。過去5年の勝ち馬5頭は、みな近2走内に上がり3F3位以内での1着経験があった。息の長い脚を使えるという面は、先述した馬場想定にも通じるため、該当する馬は人気の有無にかかわらずマークが必要だ。
今回の出走メンバーで、先述した要点(過去実績+近2走の内容)を満たしているのは、⑪ルクスフロンティア、⑫マテンロウガイ、⑬エクロジャイト、⑮ハッスルダンク。よって当欄では、これら4頭を注目株として推奨したい。
プロ予想MAXが誇る予想神「スガダイ」×Mr.場立ち「田倉の予想」がレパードSを大展望!トッププロ予想家のハイレベルトークをお届けいたします!
出演:スガダイ(予想神) 田倉の予想(Mr.場立ち) MC:岡田大(ウマニティ編集長)
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毎週プロ予想MAXの予想家に週末重賞への見解、注目馬について取材、紹介する連載「プロ予想家最速予想」。第27回はレパードSについて夢月プロ・金子京介プロの2名にお話を伺いました。早速、レースへの見解と注目馬を紹介していきます。
【金子京介】ー関東主場全レースのパドックに立つ孤高の“馬見家”
関東主場全レースのパドックをチェックし、馬体、馬具、脚元の状態、返し馬など、競走能力に関わる全要素を網羅的に吟味。圧倒的相馬スキルで、穴馬を発掘する金子京介プロにレパードSについてお聞きしました。
―抽選対象馬が多く、難しいかと思いますが、レースのポイントからお願いします。
一昔前までは、1勝クラスを勝ち上がった直後といったタイプは通用しないレースだったんですよ。ただ、最近は傾向が変ってきて、実績や実力より、調子が結果を左右している印象なんです。なので、この夏に調子がいい馬を狙うのがポイントですかね。
―調子というのは、調教から判断する感じになりますか。
そうですね。直前の追い切りで機敏に動いた馬が来るようになっています。
―昨年はカフジオクタゴンが7番人気で勝ちましたが、調教は良かったですか。
かなり調子が良かったですね。飛節の折りが深くて、こいつ脚遅いだろうなあってタイプなのですが、レパードSの週には腰のハマりがしっかりしていて、「あれ? 脚長だな」と感じさせるフットワークをしていました。「でも、弱いしなぁ」と思っていたら勝ちましたよね。その結果を受けて、さらに調子が重要な重賞だなと。
―となると、取材が最終追い切り前なのは非常に残念ですね。新潟ダート1800mに合う産駒や血統、あるいは馬体があればお願いします。
個人的に馬券の相性が良いのはシスターミニスターですね。馬体的には細身なのに、芝で走れず、ダートでシャキシャキ動くみたいなタイプが新潟に合いますね。
―なぜ細身なのにダートが合うんですか。
繋ぎが立ちすぎているからです。
―すみません。さっぱり分かりません。
繋ぎにクッションがなく、地面に後肢を突き刺すように着地するタイプは、飛節にも当然影響が出てきますから、そういうタイプが芝でキックしてもまったく威力がないんです。
―キック力がないから芝はダメっていうのはわかりました。ただ、ダートへ来て、キック力のなさが相対的に軽減されても、利点にはならないような気がします。
このタイプでダートで顕著な成績を挙げる馬というのは、ほかの部分で補っているわけですよ。身のこなしが良かったり、スピードに長けていたり。
―別の部分で補うと。
もう一つ、繋ぎが立ちすぎていることが、新潟ダート1800mで利点になる部分があるんですよ。新潟ダートはカーブがきついですよね。ということは、インベタで加速すると、体の軸を斜めにしなくてはいけないわけですよね。
―そうですね。
そこで、クッションのいい馬だと、地面をグリップして、力を溜めすぎてしまうと。つまり、一瞬脚抜きが悪くなる原因になるんです。それに対して、繋ぎが立ちすぎている馬は、ポンと立って、ポンと蹴るから、単純にカーブでの脚抜きがいいんですよ。
―なるほどなるほど。
カーブで体を傾けているときでも加速がつくわけです。
―そういうことになりますよね。
でも、そうじゃないんですよ。
―はい?
レパードSは、さっき言ったように、コース適性云々より調子なんですよ、調子。
―ああ、そういうことか(笑)。となると、やはり最終追い切り前なのは痛いですね。
そうなんですよ。まあ、個人的には2勝クラスを勝っている大型馬がいいんですけどね。ちょっと待ってくださいよ。ええと……。
―賞金が足りているエクロジャイトはどうですか。適性的に。
うーん許せるかな、くらいの適性はありますね。過去のレパードSで単勝を買って何十万勝った年は、はっきりと腰高の体形で、前肢が短くて、後肢が明らかに長くて、前傾姿勢で、トモに幅があまりないのに腰はしっかりしていて、後ろ脚が直飛節というタイプを狙ったんですよ。
―今年、そのタイプはいるんですか。
今年は正直、微妙なところですね。昔だと、ケンシンコウがそうですね。あと、インカンテーション、クロスクリーガーも良かった。
―すごいなあ。いる年は教えてくださいね。ええと、最終追い切り前で、適性も微妙となると、……パクスオトマニカとかどうですか。ダート適性はありそうですか。
初ダート……嫌な感じですね。ヴィクトワールピサの産駒ですよね。産駒的には、ダートでは可もなく不可もなくです。ダービーで逃げたことは、芝を走るなら秋につながるんですけどねえ。まだ、緩いですしね。これから強くなる余地のある馬体です。
―これからの馬ですか。では、抽選対象ですけど、人気になりそうなミスティックロアの適性はどうでしょう。
ミスティックロア。Arrogateですよね。下級条件は突破するけど、上にいくとダメなんですよ。ええと、もう一度ちょっと今、レース映像見ていいですか。
―どうぞどうぞ。
※ミスティックロアのレース映像を見る金子さん。取材はZOOMです。
ああ、Arrogateって感じですね。前脚の蟹股とか、前肢、特に右前脚だけ外に出てる様子とか。「フットワーク、わりぃなぁ」みたいな。
―(笑)。
取材後記:競走における「緩い」がもつ複数の意味など、まだまだ書きたかったことは山ほどあるのですが……。しかし、知識の希少性による面白さというのを再確認させられますね。
【夢月】ー高精度の数値化が生み出す至高のデジタル予想
出走各馬の的確な能力比較と希少なデータで回収率を向上させる夢月プロにレパードSについてお聞きしました。
―予想のポイントからお願いします。
抽選対象の馬に有力馬が多数いますし、展開も抽選対象の馬次第なところがあるので非常に難解ですね。力も拮抗しているので、変わってくれそうな馬をいくつか見つけておいて後は人気次第といったところでしょうか。
―11/17の抽選ですから、狙った馬が抽選外はありえるラインですよね。変わってくれそうな馬というのも、最終追い切り前だと難しいかもしれません。コース適性の観点でプラス、マイナスを感じる馬がいればお願いします。
プラスに働くのはルクスフロンティアでしょうか。スタミナが豊富というわけではないので、直線は短いほうが良さそうです。マイナスだと思うのはレッドプロフェシーです。前々走はかなり左回りに苦戦していました。能力は高いのでどこまで改善されているかですが、現状マイナスなのは間違いないと思います。
―2頭とも抽選対象馬ですが、突破してくれたら参考にしたいです。前回の取材では、軸馬としてシルトホルンを挙げていただき、見事2着でした。その際、条件戦をともに走ったニシノライコウをモノサシに、安定して力を出せるとお話いただきました。今回はかなり能力比較が難しいと思いますが、レースレベルを図るうえで、重要視していることや判断基準があればお聞かせください。
大まかには持ち時計ですが、時計が出やすい馬場だったのか、レースに出走した馬が次走どれだけ好走したかなどもみます。あと、レースレベルというわけではないんですが、スローペースのなか良い脚で追い込んできたり、ハイペースのなか粘りこんだりと、展開不向きでも好走した馬は時計以上の価値があると思います。単純に時計で正確に強さを計ることは難しいので、このあたりは余力や不利などでもころころ評価が変わってしまいますね。
―ありがとうございます。出走予定馬も含め、今年前走のレベルを評価できる馬はいるでしょうか。
時計的にはレッドプロフェシーですね。時計が出やすい馬場ではあったものの、余力十分のなか、かなりの好時計で走ったのでレベルが高いと思います。6馬身離された2着のベルウッドグラスも、次走半馬身差の2着と、2戦連続での2着。決して相手が弱かったわけではないと分かります。ただ、レッドプロフェシーは、前述したように、コース適性にマイナス要素があるため、今回は推奨できないですね。
―なかなか悩ましいですね。収得賞金上位のエクロジャイトはどうですか。2走前のヒヤシンスSはぺリエールの3着、前走の鳳雛Sは逃げ切り勝ちを決めました。ただ、1000m通過63秒2ですが……。
そうですよね。相当楽に運んだので、あまり評価してません。
―同じく出走可能馬のパクスオトマニカなど、同型もいます。
抽選の馬にも、ゴールドバランサーを筆頭にテンが速そうな馬がちらほらいますし、仮に自分の形に持ち込めても前走よりは厳しい競馬になると思います。人気サイドで危険と感じるのはこの馬ですかね。
―展開面で割引が必要と。抽選対象馬ですが、ミスティックロアはどうでしょう。1週前はCWで6ハロン78秒0。調教で注目している点も含め、評価をお願いします。
調教は成長力を見る場合もありますが、基本的には状態を見ています。前走より良い時計で走れているかを一番重要視しますね。今回は、手応えよく好時計で走れていますし、状態は良いと思いますよ。
―横の比較ではどうですかね。軸になりうる馬ですか。
あくまで現状ですが、この馬を軸として考えています。
―おお。
前走は馬体重を増やして成長していましたし、余力十分で時計を詰めての圧勝でした。まだまだ底を見せておらず力は上位のものがあると思います。
―もう一段階、強い姿を見せてくれるといいですね。最後に穴っぽいところで、注目している馬いればお願いします。
メイショウフジです。前走は直線で前が壁になり追い出すのに時間を要しました。前が空いてから鋭い脚を使っているように、非凡な決め手があります。先行力のあるメンバーが揃ってくれれば面白いと思いますね。
取材後記:どの馬が抽選を突破するかで、展開もがらっと変わりそうです。エクロジャイトを切れるだけでも、馬券的に助かりますね。
以上、プロ予想家2名のレパードSの見解と注目馬を紹介しました。今回はキャリアの浅い3歳馬同士のうえに、抽選対象馬が多く、なかなか難しそうでした。ただ、お二方とも、エクロジャイトを疑問視していましたね。ミスティックロアが、どちらに転ぶか楽しみです。
(文・垣本大樹)
◆エクロジャイト・安田隆師「ここでもマイペースで運べれば」
◆オメガギネス・大和田師「前走と同じくらいの状態にはある。先行馬を見ながら行ければ」
◆クレメダンジュ・鈴木孝師「広いコースの方が競馬はしやすいはず」
◆クールミラボー・寺島師「暑い時期でもカイ食いは良く、体質も強くなっている」
◆ソッコータルマカ・四位師「すんなり先行して気持ち良く走れれば」
◆ツウカイリアル・庄野師「力む面が距離に影響しなければ」
◆パクスオトマニカ・久保田師「ダート自体はこなせると思います」
◆ハッスルダンク・杉原騎手「左回りは問題ない。流れに乗って手応え良く回ってこられれば」
◆ベンダバリラビア・寺島師「ブリンカーを着けてどれだけ走れるか」
◆マオノアラシ・加藤士師「直線が長い方が競馬はしやすいタイプ」
◆マテンロウガイ・角田師「口向きを考えると左回りの方が良さそう」
◆ミスティックロア・久保助手「とにかくイレ込むので、自分との戦いです」
◆ライオットガール・中村師「流れに合わせて競馬ができる」
◆リバートゥルー・久保田師「直線で外に出して、どれだけ脚を使えるかですね」
◆ルクスフロンティア・松永幹師「うまく先行できればもっと楽な競馬になるはず」
2013年以降(過去10年)の性別成績は、牡馬【10.9.8.105】、牝馬【0.1.2.13】。前者が優位の立場にある。しかも後者の好走(3着以内)は、ダートの通算成績において複勝圏外が1回以下、かつ前走1着の底割れしていない馬だけ。気に留めておきたい傾向だ。
(減点対象馬)
③クレメダンジュ ⑤ライオットガール
2013年以降の1~2着馬20頭の前走使用距離を確認すると、1600m、1700m、1800m、2000mの4パターンに集約される。これ以外のステップで臨んだ馬は、2着連対圏に届いていない。
(減点対象馬)
②ソッコータルマカ ③クレメダンジュ ④マオノアラシ ⑩パクスオトマニカ ⑪ルクスフロンティア
前走の着順については、JRA重賞が12着以内、地方交流重賞およびJRAのOP特別なら8着以内、それ以外であれば5着以内がひとつの目安。2013年以降の1~3着全馬がこの条件をクリアしていた。
(減点対象馬)
⑧ベンダバリラビア ⑩パクスオトマニカ ⑮ハッスルダンク
2013年以降の2着以内馬20頭の前走をクラス(レース格)で分けると、Jpn1、JRA・G3、JRA・OP特別、JRA・2勝クラス(旧1000万下)、JRA・1勝クラス(旧500万下)の5通り。ただし、条件クラス組の2着連対圏入りは、前走が左回りのレースだった馬、もしくは前走が2勝クラスでタイム差0秒5以上の1着馬に限られる。その点には配慮が必要だろう。
(減点対象馬)
③クレメダンジュ ⑤ライオットガール ⑥オメガギネス ⑧ベンダバリラビア ⑨ミスティックロア ⑩パクスオトマニカ ⑭クールミラボー ⑮ハッスルダンク
2013年以降、前走が国内の非重賞戦、かつ前走の単勝人気が7番人気以下だった馬が、当レースで3着以内に入ったケースはゼロとなっている。該当馬は疑ってかかりたい。
(減点対象馬)
⑦ツウカイリアル ⑫マテンロウガイ
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数少ない3歳限定のダート重賞ということもあってか、世代トップクラスのダート馬の出走が多く、ハイレベルな一戦になりやすい。それゆえに、勝利するにはかなり高いU指数が求められる。直近5年の勝ち馬の最低指数は89.6なので、「90くらいはないとアタマで狙うのは難しい」と考えたほうがいい。2~3着にしても、稀に低指数馬の激走は見られるものの、1着同様に89台後半以上の馬が大半を占める。よって、90以上の馬を中心に馬券を組み立てるべきと結論付けていいだろう。
中心には1位にランクされている⑨ミスティックロア(92.9)を推す。デビュー戦は既走馬相手に勝利を逃したが、その後は順調に2連勝を達成。とくに3馬身差の完勝だった前走内容は秀逸で、さらに上でもやれる勢いを感じさせた。引き続き鞍上は川田騎手。陣営の期待も高く、重賞でも上位争いを演じられるとみる。
ほかでは、初の年長馬相手となった前走で2着に好走した3位⑭クールミラボー(92.3)、鳳雛Sの勝ちっぷりが鮮やかだった4位⑬エクロジャイト(91.0)、すでに2勝クラスを勝っている6位⑤ライオットガール(90.1)に注目したい。
これまでに2頭以上の勝ち馬を出した種牡馬は、キングカメハメハ(12年ホッコータルマエ、19年ハヤヤッコ)、ネオユニヴァース(16年グレンツェント、21年メイショウムラクモ)の2頭。思いのほか芝向きの種牡馬も活躍する傾向にあり、昨年のカフジオクタゴンはモーリス産駒としてのダートグレード競走初制覇も達成している。過去ではディープインパクト産駒の11年1着ボレアスなども種牡馬成績を鑑みると稀有な例といえるだろう。
ほか、20年に逃げ切り勝ちを果たしたパイロ産駒のケンシンコウは、不良馬場も相まって新潟ダート1800mのコースレコードを更新。3着にも同産駒のブランクチェックが入線していたが、13年1着インカンテーション(父シニスターミニスター)、13年2着サトノプリンシパル(父Bernardini)、16年3着レガーロ(父Bernardini)と1分51秒未満の決着になった年はA.P. Indyの直系が上位争いを繰り広げている。
マテンロウガイは、父リアルスティール×母エアベルヘザー(母の父エンパイアメーカー)。父系祖父ディープインパクトは11年ボレアスの勝利により種牡馬としてダートグレード競走初制覇を達成。21年3着レプンカムイ、22年3着ハピと直近2年はキズナ産駒が健闘しているため、今後はディープインパクト系としても存在感を示していくかたちになりそうだ。本馬は従兄にエアアルマスなど、ダート実績の目立つ一族であることも評価しやすい。
パクスオトマニカは、父ヴィクトワールピサ×母ディープラヴ(母の父ディープインパクト)。同産駒からは20年2着ミヤジコクオウが出ており、父系祖父ネオユニヴァースは先述のとおり2頭の勝ち馬を出すなど「2-1-0-5」と好相性を示す。一見すると「父×母の父」の配合はダート向きの印象を受けないが、17年新潟大賞典を勝った叔父サンデーウィザードはダートのオープンでも好走歴があり、新潟やダートという舞台設定は一考に値する。
エクロジャイトは、父ヘニーヒューズ×母オージャイト(母の父キングカメハメハ)。同産駒は5頭が出走して「1-0-2-2」、馬券圏外に敗れた馬も18年4着ドンフォルティス、19年5着サトノギャロスの2頭なので、まだ掲示板を外す凡走例がない。なお、14年1着アジアエクスプレスは芝とダートの両方で重賞勝ちを収めることになった。一方、昨年は同じ母の父となるハピが3着に好走。キングカメハメハの血を引く馬としても注意が必要だろう。
2009年に新設された3歳限定のダート重賞で、舞台は真夏の新潟競馬場。第1回(2009年)を勝ったトランセンドを筆頭に、その後のダート路線の中核を担っていく好素材が多く集まる。第2回(2010年)の覇者ミラクルレジェンドは、JBCレディスクラシックを連覇するなど牝馬ダート路線の女王に君臨。第4回(2012年)を制したホッコータルマエは、日本競馬史上初となるG1(Jpn1)10勝を挙げるダート王に上り詰めた。第6回(2014年)は前年の芝の2歳チャンピオンのアジアエクスプレスが優勝。勝ち馬のキャラクターは多彩だ。