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新潟2歳Sの歴史と概要
2013年の優勝馬ハープスター
2歳世代で最初に行われるマイル重賞で、翌年のクラシックを意識した高素質馬が東西から集結する。1200ｍ戦時代は、第10回（1990年）のビッグファイト、第14回（1994年）トウショウフェノマなど、早熟タイプの勝利も多かったが、距離が延伸された1997年から状況が一変。第18回（1998年）のロサード、第21回（2001年）のバランスオブゲーム、第28回（2008年）のセイウンワンダーなど、古馬になっても息長く活躍するタイプの勝ち馬を輩出するようになった。第33回（2013年）を制したハープスターは、翌年の桜花馬に輝いた。
歴代優勝馬
1986年以降の優勝馬を掲載しています。優勝馬の馬齢は2000年以前も現行表記と統一しています。
| 回数 | 開催日 | 優勝馬 | 性齢 | 勝ち タイム |
騎手 | 調教師 | レース 結果 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
第43回 |
2023年8月27日 新潟 芝1600m |
 |
アスコリピチェーノ | 牝2 | 1:33.8 | 北村宏司 | 美 | 黒岩陽一 | 全着順を 見る |
| 第42回 |
2022年8月28日 新潟 芝1600m |
 |
キタウイング | 牝2 | 1:35.9 | 戸崎圭太 | 美 | 小島茂之 | 全着順を 見る |
| 第41回 |
2021年8月29日 新潟 芝1600m |
 |
セリフォス | 牡2 | 1:33.8 | 川田将雅 | 栗 | 中内田充 | 全着順を 見る |
| 第40回 |
2020年8月30日 新潟 芝1600m |
 |
ショックアクション | 牡2 | 1:34.6 | 戸崎圭太 | 栗 | 大久保龍 | 全着順を 見る |
| 第39回 |
2019年8月25日 新潟 芝1600m |
 |
ウーマンズハート | 牝2 | 1:35.0 | 藤岡康太 | 栗 | 西浦勝一 | 全着順を 見る |
| 第38回 |
2018年8月26日 新潟 芝1600m |
 |
ケイデンスコール | 牡2 | 1:35.5 | 石橋脩 | 栗 | 安田隆行 | 全着順を 見る |
| 第37回 |
2017年8月27日 新潟 芝1600m |
 |
フロンティア | 牡2 | 1:34.6 | 岩田康誠 | 栗 | 中内田充 | 全着順を 見る |
| 第36回 |
2016年8月28日 新潟 芝1600m |
 |
ヴゼットジョリー | 牝2 | 1:34.3 | 福永祐一 | 栗 | 中内田充 | 全着順を 見る |
| 第35回 |
2015年8月30日 新潟 芝1600m |
 |
ロードクエスト | 牡2 | 1:33.8 | 田辺裕信 | 美 | 小島茂之 | 全着順を 見る |
| 第34回 |
2014年8月31日 新潟 芝1600m |
|
ミュゼスルタン | 牡2 | 1:33.4 | 柴田善臣 | 美 | 大江原哲 | 全着順を 見る |
| 第33回 |
2013年8月25日 新潟 芝1600m |
 |
ハープスター | 牝2 | 1:34.5 | 川田将雅 | 栗 | 松田博資 | 全着順を 見る |
| 第32回 |
2012年8月26日 新潟 芝1600m |
 |
ザラストロ | 牡2 | 1:33.5 | 松岡正海 | 美 | 武藤善則 | 全着順を 見る |
| 第31回 |
2011年9月4日 新潟 芝1600m |
|
モンストール | 牡2 | 1:33.8 | 柴田善臣 | 美 | 尾関知人 | 全着順を 見る |
| 第30回 |
2010年9月5日 新潟 芝1600m |
 |
マイネイサベル | 牝2 | 1:34.5 | 松岡正海 | 美 | 水野貴広 | 全着順を 見る |
| 第29回 |
2009年9月6日 新潟 芝1600m |
|
シンメイフジ | 牝2 | 1:34.4 | 岩田康誠 | 栗 | 安田隆行 | 全着順を 見る |
| 第28回 |
2008年9月7日 新潟 芝1600m |
|
セイウンワンダー | 牡2 | 1:35.4 | 岩田康誠 | 栗 | 領家政蔵 | 全着順を 見る |
| 第27回 |
2007年9月2日 新潟 芝1600m |
|
エフティマイア | 牝2 | 1:34.1 | 蛯名正義 | 美 | 矢野進 | 全着順を 見る |
| 第26回 |
2006年9月3日 新潟 芝1600m |
|
ゴールドアグリ | 牡2 | 1:35.2 | 安藤勝己 | 美 | 戸田博文 | 全着順を 見る |
| 第25回 |
2005年9月4日 新潟 芝1600m |
|
ショウナンタキオン | 牡2 | 1:35.0 | 田中勝春 | 美 | 上原博之 | 全着順を 見る |
| 第24回 |
2004年9月5日 新潟 芝1600m |
|
マイネルレコルト | 牡2 | 1:34.8 | 後藤浩輝 | 美 | 堀井雅広 | 全着順を 見る |
| 第23回 |
2003年9月7日 新潟 芝1600m |
|
ダイワバンディット | 牡2 | 1:35.0 | 蛯名正義 | 美 | 増沢末夫 | 全着順を 見る |
| 第22回 |
2002年9月1日 新潟 芝1600m |
|
ワナ | 牝2 | 1:33.8 | 田中勝春 | 栗 | 音無秀孝 | 全着順を 見る |
| 第21回 |
2001年9月2日 新潟 芝1400m |
|
バランスオブゲーム | 牡2 | 1:21.7 | 木幡初広 | 美 | 宗像義忠 | 全着順を 見る |
| 第20回 |
2000年9月3日 中山 芝1200m |
|
ダイワルージュ | 牝2 | 1:11.1 | 北村宏司 | 美 | 上原博之 | 全着順を 見る |
| 第19回 |
1999年9月5日 新潟 芝1400m |
|
ゲイリーファンキー | 牝2 | 1:22.0 | 江田照男 | 美 | 河野通文 | 全着順を 見る |
| 第18回 |
1998年9月6日 新潟 芝1400m |
|
ロサード | 牡2 | 1:22.9 | 江田照男 | 栗 | 橋口弘次 | 全着順を 見る |
| 第17回 |
1997年8月31日 新潟 芝1400m |
|
クリールサイクロン | 牡2 | 1:23.0 | 蛯名正義 | 美 | 稲葉隆一 | 全着順を 見る |
| 第16回 |
1996年9月1日 中山 芝1200m |
|
パーソナリティワン | 牡2 | 1:10.3 | 徳吉孝士 | 美 | 久恒久夫 | 全着順を 見る |
| 第15回 |
1995年9月3日 新潟 芝1200m |
|
タヤスダビンチ | 牡2 | 1:09.8 | 牧田和弥 | 栗 | 中村好夫 | 全着順を 見る |
| 第14回 |
1994年9月4日 新潟 芝1200m |
|
トウショウフェノマ | 牡2 | 1:10.1 | 田中勝春 | 美 | 尾形充弘 | 全着順を 見る |
| 第13回 |
1993年9月5日 新潟 芝1200m |
|
エクセレンスロビン | 牡2 | 1:11.5 | 藤田伸二 | 栗 | 山内研二 | 全着順を 見る |
| 第12回 |
1992年9月6日 新潟 芝1200m |
|
ペガサス | 牡2 | 1:10.1 | 田中勝春 | 美 | 大和田稔 | 全着順を 見る |
| 第11回 |
1991年9月1日 新潟 芝1200m |
|
ユートジェーン | 牝2 | 1:10.7 | 小谷内秀夫 | 栗 | 戸山為夫 | 全着順を 見る |
| 第10回 |
1990年9月2日 新潟 芝1200m |
|
ビッグファイト | 牡2 | 1:09.8 | 小島太 | 美 | 境勝太郎 | 全着順を 見る |
| 第9回 |
1989年9月3日 新潟 芝1200m |
|
ダイカツリュウセイ | 牡2 | 1:11.3 | 岡部幸雄 | 栗 | 中村好夫 | 全着順を 見る |
| 第8回 |
1988年9月4日 新潟 芝1200m |
|
マイネルムート | 牡2 | 1:09.9 | 菅原泰夫 | 美 | 栗田博憲 | 全着順を 見る |
| 第7回 |
1987年9月6日 新潟 芝1200m |
|
グリンモリー | 牡2 | 1:09.5 | 岡部幸雄 | 美 | 佐藤林次 | 全着順を 見る |
| 第6回 |
1986年8月31日 新潟 芝1200m |
|
クールハート | 牝2 | 1:10.7 | 田村正光 | 美 | 奥平真治 | 全着順を 見る |
歴史と位置付け
「新潟3歳ステークス」の名称で1968年から行われるようになったオープン競走が前身。1980年に重賞化され、新潟芝1200mで第1回が施行された。グレード制が導入された1984年にG3に格付け。1997年に距離が芝1400mに延伸され、新潟競馬場の大改修工事を経た2001年からは左回りのレースへと変貌を遂げた。またこの年は、馬齢表記の国際基準への変更にともない、競走名が「新潟2歳ステークス」に変更されている。2002年に距離が芝1600mに変更。将来性豊かな良血素質馬の出走が多く見られるようになった。
開催時期
前身のオープン競走時代は8月～11月の間で開催時期が定まらなかったが、重賞化以降は8月下旬～9月上旬に開催。
競走条件
2歳馬が出走可能。負担重量規定は一部の定量時代を除き馬齢重量（54kg）。コースは、オープン競走時代から重賞化以降の第16回までが新潟芝1200m（オープン競走時代の一部を除く。第16回は中山芝1200m）、第17～21回が新潟芝1400m（第20回は中山芝1200m、第21回から左回り）、第22回以降が新潟芝1600m。外国産馬は1994年から、地方競馬所属馬は1995年から、外国調教馬は2010年から、それぞれ出走可能となった。
年表
| 1968年 | 「新潟3歳ステークス」という名称のオープン競走としてレース創設。新潟芝1200mで施行 |
|---|---|
| 1981年 | 重賞に昇格。新潟芝1200mで第1回施行 |
| 1984年 | グレード制導入。G3に格付け |
| 1994年 | 混合競走となり外国産馬の出走が可能に |
| 1995年 | 指定交流競走となり地方競馬所属馬の出走が可能に |
| 1996年 | 中山芝1200mで施行 |
| 1997年 | 距離を芝1400mに変更 |
| 2000年 | 中山芝1200mで施行 |
| 2001年 | 新潟競馬場の大改修工事を経て右回りから左回りに。競走名を「新潟2歳ステークス」に変更 |
| 2002年 | 距離を芝1600mに変更 |
| 2010年 | 国際競走となり外国調教馬の出走が可能に |
| 2020年 | COVID-19の流行により無観客競馬として開催 |
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